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僕のロットリングへのこだわり

今回は、僕のお気に入りの筆記用具ブランド、「ロットリング」をご紹介したい。
ロットリング社は世界的に有名なドイツの製図製品/筆記道具ブランドであり、その歴史は1928年にドイツ人のウィルヘルム・リープ氏が、中空パイプ式万年筆を考案したところから始まった。その後、機能を重視した数々の製図ペンを世に送り出し、高い評価を得て、ペンメーカーとして不動の地位を築いてきた老舗である。その如何にもドイツらしい、その高い技術力と信頼性は、世界中のデザイナーや設計士等から愛用されている。

社名の「ロットリング」とはドイツ語で「赤い輪」(Red Ring)という意味で、ロゴマークもその社名を表している。

僕が最初にロットリングのペンを手にしたのは確か中学生の頃。日本でちょうど漫画などを良く描いていたが、その漫画を描くのに文房具屋で手にしたロットリング社の8本入り製図ペンセットはとても魅力的だった。値段も確か2万円くらいする代物で、軽く買えるものではなかったし、中学生がペンごときに普通2万円も使わないだろう。でも、漫画用のペンや紙にかなりのお小遣いを費やしていた当時の僕にとって、このペンセットはどうしてもゲットしたいものだった。購入して使い始めてみると、物凄く手に馴染み、その精密な描き心地にすっかりはまってしまった。それ以来長年ロットリングの製品を愛用し続けている。実は今も使っている殆どのボールペンはロットリングのもの。

まずは数年前から愛用しているのが、赤ボールペン、黒ボールペン、シャープペンが一つになった3 in 1タイプのシルバー。これはメカ的にも面白い仕鰍ッだ。ボールペンの端にそれぞれ黒、赤、シャープペンのマークが印されているが、このマークを自分の方に向けながら押すと、その指定したペンが出てくる仕鰍ッ。単純だが実に理に適っており、便利な機能である。これ1本あると他のペンがいらなくなるので、出張時などは特に便利である。これと同じペンで、無印良品オリジナルモデルの白タイプも持っていたが、以前アメリカ出張時に失くしてしまった。

もう1本愛用しているのが上記3 in 1タイプの更に上を行く4 in 1タイプの黒ボディーモデル。黒、赤ボールペンとシャープペンに加え、オレンジの蛍光ペンまで付いているのだ。メカ的には同じ仕組みで、こちらも大変に便利な逸品。東急ハンズで購入した。

最近は上記2本に加え、ロットリングの中ではお安いタイプのTinkyとTinky IIも日常愛用している。どちらも白タイプを購入したが、白以外にもカラフルなラインアップ有り。これは普通のボールペンだが、そのシンプルなデザインと書きやすさはとても気に入っている。

やはりロットリングの魅力を総括すると、その硬いブランドイメージ、精密機械のような高いプレシジョンと信頼性、そして無駄の無い知的なデザイン性が見事に融合している点だろう。これからも愛用して行きたいと思う。
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