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今年の夏も“トム・クルーズ祭り”!『Mission Impossible Dead Reckoning Part One』

トム・クルーズと言えば、昨年大ヒットした『トップガンマーヴェリック』がまだ記憶に新しいが、今年の夏はなんとまたトム・クルーズ祭りが開催されているのだ。あの大ヒットシリーズ、『ミッションインポッシブル』の最新作にして第7作、『ミッションインポッシブルデッドレコグニングパート1』がついに公開となった。今回前後編の2部作となっており、来年にはパート2が公開される予定とのことで、来年もまたトム・クルーズ祭りになると思うと今からワクワクしてしまう。

『MI』シリーズは全て観ているので、今回もシネコンでの鑑賞に出かけたが、これまでのシリーズの中でもかなりの傑作ではないかと思う。スパイアクションは安定の面白さだが、今回の敵ななんと人工知能(AI)。時代を感じさせるが、ついに敵もここまで来たかという思いだ。

お約束のアクションシーンも一段とパワーアップしており、ローマでの息を呑むド派手なカーアクション、ベニスでの肉弾戦、ノルウェイでの列車アクションなど、終始手に汗握るドキドキ・ハラハラなアクションシーンが、これでもかとばかりに盛り込まれており、何とも贅沢な作品となっているのだ。

そして公開前から紹介されている通り、ノルウェイでは崖からバイクでそのまま飛び降りる驚愕のシーンがあるのだが、これを練習を含めてトムがスタントマン無しで、自ら何度も飛んでいる映像が大きな話題となったが、実際に映画を観てみると、本当に足がすくむような、緊迫感満載の素晴らしいシーンとなっていた。そして前情報としてはあまり公開されていなかったが、列車でのアクションがまたすざましく、パートワンのクライマックスに向けて見事な展開であった。

還暦を過ぎたトムのキレっキレな走り(姿勢良く全力で走り抜ける姿を、僕は“トムっ走り”といつも呼んでいる(笑))や体を張ったアクションにも驚かされるばかりだが、今回僕が注目したのは、何とも美しい美女3人の豪華共演だ。

これまでにも登場した元MI6のエージェントであるイルサを演じるレベッカ・ファーガソンは相変わらず美しい魅力を放っていた。これに加え今回は新たなトムのバディーとなる美女、グレース役にヘイリー・アトウェルが登場。ハードなアクションもこなし、なかなかいい味を出していた。

そして僕の今回のイチオシは、ホワイト・ウィドウとしても知られる闇市場の武器仲買人であるアラナを演じる、ヴァネッサ・カービーだ。前作にも出演していたらしいのだが、あまり認識が無かった。しかし今回は出演シーンも多く、その美しさに今回思わず目を見張ってしまった。危険な香りを漂わせる美女として登場し、その吸い込まれるような目力と、時折不敵に浮かべる笑みがまた何とも色っぽいのだ!椎名林檎にも通じる妖艶さで、思わず今回虜になってしまった。洋画でここまで心を動かされた美女は、007/カジノロワイヤルに主演し、その後もフォローしていたエヴァ・グリーンを初めて見た時以来かもしれない。

今回の『ミッションインポッシブル デッドレコグニング パートワン』は、シリーズの名に恥じない素晴らしい内容の作品であった。シリーズでお馴染みのルーサーとベンジーも揃い、更には体を張った派手なアクション、そして美女の豪華共演、世界を駆け巡る魅力的な舞台と、まさに007もびっくりな盛りだくさんな魅力が満載であった。今回は物語が完結していない為、来年のパート2での更なる展開が楽しみだが、先日実施された全米映画俳優組合によるストライキによって、撮影が遅れてしまう可能性が示唆されており、来年の公開遅れが起こらないか心配である。しかし何とか予定通り、来年の6月公開を実現してほしいものである。

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