![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「長野駅近辺でカレー屋と言えばここを置いて他なし」と言われるほどの有名店です。ココイチをはじめ、今やカレーのトッピングとしてはメジャーなものとなりつつある納豆カレーを日本ではじめて供した伝説のカレー屋。2003年には『横浜カレーミュージアム』にも参画し、究極の激ウマカレーと供した証しとして、見事に「King of Kari」の栄冠に輝いた実力あるカレー屋でもあります。 投宿先のホテルにあったグルメマップを頼りに街歩きを楽しみつつお店に到着。軒先にスキー板が掲げられるログキャビン風のお店です。見事に自分のイメージ通りで、なかなか素敵じゃありませんか。 しかし噂通りずいぶん狭い路地にあるんですね。人と人がギリギリで行き交えるかどうかの路地幅。そういった裏路地で長年操業を続け、県内随一のカレー店としての名を確固たるものとしてきた名店だけに期待せずにはいられません。はやる気持ちを抑えて店内へ。 店内も外観に違わずロッジ風の落ち着いた装飾。スキーリゾートのカフェにでも来た感じで悪くありません。11:00の開店直後ということもあって店内に他の人の姿なし。適当なテーブルに腰掛けさせてもらいメニューを開きます。頼むは納豆カレー、と行きたいところですが、実はさほどこのメニューに魅力を感じていなかったりするので(笑)、ここはプレーンにチキンカレー大辛をオーダーすることにしました。 漫画がたくさんあるので、カレーが来るまでの間読んで時間を潰そうかと思いましたが、今日は街の散策を楽しみたいので、投宿先のホテルからもらった観光マップを広げて行き先を検討。ちなみにこのマップにはカレー屋も何軒かリコメンドされており、ここ『山小屋』に加え、善光寺参道入り口にある『ジョイグル』なども掲載されています。 先付けとしてサラダが供され、その後待つことしばしでカレー到着。おお、見事な漆黒系のカレーです。よく煮込まれたチキンが豊富に入っていて実に美味しそう。さっそくいただくことにします。 おお、意外とあっさりしていて食べやすいカレーです。大辛を頼んだのでそれなりにパンチはありますが、塩分などは控えめで脂っこさなども皆無。するすると胃の腑に落ちていく身体に優しそうなカレーといった印象で毎日食べても飽きることがなさそうです。そういったカレーだけに塩分の強いらっきょうや福神漬けとの相性もバッチリ。雰囲気が雰囲気だけに、もっと乳製品をふんだんに使った濃厚で甘ったるいカレーが出てくるかと思いきや、まさかこんなにキレのいいカレーが出てくるとは嬉しい誤算でしたね。 ということで爽快な汗をかきつつあっという間の完食。食後にはアイスのサービスも。刺激あるカレーで火照った口中にこのアイスは実に嬉しいですね。コーヒーも美味しいらしいのですが、いい具合にお腹がくちくなったので今回はパスすることにして、散策を続けることにします。評判に違わぬ素晴らしいカレー屋さん。聞けば「納豆カレー」はレトルト化されており、この界隈にお土産屋さんならどこでも買えるらしいので、東京に戻る際にでも見てみることにします。 信州 |
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千葉県・君津市にて取材。ここら辺はアナゴが名産ということで、取材後、富津岬まで車を走らせることにしました。
暖簾をたぐるは富津岬の入口にある『地魚料理 小松』さん。敬愛する賀曽利隆さんが昨年の日本一周の際に立ち寄ったお店でもあります。軒先にいるおばちゃんにやさしく手招きされて店内へ。
彩り鮮やかな海鮮丼に惹かれるも、あくまでも今日の目的はアナゴ天。大ぶりのアナゴ一匹が載った豪快なアナゴ天丼に惹かれましたが、野菜もしっかりとらにゃあということで、天ぷら定食をオーダーし、別途でアナゴ天を追加してもらいました。
待つことしばしで天ぷら定到着。かなり大ぶりなアナゴ一匹を真ん中で断ち切り2つに分けた天ぷらが目を惹きます。味の方も最高の一言。ホクホク・フワフワであっさり上品。う~ん、実に幸せです。この日は朝食抜きだったこともあって、人目をはばからずにガツガツ・ワシワシと貪ってしまいました(笑)。
やっぱりここいらは魚が美味しいですね。今度はあの彩り鮮やかな海鮮丼や同じく名物であるサザエを食べに再訪しようかと思います。
