これまで34年間で色々な車を乗り継いできたが、自分にとってはどの車も思い出深い車ばかりである。現在最終的にBMW 320i GTとBMW Z3という2台のBMWに辿り着いたが、これが終着駅かどうかはまだわからないものの、現在大変満足している。今回これまで乗ってきた車たちを振り返りながら、自分なりの車に対する思いを纏めてみた。
Part 1: 僕の車歴
自動車免許を取ったのが16歳の時。アメリカニューヨークでハイスクールに通っていた頃だったが、日本よりも2年早く免許が取れるのだ。アメリカは16歳から免許が取れるということで、父に運転の仕方を教えて貰いながら、営業時間外の近所の大きな駐車場で運転練習をして貰った。アメリカでは、日本みたいにスクールに通ったり、合宿で免許を取ったりする必要はなく、自己流で練習し、筆記と実務さえパスすれば免許を取ることが出来るので、コストもかなり安く済むのも嬉しい。
1) GM/Oldsmobile (1986~1987年)
初めて自分で運転した車という意味では、免許を取った16歳当時に父が乗っていたこちらアメ車。GM Oldmobileの車で、今見ると何ともクラシックレトロな車だが、アメ車としては当時比較的中型サイズで、割と人気のあった車種であった。父が乗らない日はこの車を借りて友人たちと映画を観に行ったり、買い物に行ったりしていたもので、何とも懐かしい。
2) トヨタ/ウィンダム (Lexus ES300) (1989年~1997年)
初めて自分で購入した車として思い出深いのが、1988年頃に購入したトヨタ/ウィンダム。当時はLexus ES300としてアメリカでは売られており、セルシオ(Lexus ES400)とウィンダム(ES300)はレクサスの兄弟車/2枚看板として人気があった。トヨタのベンツ・BMW対抗ブランドとなった“レクサス”の冠を付け、セルシオクラスのプレミアム感がありながらもどこかスポーティーだったウィンダムに惚れ込み、こちらを父と折半で購入することになったのだ。ホンダプレリュードやトヨタセリカ、日産フェアレディーなどが人気だった当時としてはかなり渋いチョイスだった。100%自分で買った車では無かったが、購入の意思決定に参加し、お金も出したという意味では初めて思い入れを持った車であったし、約8年近く乗っていたという意味では今のBMW 320i GTに次いで長かったのではないかと思う。今でもウィンダムはとても好きで思い出深い一台である。
3) Jeep Cherokee (1998年~2001年)
社会人として初めての米国駐在となったのが1998年から2001年までの4年間。アメリカ西海岸のシリコンバレー駐在であった。この時はまだ子供がおらず夫婦での駐在であったが、生活の為に夫婦それぞれが使えるよう2台の車を所有していた。この時最初に中古で購入したのがJeep Cherokeeである。元々僕は無骨なJeepのスタリングが好きで、アメリカに行ったらやっぱりアメ車、しかもJeepに乗ってみたいと思っていた。そこで近所のクライスラーのディーラーで、安くて状態も良いJeep Cherokeeの中古車を見つけ、即購入。高級感は全くなく、乗り心地は決してお世辞にも良いとは言えなかったし、長時間のドライブはちょっとしんどかった車だが、たくさんの荷物を積むことが出来たし、この粗削りなジーンズのようなカジュアル感が如何にもJeepという感じで、気兼ねなく使えてとても好きだった。結局僕は人生に大きなインパクトを受けた2台目の車を数か月後に買い、僕はそちらを通勤用のメイン車に据えたので、こちらのJeepは主に妻が乗る車となったが、Jeepと過ごした日々も良い思い出である。
4) BMW Z3 1.8L (1998年~2002年)
そしてついにZ3登場である。1997年に発売が開始されたZ3はBMWが本気で出す2シータースポーツとして当時とても注目されていた車であったし、初のアメリカ工場製造車という意味でも大きな話題となっていた。僕はこの車に対して、完全に一目惚れをしてしまい、米国に赴任する前から日本の雑誌で見て狙いを定めていたのだ。アメリカでは2台乗れる環境て、しかも子供もいない夫婦だけの生活で、更に気候が良くて雨が少ない西海岸であればオープンスポーツ/2シーターに乗るのは人生でもまたとないチャンスだと思い、Z3の新車を初めてのローンで購入した。正直初期モデルの4気筒1.8Lモデルなのでアクセルを踏み込んだ時の加速におけるパワー不足は否めなかった。それでも、念願の初BMWに乗れた歓びと、その美しいデザイン・スタイリング、希少価値や優越感という意味で、僕に大きなインパクトと影響を及ぼした車となったし、この時の影響が今現在所有しているZ3にも繋がっているのである。今を思えば、高級感のあるレザーシートの車を買ったのもZ3が初めてだった。
