カレーの余韻 ( θ Θ θ ) ノ

2007年8月13日スタート
カレーをメインに、和洋折衷数多の料理の話題を。立食いそば屋さんのカレー、大好きです。

【インドカレー】 インド家庭料理 サ ン タ ナ (奈良・郡山)

2010年04月30日 00時02分56秒 | インドカリー


つい先日、ふと思い立って京都・奈良へ旅行へ行ってきました。新幹線で京都まで新幹線で行き、まずはバスと地下鉄を使って金閣寺、大徳寺といった京都の名刹を巡り、翌日はレンタカーを借りての奈良の古仏巡り。浄瑠璃寺(ここは京都府ですが)を皮切りに、東大寺、薬師寺を巡り、国宝をはじめとした様々な仏像様を見仏してきました。京都は一昨年にも出張で訪れ、レンタサイクルを借りて主要な古刹を巡ったのですが、奈良は出張で訪れたことはあるものの古仏巡りは中学の修学旅行以来ン十年ぶり。それだけに初めて訪れた地のような新鮮さがあって、思った以上に愉しめました。洗練された京都に対し、こちら奈良には心温まる山里の風景が数多く残されていて、旅情を強くかき立ててもくれますしね。

そんな奈良で立ち寄ったカレー屋さんがこのお店です。仏教伝来の源と言えばもちろんインド。仏陀によって唱えられた教えがインド全土に広まり、やがて中央アジアから中国を経て、我が日本に伝来したという経緯を持つだけに、奈良という地におけるインド料理はちょっとした特別な意味を持っていると個人的には思っています。インドのオリッサ州には「コナラク」(古奈良区?)という奈良を思わせる街がありますし、さらにそのオリッサ州には「アスカ=飛鳥」という地名があったりするほど。また、古代インドで仏教を守護したのはアショカ(=アスカ)王ですしね。

「こりゃあ、インドカレーを食べないワケにはいかないでしょう」ということで、宿泊先の近くのインド料理屋さんを検索。「奈良 郡山 インド料理」で検索してところ、真っ先にHitしたのがこのお店です。







郊外にあるお店だけに、大きな駐車場とお店の軒先に立派なオープンテラスが。季節問わず外で食べるのが好きな自分としては見逃せません。ということでやや肌寒さは感じるものの、せっかくなのでこのテラス席で頂くことにしましょう。


頼んだは、ダルカレー(豆カレー)と野菜カレー、サモサ、ライス、ナン、自家製ヨーグルト、サラダがセットになった「ベジタブルセット」。辛さ指定が可能とのことでダルカレー、野菜カレーともに激辛にしてもらいました。そしていつものようにナンを外してその分、ライスを多めに。ツレはチキンティッカ、チキンカレー、野菜カレー、パコラ、ライス、ナン、サラダがセットになった「プーリーセット」をオーダー。いずれも値段は¥1、500。ディナーのセットとしてはなかなかにリーズナブルな値段じゃないでしょうか

テーブルの周辺にはインドの装飾品やインドに関するパンフレット類などが所狭しと置かれて、“それらしい”混沌さがあります。また、芸能人からの寄せ書きなどもあって、なにやらこのお店のご主人、相当な人脈を持っていることを伺わせます。そうやって風変わりなお店の装飾品を見ていると、程なくしてカレー到着。ささ、いただくことにしましょう。

野菜カレーはサグカレーにジャガイモを入れたもの。激辛にしてもらったことでそれなりに辛いですが、ほうれん草ペーストと生クリームがチリの刺激を希釈してとても食べやすい味となっています。野菜カレーはじゃがいもを中心にインゲンやタマネギなど、たっぷりの野菜が入っていて見た目以上に食べ応えがあります。いずれのカレーもなかなか美味しいのですが、やや“もったり感”が強く、これにジャガイモが具になったサモサが加わるのですから、かなり腹に応えます。ナンだったら間違いなく完食できなかったでしょう。やや苦労しましたが、カレーの美味しさに助けられてなんとか完食。苦しいけど美味しかった。





