【香港屋台】成興大排トウ（香港）

実は『堂泰海鮮菜館』さんで食べたシャコとチャーハンの美味しさに衝撃を受け、「今夜は食い倒すぞ！」とばかりに立て続けに屋台をハシゴしてしまいました（笑）。 「いい店ないかな～」と男人街の飲食店冷やかしながら歩いていく。おっ、この『成興大排檔』はなかなか流行っていますね。ここで食べることにしましょう。 軒先にこんな風に海の幸が並べられていて指差しで指定できます。おじさんがマテ貝はじめ、いろいろな貝類やエビを持ってきてくれるのですが、ごめんね、我々が頼んだのは「土鍋炊き込みご飯」。具は少し逡巡していつもの豚排骨に決めました。 まずはこうやってフタをされた状態で土鍋が到着。 一端フタを開け、おじさんが特性のタレを振りかけた後、再度フタを閉じます。そうやって3～4分後、再びおじさんが現れ「食べていいぞ～」という感じでフタを取ってくれると…… モワッという湯気と共にご覧の通りのほかほかご飯が姿を現します。この瞬間はちょっと感動モノ。うわぁ、いい匂いだ～　クンクン。 さっそくお茶碗によそって一口―― うん、美味しい。おこげの香ばしさと素材の風味を殺さない程度のほどよい甘辛ダレの風味、そしてやわらかい排骨でいくらでも食べられそうです。「素晴らしい」の一言。 そしてやっぱり頼んでしまいました、「シャコのガーリック炒め」。さっきは大シャコだったので、今度はやや小ぶりのものにしました。しかしその分、尾数が多くてさっきと同等以上のボリューム！ これは食べ応えありますね～ そうやってむはむはと食べつつ顔を上げてみれば、そこは香港の裏通りの小さな雑踏の中。なんとも言えず幸せな気分。思わず「屋台最高！」と小さく叫んでしまいました。