5) BMW 320i Touring M-Sport (2002年~2007年)
アメリカより帰国後に色々とBMW車の中で吟味した結果、今度はワゴン車に乗りたいと思うようになり、BMW 320i Touring M-Sport仕様車を新車で購入した。この車は通常の3シリーズTouringにM仕様のエアロパーツや内装などがセットになったM-Sport仕様で、今思い出しても最高に乗り心地が良く、BMWらしいキレのある、キビキビした走りがとても気に入っていた。2007年に2回目のアメリカ赴任が決まったことで、結果的にこの車も3年半で終わってしまったが、動力性・ワゴンとしての機能性などを含め、総合的には僕のBMW愛を加速させた1台となったし、ワゴン車の楽しさを知る機会となった。
6) BMW X5 (2007~2009年)
2009年から2回目の海外駐在となったが、今回はアメリカ/ニューヨーク。昔ハイスクール時代を過ごしたウェストチェスターというニューヨーク北部の郊外/住宅街に再び戻ったのも感慨深いものがあったが、この時BMWの中古ディーラーで購入したのがX5である。西海岸駐在時と違って、今回僕は電車でマンハッタンまでの通勤だった為、車は家族用に1台でOKであった。その為、ある程度キャパがあって、それでいてプレミアム感・ラグジュアリー感のある車に乗りたいと思い、BMW X3とX5を検討した結果、X5を選んだ。今でこそX3はなかなかカッコいいプレミアム感のあるモデルに変貌していてデザインも良くなったが、当時のX3はイマイチデザインがちょっとチープな感じで、好きになれなかった。X5との差が歴然としてあったのだ。逆に僕は今のX5のデザインはあまり好きになれず、どこか貫禄が漂っていた初期のX5の方が、今見てもデザイン性が素晴らしいと感じている。この車は旅行などの遠出をする際に大活躍してくれたし、まだ子供も小さかった為、とても守られているような安心感のある車であった。また、ボディーカラーはクリームホワイト色で、内装は明るいベージュレザーだったこともあり、何とも高級感の漂う車であった。中古で買ったので価格はやや安かったが、今まで購入してきた車の中でグレード的には、このX5が今でも最上位車種となっている。
7) BMW 318iセダン (2007年~2008年)
アメリカより2007年の6月に帰国してから暫くは車を買わずに、実家で長年乗っていたグレー色のBMW 318i セダン(E36型)を暫く借りて乗っていた。これは一番当時ポピュラーであったBMW 3シリーズの主力を担うモデルだったが、特に変わった装備もなく、ごく普通のセダンだった。それでも今振り返ってみると、この車もさすがBMWで、スポーツモードなどの加速感はとても気持ちよかったし、この当時の3シリーズのデザインもなかなか味わい深いものがあり、今でも中古車として人気のあるモデルである。また、僕は何よりも角度が運転手側に向いているセンターコンソール・メーター類の内装デザインがとても好きだったが、このドライバー重視の設計思想が如何にもBMWらしくて好きだった。乗っていた時期は短かったが、友人夫婦と福島旅行に行くのに使ったりと、この車をかなり満喫することが出来たのも良い思い出だ。
8) Mini Clubman S Turbo (2008~2012年)