食後に店主のクンナさんとしばし談笑。日本語がとても堪能で、聞けばオリッサ州の出身とのこと。ここ奈良にお店を構えたのも運命に導かれてのことなのでしょう。ちなみにお店はここを含めて4軒経営されているとのこと。そしてこれは後で調べて判明したことですが、「松平健ソックリのインド人」ということで、関西のTVではちょっとした有名人みたいです。どうりでどこかで見た顔だと思った(笑)。一方でさまざまな地域交流イベントを数多主催して日印の架け橋役を担ったり、故郷のオリッサ州の学校に行けない子供たちに教育費をはじめとした援助を行っていたり、インドの農林大臣が訪日した際に帯同して通訳を務めたりとかなり立派な方だったりもします。このお店の正面にはそんな日本とインドのさまざま交流の拠点となる『インド日本交流センター』があり、地域の人々に無料で解放してさまざまなイベントを行っているとのこと。ホント、頭が下がります。

ということで魅力ある店主に食べ応えがあるカレーでとても満ち足りた時間を過ごすことができました。このお店に巡り会えただけでも奈良に来た甲斐があったというもの(笑)。次回、奈良を訪れることがあれば必ずまた寄らせてもらいますね。ごちそうさまでした。


【立ち食いそば屋カレー】ちかてつそば(門前仲町)

2010年04月26日 21時36分09秒 | そば屋・立ち食いそば屋カレー





大好きな街、門前仲町にある立ち食いそば屋さんです。永代通りと清澄通りの交差点、東京メトロの出口の真横という絶好のロケーションにありつつも、『ゆで太郎』や『富士そば』、『小諸そば』などの洗練された立ち食いそばチェーンとは一線を画する燻蒸感溢れるディープな店構え。もちろん椅子やテーブル席などある訳もなく、一直線のカウンター一本のみという質実剛健さです(笑)。たまりませんねぇ、この亜空間っぷり。まさに男の聖域です(場所柄、おばちゃんもいましたが)。一体、どんなカレーを食べさせてくれるのでしょうか。

お客さんを待たせないようにするための配慮でしようか、食券機にコインを投入する前から「そば? うどん?」と確認を求められます。予期せぬ質問にかなり意表を突かれてしまい、「カッ、カレー、カレー、カレーです」とうわずった声で何故か3回も返答してしまいました(笑)。落ち着かねば。

待つことしばしでカレー到着。立ち食いそば屋カレーのいいところはこのスピーディーさ。家庭でカレーをよそってもらうかのごとく、ほとんど待つことなく供されるのがいいんですよね。麺類ならさほど待つことに苦痛を感じませんが、カレーの場合は、「いますぐ食べたい!」という強烈な欲求に導かれて入店するので、尚更のこと、「早く供される」ことが重要だったりします。って、そんなことどうでもいいか。

いい感じの楕円のカレー皿じゃないですか。さっそくいただきます。
おお、これは美味しい。和風だしの風味が強めに効いた、そば屋さんらしいカレーライスです。どことなく有楽町の『新角』に通ずるテイストでかなり理想に近いカレー。まさか自宅からほど近い門仲でこういったカレーと出会えるとは。

という訳で夢中で食べ食べあっという間の完食です。聞くところによれば東陽町にも同じ店舗があるらしいので、ぜひ、そちらの方も訪店してみたいと思います。ごちそうさまでした。


【インドカレー】 Swagat( 香港 )

2010年04月22日 01時52分19秒 | 海外で食べたカレー








前回の『伽哩王』に続いての香港カレーネタです。
『伽哩王』と同じく、重慶マンションの2Fにあるお店で、やや高級感あるレストランスタイルのインド料理店です(『伽哩王』はオープンスタイル)。といってもあくまでも重慶マンション内の基準なので、入店に躊躇してしまうような敷居の高さなどはありません。あくまでも雰囲気だけです。

店内は薄暗い照明でややムーディーな雰囲気。先客は地元っ子らしきカップルと、欧米の男性客2人組のみ。あまり広くないお店なので、まずまずの入り、といったところでしょうか。

『伽哩王』ではマトンカレーを食べたので、こちらではチキンカレーをいただくことにしましょう。チキンカレーのメニューは全部で以下の5種類。

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CHICKEN TIKKA MASALA
CHICKEN MADRAS
CHICKEN VINDALOO
CHICKEN KASHMIRI KORMA
BUTTER CHICKEN
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もちろん真っ先に目に留まったのは、「CHICKEN KASHMIRI KORMA」。“カシミール”と言う文字を見て、反射的に『デリー』のカシミールカレーを頭に思い浮かべ、“コルマ”という文字に同じく『デリー』のコルマカレーを思い浮かべてしまいました。チキン・ティッカ・マサラやチキン・マドラスの名にも強く惹かれるものがありましたが、“カシミール&コルマ”という言葉で連想するあの漆黒のビター感溢れるカレーの魅力には抗えず。もう、頭の中は完全にカシミールカレーモードになっちゃってます(笑)。