![]() 長野出張にて立ち寄ったココイチ。 ここ最近仕事が多忙を極め、慢性的な睡眠不足に陥っていることもあり、いつまで経っても拭えない眠気を払う意味も込めてチキン煮込みカレーの5辛をオーダーしました。 さすがに普通の辛さとは色、濃度がまったく違いますね。赤味が強くかなりドロドロ感の強い通常バージョンとは別物のカレー。この質感と色味、かなり食欲をそそります。 辛さの方もかなりなもんで、一口ごとにマグマのような熱さを以て胃の腑へと降りていくがハッキリと感じられます(マグマ、食べたことありませんが)。辛味ジャンキーとしては塩梅いい辛さ。水を必要とすることもなく、爽やかな辛さを堪能させてもらいました。 今日のようなカラッとした暑い日は、こうしたパンチあるカレーが実に美味しく感じられます。それまで拭えなかった眠気も見事に吹っ飛び刺激を受けた臓腑を中心に身体もシャッキリ。おかげで午後の取材も気合十分で乗り切れそうです。ごちそうさまでした。 |
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トマトの酸味爽やかな『松屋』のトマトカレーが評判となっていますが、このカレーもそんなトマトをベースとした爽やかな酸味を持つカレーの一つです。
イタリアンのテイクアウトを主としたお店だけに、赤味鮮やかなカレーはまるでミートソースのよう。トッピングとしてパルメザンチーズが振られたキノコのソテーが載せられるなど、かなりイタリアン色を強く推しだしたカレーです。
味の方も見た目通りの味。カレーとミートソースの境目あたりに位置するような味で悪くありません。そのままパスタのソースとして使っても美味しいでしょうね。なかなかに新鮮な体験でした。ごちそうさま。
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なんとも素敵なお店でカレーを食べてきました。
それが門前仲町にある薬膳料理のお店、『お招き屋 ディデアン』です。深川不動尊へと続く参道の途中に存在するという粋なお店。深川不動尊や富岡八幡宮に詣でたことのある人なら、その参道の途中で「愛玉子」(オーギョーチ)の吊り下げ看板のかかるお店に気付いたことがあるかもしれません。
薬膳料理を供するお店だけあって、お客さんの中心は団塊世代やそれより少し上の年配客。また台湾を代表するスィーツ「愛玉子」も名物とあって、それを目当てとした若いカップル客も何組か見えます。
我々が到着した時は生憎と店内は満員。ならばとういうことで表のオープンカウンター(というより順番待ちのためのベンチに近い)で食べることにしました。蒸し暑い夜でしたので通常ならば「涼しい店内でゆったりくつろぎつつ辛いカレーに舌鼓を」となるのですが、なんせへそ曲がりで辺鄙な場所を好む我々だけに、実はこちらの方が嬉しかったりします(笑)。足下では蚊取り線香の煙がたなびき、顔を上げれば照明の灯りを目指して羽虫がブンブン飛び交う。こんな状況でカレーを食べるというのもオツなもんです(笑)。
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チーズが中に入った『変わり春巻き』や『えびしゅうまい』を肴に冷たいジャスミン茶で乾杯。凄かったのが同行者が頼んだベリージュース。ブラジルのアサイージュースのような濃厚さを持つジュースで、砂糖を加えればそのままジャムとして通用してしまいそう。
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そして1時間近くの時間を要してカレー到着。薬膳カレーということでインド系のカレーを想像しましたが、出てきたのはタイ風カレー。ライスの上に散らされたクコの実が実に鮮やかです。味の方ですが、丁寧にとられたスープがベースとなっているようで、あっさりとした中にも深い味わいがあります。辛さの方も意外とパンチが効いていて、食べ終わったときにはうっすらと汗をかいていました。クーラーの効いた店内より、蒸し暑く羽虫がブンブン飛び交う表で食べる方が似合うカレー。断じて負け惜しみではありません。
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食後のデザートに白桃と桜桃を剥いてもらいました。天然のジュースをたっぷり含んだこの上なく美味しい桃。黄桃の密に惹かれてカナブンまでやってきました(笑)。料理も美味しかったし、変わった状況下で過ごす時間もまた楽し。自宅からも近いので、今度は愛玉子を食べに寄らせてもらうことにします。