両親もそんなに頻繁に車に乗らなくなっていたのでBMW 318iセダンを借りることに大きな支障はなかったが、でもやっぱり実家の車を100%占領するのも不味いので、自分としても新たに車を購入することにした。そこで欲しくなったのが発売されたばかりであったMini Clubmanであった。Miniの中では5人乗りの小型プレミアムワゴン車という位置づけで、観音開きのデザインなどかなり斬新でオシャレなニューモデルとして登場。エンジンはBMWで、しかもパワフルで加速もいいS Turbo仕様、そして何ともデザイン性の高い内外装は唯一無二な存在感を放っていた。日本では大きな車ではなく、小回りの利くスモールプレミアムカーを狙いたいと思ってMiniに決定。この車は相当気に入ってしまった為、結局4年間も家族で楽しんだ可愛い車であったが、今でもまたMiniには乗ってみたいと思わせてくれる、そんな特別なブランドである。Clubmanはクリーム色の外観に、チョコレートブラウンというカラーリングの内装・レザーシートで何とも素敵な1台であった。しかも、乗り換えを決断した2012年当時に中古市場でも人気車種となっていたこともあり、かなり高額で引き取って貰った。本当に親孝行な車で、その意味でも思い出に残るモデルとなった。
9) Audi A4 Allroad Quatro 限定車 (2012~2014年)
僕の車歴の中で、唯一BMWから浮気をしてしまったのが、この車である (2台持ちの際のJeep、そしてBMW傘下となっているMiniはカウントしないものとする)。しかし、それには理由があった。実はAllroad Quattroには特別な思い入れがあったのだ。アメリカシリコンバレーに駐在していた2000年頃、当時発売されたA6のAllroad Quattroのデザインがとてもカッコよく、惹かれてしまった。それ以来、いつかAudiに乗る機会があったら、Allroad Quattroを買いたいと心のどこかで思っていた。その後なかなか後継のAllroadモデルが発売されずにいたが、2012年にA4をベースにしたAllroad Quattroが久しぶりに日本国内300台のみの限定販売モデルが出たのであった。そこで気に入っていたMini Clubmanを泣く泣く手放し、このA4 Allroad Quattroを新車で購入。BMW 320i Touringでワゴン車に味をしめていたのでとても気に入っていたが、2014年にはこの限定車を通常のラインアップに加えるとの発表があったのを機に何だかAllroadに対する興味が薄れてしまい、やっぱりBMWに戻ろうと心に決めたのであった。
10) BMW 320i グランツーリスモ (GT) (2014年~現在)
AudiからBMWに戻る際、もはや普通のBMWでは物足りずにいた。でも、予算の都合もあるので、それなりに購入出来る車も限られる。そんな中で見つけたのが、当時3シリーズのラインアップに加わっていた異色モデル、グランツーリスモ(通称GT)であった。5シリーズのGTが先に出ていたが、正直5シリーズ版のGTはちょっとゴツ過ぎてデザインがあまり好きになれなかったし、価格も当然高かった。そこで目を付けたのが出たばっかりの3シリーズGTモデル。これはメインストリームの3シリーズセダンやTouringに比べ何故かあまり注目されていなかったが、実は流線形でクーペ寄りのフォルムながら、ハッチバック式になっている為、荷台スペースはTouringをも凌駕し、また全長も3シリーズの中では大きく、後部座席の広さはまさに5シリーズに匹敵するサイズ感を誇る。こんな美味しいとこ取りした車で、しかもGTという冠を持ちながら、街角で見かける台数も少ない為、希少性もあってすっかり惚れ込んでしまった。デザイン、実用性、機能性のどれを取ってもまさに完璧な家族車としての1台であった。内装もダークベージュのレザー仕様にしたが、これも一番お気に入りの内装で、ボディーカラーのネイビーとの相性も最高である。その後このGTは後継モデルが出ることもなく、今でも異色の車となっている点も気に入っているが、あまりにも気に入ってしまった結果、もう既に10年も乗り続けてしまい、これまでの車歴の中で10年を超える最長記録の車となった。この車で、僕の中では理想の車としてある程度ゴールに辿り着いてしまった感はあり、GT以降、BMWやそれ以外のブランドでも、買い替えたいと思えるほどの車に巡り合えていないというのが正直なところである。
11) BMW Z3 2.2L Edition 3 / 限定車 (2023年~現在)