突き出しのパパド(ペパーミントのソースが美味!)をパリパリと食べながら待つことしばしでカレー到着。

が――
目の前に置かれたカレーは艶々とした漆黒のカレーとは真逆の白いカレー。“カレー”というよりは「クリームシチュー」や「コーン・ポタージュ」といったヴィジュアルです。しかも表面にはより白さを際だだせるためでしょうか、生クリームまでかかっています(笑)。家にあるカレーMOOKに載っている銀座『グルガオン』の「グルガオンチキンスペシャルカレー」もこんな強烈なヴィジュアルでした。一口に「カシミール」と言っても、いろいろな種類のカレーがあるんですね。

とはいうものの、見た目はとても綺麗で美味しそうです。ガマンできません。さっそくいただきます。
確かに見た目通りのまろやかさはありますが、味と香りは紛う事なきカレーそのものです。カシューナッツやオニオンのペーストに加え、酸味がやや効いていることからフルーツのペーストも使っているのでしょう。濃厚でマイルドで甘味が強く、それでいてしっかりとカレーを感じさせるスパイシーさが渾然一体となったとっても個性的なカレー。よくも一皿にこれだけ相反する要素を凝縮させることができたもんだ(笑)。

ちなみにライスはプラオ。クミンやカルダモンと一緒に炊きあげてあり、やや香りが強い分、こうしたマイルドなカレーとよく合います。ライス自体の炊き加減もなかなかに絶妙。もちろんライスは香り高いバスマティ米です。いやあ、久々にあの官能的な喉越しを堪能させてもらいました。

相棒が食べたプラウンマサラもカスリメティの香りが効いていて、自分が食べた“白いカレー”とは対照的なシャープな味でこちらも美味。さすが食の都だけに、こうしたエスニック料理のレベルも必然的に高くなるんですね。さすがに自分のイメージとはかけ離れたカレーが出てきたときはどうしようかと思いましたが、口にしてみればその落胆もなんのその。とても美味しく個性的なカレーでした。ごちそうさま。


【炉端料理】 無 花 果 (飯田橋)

2010年04月14日 17時45分49秒 | 和食








少し前になりますが、延び延びになっていた仲間内での新年会をやっとこさ催してきたのですが、そこで仲間がリコメンドしてくれたお店が思いの外美味しかったのでレポートしておきます。

場所は神楽坂と飯田橋の中間。小さな雑居ビルの2階にある“隠れ家”的なお店。炉端焼きのお店ですが、刺身がとっても充実しているんですよ。その日仕入れた新鮮な魚が黒板に書き出してあって、好きな魚を見繕ってお造りにしてもらえるのが嬉しい。しかしながら、話しに夢中になりすぎて、肝心の豪華なお造りの写真を撮り忘れてしまいました(笑)。魚の仕入れに絶対の自信を持っているのでしょう、鯛のカルパッチョなんかも、切り身がしっかりとした弾力を持っていてとても美味しかったですねい。

そしてハイライトはモツ鍋。あっさりとした塩味ですが、これが深いコクがありつつも、塩味ゆえの鋭いキレがある、お酒のつまみにピッタリな味。個人的にあまり脂肪の付いたモツは好きではないのですが、これはスープにキレがある分、クドさが希釈されてとても美味しくいただけました。この他、イカのワタを塗して焼き上げたイカの炙り焼きや酒盗(カツオのワタの塩辛)、チェンジャ(タラのワタ塩辛)など、日本酒好きには堪らない珍味系も美味しかったです。残念ながら酒盗やチェンジャは例によって話しに夢中なりすぎ写真を撮り忘れてしまいましたが……。

お店の雰囲気もよく、店員さんの対応も丁重で好感度高し。ぜひ、これからも利用させてもらうことにします。ごちそうさまでした。


【中華】 一 片 雲 (湯島)

