キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

仏教の言葉100(老いを生きる)

2017-02-03 10:33:24 | Weblog
しばらく前に借りて心に残っています。

ひろさちやさん監修とありましたので

読んでみることに。






ひろさちやさんの著作本は、やさしい言葉で

しっかりと読者の心を掴む表現が好きですねぇ~。

また、びっくりするほど沢山の本を書いておられます。





私もあと何年かで古稀を迎えます。

そして、働いている頃とは違い時間もたっぷりあります。

我が人生を振り返ることも多く、時々人生について語る書物も

読んでいます。









(人生について考えさせられる本でした。)






そこで、なるほどと心に浸みた言葉を 仏教の言葉 『100』 の中から。



『人間の本質は老・病・死』(四門出遊)

四門とは、都の東西南北にある四つの城門のことです。

シッダールタ王子(後の釈尊)は、この門から出るたびに、それぞれの場所で老人や

病人や、死人に出会い、人間の持つ苦しみについて考えさせられます。

そして、最後に北門で出家者に出会い、釈尊はすべてを捨てて出家することになります。



老いることからも、病むことからも、死んでいく定めからも、私たちは

逃れることができません。老いを生きるとは、その事実をしっかり受け止めて

生きるということです。









(『あるがまま』 をいとおしむ素晴らしさ とあります。)






『もともとみんな、ひとりなんだ』 (生ぜしもひとりなり。死するも独りなり/一遍)

生まれてきたのもひとりであれば、死んでいくのもひとり。

もとより人はひとりなのだ。それがこの言葉の示すところです。

孤独と向き合って、孤独を生きる。不安と向き合って不安を生きる。

喜びとも向き合って、喜びを生きる。それが私たちの人生です。

現実をありのままに認めるなかに、日々を生きる輝きは広がっていきます。









(ひろさちや さん。宗教評論家という紹介が。)





『どんな一日もよき一日』  日日是れ好日

好日とはいい日、吉日です。

私たちの人生は、好日ばかりではありません。好日と悪い日があるのが

当たり前であり、必ずしも同じ割合でやってくるものでもありません。

なかには、ほとんどが悪い日だと感じる人もいるでしょう。

実際、毎日を好日に変えることはできません。しかし、毎日を好日と

考えることはできます。

つまり、どんな毎日も否定しないということです。病気のときはうんうん

苦しみ、楽しいときは思いっきり笑う。

それが日日是れ好日なのです。




読み終えた後は、何故かホッとしました。

これでいいんだ。これからも私のリズムで生きて行こう、と。

そして、私の背中を押してもらったように感じました。














コメント
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