最後は、ついに昨年中古車でZ3を再購入。念願のZ3復活である。これまでにも何度かブログで取り上げてきているので詳細は割愛するが、前述の通り、アメリカ駐在時代に初めて購入したBMWであったZ3は、僕にとってもBMW体験の原点で、思い入れが最も強い究極の車である。25年の歳月を経て、ようやくまたZ3に乗れるようになったのは本懐である。内装の豪華さ機能性などではGTや過去の車には遠く及ばないものの、やっぱり他の車には代えがたいオープンスポーツ/2シーターとしての圧倒的な存在感と、他の2シーターにはない個性、優れたBMWのエンジンなどが最大の魅力だ。これを130万円くらいで買えてしまうことが驚きだが、あらゆる意味において、やっとZ3に再び乗れる人生でのタイミングが訪れ、50歳を超えて“機が熟した”という思いがあり、25年も待った甲斐があったというものだ。
Part 2: 僕の車論~車への拘り
上記のように、これまで34年もの間に、計11台の車を乗り継いできた。その中で一貫した僕の車論や車の拘りについて少し纏めてみたい。
1) BMW愛
これまで乗った11台の内、7台がBMWである。Z3に初めて乗って以来、BMWの動力性能やデザイン性にすっかり惚れ込んでしまい、一度憑りつかれたらなかなか他のメーカーは考えられない(1度Audiに浮気してしまったが(笑))。やっぱりBMWエンジンの動力性能は他の自動車メーカーには無い魅力だし、”Ultimate Driving Machine”というドイツ車らしい哲学にも共感する部分が多く、同じドイツ車でもベンツとは明らかに思想が違う点も惚れ込んでいる理由だ(ベンツがダメというわけではなく、ベンツはどちらかと言えば動力性能重視というよりは、より上質で高級感のある走りを追い求めているという点ではBMWを凌駕している)。BMWでも、モデルによってドライブフィールが当然違うのだが、でもそこには一貫したBMWイズムが貫かれており、絶大なる信頼を寄せるまでに至った。
2) ボディーカラーへの拘り
僕はブルー/ネイビーが一番好きな色で、何でもブルー系を選んでしまうのだが、実は車ではなかなかネイビーの車に乗れずにいた。ようやくGTで念願のネイビー車を手にしたのだ。以前ウィンダムに乗っていた時も、ネイビーに塗り替えられないかと真剣にトヨタのディーラーに掛け合ったこともあったくらいネイビーを追い求めていたが、その後Z3では当時ネイビーの選択肢がなく、ブラックを選定。その後のTouringではシルバーに惚れ込んでしまい、X5, Mini Clubman, Audiでもホワイト系の車ばかりを選んでしまっていたが、その意味でもGTではついにカラーにおいて念願を果たした車となった。思えば随分時間がかかったものだ(笑)。今ではネイビーとシルバーが一番好きな2色だが、ネイビーのGT、シルバーのZ3という理想的な2台を今は手に入れることに成功したので大満足である。
3) 希少性・限定車
僕はどこか希少性のある車に乗るのが好きだ。やっぱりありふれた普通の車よりも、一ひねりある車が好きなのである。但し、ここで重要なのが“一ひねり”である。あまりユニーク過ぎる車も飽きがきてしまうのでNG。また当然お金をかけられるのであれば、誰も乗っていないような珍しい車も乗れると思うが、価格は普通に手に届くも、どこか人とは違うモデルに乗るというのがポイントなのである。この観点では、Mini Clubman、GTなどは該当する車であった。また数がそんなに出回らない“限定車、限定モデル”も常に興味あり、この趣旨からAudi A4 Allroad Quattro(300台限定車)や今乗っているZ3も”Edition 3” (75台限定車)は満足感のある車であった。
4) 車のデザイン、そして機能美
“車は足だ”、という人は実に多く、普通に快適に走れば、それ以上車に対して特別な拘りの無い人も実に多いと思う。僕の場合、車はちょっと特別な存在で、単に足として考えたことは殆ど無い。やっぱりFun To Drive、乗っている時に満足感を得たいという思いが強く、この自己満足感を満たしてくれる車でなければ、乗る意味がないと思っている。そして車は一種の“アート・芸術”でもあると思っているので、美しいスタイリングの車には、デザイン美という観点で惹かれてしまうケースが多い。このデザインと機能美が融合した際の付加価値感を楽しむのに車は最適なプラットフォームなのである。これまで選んできた車も、常にどこかで意識しながら、車を選ぶ際の大きな判断材料としている。
Part 3: これからの車歴はどうするか?
