2007年にブログを開始した頃も、今を思えば仕事のことでかなりモヤモヤした気持ちが蓄積していて、"自分がやりたいことって、なんだっけ?"と自問自答していた。そして、仕事とは違う自分を色々と日記的に書き留めて行こうと言う軽い気持ちでスタートしたのだった。それまでブログと言うものに興味はあったが、正直どうやって開設していいのかもわからない中で、色々と調べて開設に漕ぎ着けた。ささやかではあるが、当時、自分なりに新しい事へのチャレンジでもあったのだ。
昨年の9月には、初のキャラスト集となる『blue deco design works』を制作、出版。そして立て続けに11月には、初の絵本となる『飛び出せインキュベース!』を制作、出版した。その意味で、制作活動として2016年はかなり充実した一年であった。そして2017年の今年、ブログ開設10周年の節目として、これまで書いてきたブログの中から、まずは僕の崇拝するブルース・リーのブログだけを整理仕直して、一冊のエッセイ本として再編集することを思い立ったのである。
エッセイのタイトルは、『ブルース・リー/世界を変えた怒りの美学』。

ブルース・リーは32年と言うあまりにも短い人生であったが、普通の人が一生かけても成し遂げられないような偉業をこの短い期間で幾つもやってのけたのだ。その輝いていた短い時間は、まさに閃光の如く、眩いばかりの生命力であった。あまりにも生き急いだとも言えるが、彼は世界を変える運命を持って生まれてきた人物なのでは無いかと思うくらい、その一生は神がかっていた。その鮮烈な生き様は僕も大きな刺激と影響を受けたし、生きて行く上で考えるべき様々な事柄の判断指針になっているのは間違いない。世界中で、様々な人達に多大なる影響を与えたのだ。
そんな僕が崇拝するブルース・リーに就いて、自由に語るエッセイを記念に残したいと言う思いで、今エッセイを纏めている最中だが、相当マニアックな内容になる(笑)。10月には完成予定なので、また完成したらブログでぜひ紹介したい。