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blue deco design lab

NY近郊、Tarrytownのギャラリーにて

絵本の取材(前のブログ参照)でSleepy Hollowに行った帰り、その南にあるTarrytownのダウンタウンに立ち寄った。メイン通りの裏道に車を駐車していた際に、ふと素敵なアートギャラリー”eyebuzz”が目に入った。ギャラリーでは、アメリカのメイン州を舞台としたペインティングを描いているBruce Habowskiというアーティストの個展を5/17まで開いているようだ。ギャラリーはこの日(日曜日)閉まっていたが、Bruce Habowskiの「Summer in the City」(写真)という作品が載っているャXトカードが店先においてあったので、持って帰ってきた。この画家の絵に妙に惹かれてしまったが、それは、ちょうどEdward Hopper (1882-1967米国の画家)の絵を思い起こさせてくれる作品だったこともあろう。

Hopperは、アメリカのャbプカルチャーにも多大な影響を与えた画家で、彼の作品の特徴は、その無機質で人間味の全く無い、孤独感が漂うアメリカの風景画。登場する人物も、顔の表情が見て取れるようなものが無く、人間嫌いだったと言われていたHopperが絵画からも読み取れるのが興味深い(写真はHopperの代表作でもある「Nighthawks」)。

僕の最も好きな映画監督、アルフレッド・ヒッチコックの代表作「サイコ」の不気味なNorman Bates邸のモデルになったのがHopperの描いた「House by the Railroad」(下記上段の写真)だと言われていることは有名(下記下段の写真が映画「サイコ」のBates邸)。


そう言えば、HopperはこのTarrytownからTappan Zee Bridgeを渡ってすぐのNyackという町で産まれているが、彼の代表作の多くはNY近代美術館 (MOMA)にも展示されている。また、久しぶりにMOMAに行きたくなってしまった。

Eyebuzz fine art
15 Kaldenberg Place
Tarrytown, NY 10591
www.eyebuzzgallery.com
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