既にGTとZ3を手に入れた今、あまり他に乗り換えたい車も無いというのが正直な感想である。しかも最近のBMWモデルはちょっと斬新で機能性を高め過ぎてしまって、今一つ好きになれない。その意味ではGTが発売された一世代前のモデルが一番好きであった。Z3は昨年買ったばっかりなので、生涯乗るつもりで大事にしていきたいと思っているが、GTも10年を超えて、家族車として、どこかで乗り換える必要が出てくるかもしれない。またお金がいくらでもあれば、乗ってみたいという車もあるが、経済的にある程度の範囲内で検討するとなると、なかなか欲しいと思える車は少ない。
またEV車が増えてきてはいるが、エンジン車好きとしてはどうしてもEV車に乗ることに抵抗感があるし、コスパ的にも課題は多いと思うので、まだ真剣に検討したことは無い(一度BMW i3はちょっと興味を持ったことはあったが)。
これら全てを踏まえて、今少しだけ興味のある車としては、BMWで言えば新型X2とMini Countryman、ベンツだと唯一欲しいと思っているのが中古のGクラス(ゲレンデ)。もしも叶うなら、メタリックブルーのゲレンデには乗ってみたい気がする。小型車で言えばイタリア車のFIAT 500、又はABARTHはちょっと魅力的だ。
本当はもう一度Jeepにも乗りたいと思った時期もあって、先日もJeep Wranglerをチェックしていたが、今円安もあってか、価格が700-800万円くらいに高騰している。Jeepの売りは、あのベンツゲレンデにも匹敵する普遍的で角ばったデザインのSUVが、300-400万円台というお手頃な価格で買えるというカジュアル感にあったのだが、800万円もしてしまうのであれば、ゲレンデを中古で探した方が良いような気がしてくるので、もはや日本でJeepを新車で買うというのはナシだろう。
MiniはClubmanがとても好きだったので、もう一度乗ってみたいブランドではある。サイズが小さくても高級感やパフォーマンスを犠牲にする必要が無いということを初めて教えてくれたのがMiniであった。最新のMini ClubmanはBMW X2の兄弟モデル的な位置づけだが、やっぱりMiniらしいデザイン性と味付けは独特で魅力的。
今のところ、GTとZ3に120%満足していることもあり、あまり具体的に乗り換えを考えていないので現実味は全く無いが、あれこれ妄想したり、色々な車をチェックするのは面白かったりする。40年放送が続いている『カーグラフィックTV』をBSで録画して観ており、同じくBSでやっている『おぎやはぎの愛車遍歴』、またtvkでやっている人気番組『クルマで行こう!』などの車番組は結構好きで良く見ている。好きな車が取り上げられるとかなり食いついて観てしまう。ちょっとすかした解説と、ビジュアル的に美しい『カーグラ』に対して、親しみやすい『クルマで行こう!』、そしてゲストの愛車遍歴に迫るのが面白いおぎやはぎの番組など、それぞれ特徴のある番組で面白い。これからも色々な車を見ながら今後の自分の車歴がどうなるか、いつまで続くのかを妄想して楽しみたいと思う。