![]() 「20倍」、「30倍」というカレーの辛さの表記。今では多くのお店がこの表記による辛さ指定を採用し、LEEのようなレトルトカレーにおいても「×10倍」「×20倍」といった倍数で辛さを示すことが珍しくはなくなりました。 こういった倍数による辛さ表記を一番最初に採り入れた店が、この「カレーハウス ボルツ」さんです。創業28年の歴史を持ち、かつて渋谷店を中心に多くの支店を展開し、「激辛カレーの代名詞」的存在となった伝説のカレー店。そういえば自分が育った街のデパートにも支店があったっけ。 ちなみにこのブログ上でも何度が採り上げた、宇都宮『ミニ・ボルツ』も同じ系譜上のお店。コク深くて切れのいい辛さが印象的な、とっても美味しいカレーを食べさせてくれるお店で、その雰囲気の良さと相まって大のお気に入りだったりします。 ●ミニ・ボルツ(宇都宮) ①チキンカレー ②シーフードカレー 一時期は全国に支店を展開するほど栄華を極めたボルツも、親会社のカレー部門撤退により空中分解。今では一ツ橋にある『カレーハウス ボルツ 神田店』と前述の『ミニ・ボルツ』、そして千葉県の『ボルツ京成大久保店』の3店のみになってしまいました。 ![]() 今回訪れたのは一ツ橋にある『カレーハウス ボルツ 神田店』。オフィス街の裏手にひっそりと、しかしながら強い存在感を放って存在するカウンターとテーブル席が一つだけの小さなお店。このレイアウトはかつて訪れた青葉台の『CURRYHOUSE KEN』を彷彿とさせるものがあります。マスターが気さくで人がいいという点においても同じ(KENはマスターではなく“ママ”ですが)。間違いなくこうしたお店は美味しい――そう相場が決まっています。 カレーは7倍までの辛さが+¥100で指定できるようになっており、さらなる辛さを求める求道者たちのために+¥150~¥350で30倍までの指定が可能。辛味耐性が異常に強い同行者のM氏は当然の如く30倍をオーダー。そこまでの覚悟がない自分はチキンカレーの17倍をオーダーすることに。具の追加も可能とのことだったのでエビをトッピングしてもらいました。 待つことしばしで愛しきカレー到着。なんと小さな陶器のカレーポット2つにカレーが注がれています。一瞬、マスターがオーダーを間違えたかと勘繰ってしまいましたが、単にカレーの量が多くて2つに分けたというのが本当のところ。なんだかリッチな気分を味わえるので演出としては悪くありません。 ![]() カレーですが、ようく見るとキャベツなど野菜が豊富に入っています。このビジュアル、どこかで見たことがあると思ったら『インド式 炒伽哩』や『夢民』のカレーと同じスタイルじゃありませんか。こうやってあらかじめライスにカレーをかけておけば尚完璧(笑)。これらのカレー屋の相関関係、実に気になりますねえ。 さて、長々とした講釈はここら辺にしておいて、カレーを味わうことにしましょう。17倍というまずまずの辛さレベルですが、自分にとっては塩梅いい辛さで、十分に味を楽しみながら食べることができました。『ミニ・ボルツ』のカレーよりもサラサラとしていて、キレ味のいいスパイシー感が夏という季節にピッタリで実に心地よし。大量の果物やら乳製品やらによる妙な甘みや複雑さもなく、口に入れた瞬間にストレートにカレーならではの風味と旨味を感じる切っ先鋭い理想的なカレー。その美味しさたるや、思わず同行のM氏共々「うめえ、うめえ」という呻きが自然と口を吐いて出てしまったほどです(笑)。 食後はラッシーのおまけつき。火照った口中に冷たいラッシーが実に爽やかに染み入ります。ああ、なんという多幸感でしょうか。できればもう一杯、お代わりしたいほどです(笑)。居心地の良い雰囲気に気さくなマスター、美味しいカレーと3拍子揃った紛れもない名店。これからも贔屓にさせてもらいます。 |
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家から近いこともあり、自分にとっての新たなホームグラウンドとなりつつある浅草のシディークです。三社祭の際に立ち寄った前回から約3ヶ月。ちょうど浅草で取材があったので、機会得たりと寄ってみることにしました。
この日は少し奮発して¥1,300の「2種類のカレー&バーベキューターリー」をオーダー。カレーはマトンとチキンにしてもらいました。
待つことしばしで愛しきカレー到着。見慣れた美しいオレンジ色のカレーと鼻腔をくすぐるいい香り。自分にとって一番訪店頻度の高いシディークのカレーだけに、いかなるお店のカレーよりも特別な感情がわき上がってくるのを感じます(少し大袈裟か)。