2010年04月08日 01時30分00秒 | 中華・ラーメン


お世話になっているパブリッシャーの方々が絶賛する湯島の小さな中華料理屋さん。折良くそのパブリッシャーの方々とちょっとした慰労会を催すことになり、いい機会だからとこのお店で宴を催してきました。


中華おこげ。熱々に熱せられた容器の中に揚げたてのおこげが入っており、その上からこれまた熱々の餡をジュワーッとかける。見てて楽しく、食べて美味しい至高の一品。


熱々のスープの入った小籠包、というか海老のシューマイ。しっとり滑らかな皮の中にはプリプリの海老が熱々のスープと共にこぼれ出す。


ピータン豆腐。あられに刻んだピータンやザーサイ、ピーマン、干しエビ、ネギが載っていて酒飲みにはたまらない味。


麻婆豆腐。四川式というよりは上海式に近い味。美味い。


一番感動したのがこの餃子。一つ一つがかなり大ぶりで素晴らしくジューシー。口にした瞬間、「うまい!」と声を上げてしまった(笑)。絶品。


牡蠣の卵とじ。フワフワと口当たりが良く、非常に香ばしい。食べると口の中にフワーッと牡蠣の香ばしい風味が広がる。これも絶品。


まさしく「隠れた名店」と呼ぶに相応しいお店。ランチタイムの麺料理も相当に美味いときいているので、ぜひともそちらの方も試してみたいですね。美味しかったです。ごちそうさまでした。



【洋食屋カレー】潮 騒(松本)

2010年04月06日 23時17分40秒 | 欧風・レストラン・洋食屋カレー




久々の信州・松本への出張。仕事でお世話になっている人がこちらに赴任しているので、「一緒に昼メシでも食べませんか」とTELしたところ、「ちょうどこれからランチを摂りに行くところだった」という返答。ということで久々の再会を祝して、これまた久々の『潮騒』にてカレーを食べようということになりました。

前回食べた『ガーリック・チキンカレー』が思いの外美味しかったので、今回もそれにしようかと思ったのですが、生憎とこれから取材を控えているのであまり匂いのきついカレーはパス。加えて前日寝るタイミングを逸してしまい、この日はほぼ徹夜。よってあまり脂っこい系統のカレーも避けたいところ。そうやって消去法的に選んだのが、このチキンカレーです。

来てみてビックリ。ご飯が見えないほどお皿のすべてをカレーが覆っています。なんという力強く頼もしいカレーでしょうか(笑)。この“惜しげもない”ボリューム感が、サラリーマンだけでなく、ティーンエイジャーからも高い支持を受ける所以なのでしょう。

もちろん、ボリュームだけでなく味も悪くありません。洋食店ではありますが、カレーはそういった店にありがちな甘味が先に来るタイプとは対極の、家庭的な優しさを感じるいにしえの味。ガーリックがやや強めに効いていて、食欲に直接的に訴えかけてくるようなカレーです。なんというか、かしこまって食べるというよりも、「さァ、喰うぞ!」という感じでがっつり食べたくなるカレーとでもいうのでしょうか。そういったカレー好きの本能を強く刺激するかのようなカレーです。

主役のチキンの美味しさも特筆もの。チキンをカレーと一緒に煮込むのではなく、供する直前に炒めて加えているため、とっても香ばしくてジューシー。カレーが濃厚なだけに、それに負けない風味の強さを纏っています。しかもそんな美味しいチキンがゴロゴロと“惜しげもなく”入っているのですから嬉しくなってきちゃいます。

ということで夢中で食べ食べあっという間の完食。2年ぶりの潮騒でしたが、以前と変わらぬ美味しくも力強いカレーを堪能させてもらいました。これからもちょくちょくこの松本を訪れることになるので、近いうちにまたお世話になることでしょう。次回訪店したときは、ぜひとも未だ食べたことのない揚げ物系のカレーを食べてみたいですね。ごちそうさまでした。


【イタリア料理】 生 麺 工 房 い た り 家(門前仲町)

2010年04月02日 19時25分55秒 | 洋食








月島に行ったものの、特にもんじゃが食べたいというワケでもなく、かといって他の店が簡単にみつかるかと言えばそうでもなく、<もっとたくさんの選択肢の中からお店を選びたい!>ということでやってきたのが大好きな門前仲町。その門仲でもっとも馴染みの深いお店ということで扉を開いたのがこの『生麺工房 いたりあ』さんです。

このお店の名物はなんといっても生麺を使ったパスタ料理。特に前回訪店したときに食べた“ポルチーニ茸の木の子のクリームソース チーズ添”の美味しさは感動的ですらありました。ということで「あの時の感動よ再び」ということで、今回もクリーム系のパスタを選ぶことにしました。

そのクリーム系のパスタだけでも7種類もあり、どれにするか大いに迷ったのですが、季節を感じさせる「春キャベツ」という言葉に惹かれて、“チキンと春キャベツのチーズクリームパスタ”(疎覚え)に決定。生ハム好きの連れは“生ハムとアスパラのバター風味パスタ”(同じく疎覚え)をチョイス。

待つことしばしでパスタ到着。おお、意外とボリュームがありますね。そのパスタが盛られた深皿のデザインもなかなか素敵じゃないですか。これは美味しそう。さっそくいただきます。

さすがに「生麺」をウリにするだけあって、パスタの食感の素晴らしいこと。シコシコとした強いコシがありつつもモッチリとした柔肌的な食感も併せ持っており、“噛む”という行為がとても楽しく感じられます。また、それを嚥下する際の喉越しも最高で、「パスタとはかくも官能的な食べ物なのか」と感心させられることしきり(ちょっと大袈裟かな(笑))。そしてチーズが溶け込んだクリームソースですが、これが絶妙にパスタに絡んでくれて一口ごとに口福感を味わうことができます。写真で見ると、わりかし粘度の低そうなクリームソースに見えますが、チーズが溶け込んでいるので、混ぜれば混ぜるほどしっかりとパスタに絡んでくれるんですよ。

連れの“生ハムとアスパラのバター風味パスタ”も少し食べさせてもらったのですが、これも自分のパスタに負けず劣らずの美味しさでした。シンプルな塩味のパスタですが、塩加減とガーリックの香りが移ったオイルの調和が絶妙で、シンプルな美味しさの極みがありますね。次回訪店したときはこれを頼んでみようっと。

ということで夢中で食べ食べ、あっという間の完食です。久々のパスタでしたが
やはりこのお店は美味しいですね。期待以上の味でした。値段もお手頃ですし、お店の雰囲気もいいですし、夜などに気の置けない友人と美味しい料理を肴に語り明かしたりするのにも
最適なんじゃないでしょうか。ピッツァも美味しいですしね。ぜひ、近いうち、再訪しようかと思います。ごちそうさまでした。


【ご当地レトルトカレー】大馬鹿ヤローカレー(北海道)

2010年04月01日 19時28分24秒 | レトルトカレー





「おめえにピッタリのカレーを買ってきてやったぞ」ということで知り合いにいただいたレトルトカレーです(笑)。「馬肉とえぞ鹿肉をじっくり煮込み……」とあることと、「北海道土産」ということで北海道のご当地カレーとさせていただきましたが、パッケージのどこを見ても地名を示す表記はありません。Webで調べてみても大阪の業者で取り扱っていたり、北陸の通販業者で販売されていたりと、調べれば調べるほど謎が深まるばかり。パッケージの不気味なイラストと相まって、非常に謎の多いカレーです。

いつものように10分と長めの湯煎を行い炊きたてご飯にかけて出来上がり。さっそくいただきます。
《激辛》とありますが、さほど強い辛味は感じません。LEEで言えば5倍以上10倍未満といったところでしょうか。ご当地カレーであるならここら辺にとどめておくのが無難でしょうね。そして主役の馬肉と鹿肉ですが、これが意外にも臭みも感じることなく食べやすいです。若干パサついた食感が気になりますが、クセで言えば牛肉よりもはるかに少ない食べやすいお肉だと言えるでしょう。

カレー自体の味は、獣肉本来の臭いを消すためでしょうか、やや強めのトマトの風味がベースとなった濃厚なテイスト。。前述のように肉の臭みが巧みに消され、辛さもさほどではないことから、何も言わずにお父さんやお子さんに出してあげれば、ごくごく普通の食べやすいカレーとして喜ばれることでしょう。というワケで珍しい食材を用いつつもクセのないマイルドで食べやすいカレーでした。ごちそうさま。