もちろん味の方もいつもと変わらぬシディークの味。少し塩気が強くて野菜が溶け込み、サラサラとした中にもしっかりとした旨味を感じる日本人好みの味です。このカレーに合わせるのは断然ライス。ナンを外してその分ライスを多目にしてもらったこともあってかなりな大盛りとなりましたが、カレーの美味しさに助けられて楽々と完食です。タンドリーチキンも香ばしくて美味。久々のシディークカレーは期待以上の美味しさでした。
![]() ![]() 福岡県を中心にチェーン展開する居酒屋チェーン、『博多益正』のレトルトカレーです。このお店、居酒屋ながらなんと一番の人気メニューがカレーライスという風変わりなお店。その人気のカレーをレトルトパウチに密封して市販したものがこの『益正伽哩』です。その一風変わった出自は、山梨県・富士吉田にある居酒屋「糸力」のイトリキカレーに通ずるものがあって実に楽しみです。 しっかり湯煎して熱々のご飯にかけて出来上がり。さて一口―― おお、意外と普通のレトルトカレーですね。具は肉も含めて溶け込んでしまって形が見えません。ククレカレーに味噌を溶かし込んで煮込んだらこんな風になるのかな、という味。特別辛くもなくスパイスが立っているワケでもない。なんとも形容しがたい味のカレーです。 もしかしたら店舗で供されるカレーはこれとは別物でもっと美味しいのかもしれません。ということで、博多に行くことがあったら、ぜひお店の方で食べてみたいと思います。 |
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久々に美味しいカツカレーと出会ったので報告しておきます。場所は東京駅・八重洲、日本橋にほど近いオフィス街の裏手にある居酒屋さん。この界隈の居酒屋の多くがそうであるように、和食を中心とした安価なランチメニューを供してくれるビジネスマンにとってのオアシスです。
表のディスプレイには、焼き魚定食や生姜焼き定食、サバ味噌煮定食などと並んでカツカレーの姿が。いつものようにカレー専門店で食べるのもいいけど、たまにはこうした居酒屋で日本式カレーの美味しさを再確認してみるのも悪くありません。ということで迷うことなくカツカレーを注文することに。
見込み調理の賜物で、注文してものの2分程度でカレーが供されます。ご飯の真上から豪快にかけられたカレーと真っ赤な福神漬け。この飾り気のなさが期待を盛り上げてくれます。白い丸皿に無造作に盛られたカレー。日本人ならば誰もが心を揺さぶられるビジュアルだと言えるでしょう。
肝心の味の方ですが、さっくりとしたカツの美味しさもさることながら、和風カレーの王道を地で行くような素朴なカレーが実に美味しい。大好きな『新角』のライスカレーに通ずるシンプルで優しい味のカレーで、カツとの相性バッチリです。口にした瞬間、思わず「美味しい」と口に出してしまったほど。幼少期の頃から変わらない「美味しいカレーの基準」となる味を持つカレー。まさかこの場所でそうしたカレーに出会えるとは。
ということで、久々に幸せなランチを堪能させてもらいました。スパイシーなカレーに食傷を感じたとき、ぜひ、また訪れてみたいと思います。
![]() ![]() 近所の『やまや』さんに飲み物を買いに行った際、見慣れぬレトルトカレーを発見したので買ってみました。その名も『カシミール風ポークのブラックカレー 』。『デリー』のカシミールカレーを愛する身としては、「カシミール」という言葉を目にして落ち着いていられるワケがありません。ということで気がついたら手に取ってレジに並んでいました(笑)。 一般では手に入らないレストラン用に開発された業務用レトルトカレーだそうで、その味がどれほどのものなのかが非常に楽しみです。いつものように少し長めに湯煎をして、炊きたてご飯に盛って完成です。 おお、なんという美しく深い漆黒色。そしてプーンとただよう芳しき香り。その香りとルックスは確かに『デリー』のカシミールカレーを彷彿とさせます。これは期待できそうですね~。 味の方も、塩っ気とコク、辛さが足りない点を除けばかなり『デリー』のカシミールに近い印象です。この日はいつにも増して暑さが厳しい日でしたので、こってりまろやかといったカレーよりは、こうした切れ味鋭いカレーが断然と美味しく感じられます。いかにも夏らしいシャープなカレー。これも紛れもないレトルトカレーの意欲作の一つ。とっても美味しかったのでもう一度買ってくることにします。ごちそうさまでした。 |