カレーの余韻 ( θ Θ θ ) ノ

2007年8月13日スタート
カレーをメインに、和洋折衷数多の料理の話題を。立食いそば屋さんのカレー、大好きです。

【ラ―メン屋さんのカレー】来々軒(山梨県・上野原)

2012年07月17日 00時55分11秒 | ラーメン屋・中華料理屋カレー




前から気になっていた、山梨のラ―メン屋さんでカレ―ライスを食べてきました。



場所は甲州街道を下り、相模湖を過ぎた山梨県境にある上野原。
かな―り長く営業を続けているお店で、自分の記憶を辿れば、今から20年近く前からこのお店の存在を知っていたりします。
先日立ち寄ったこの近所の和菓子屋さんの女将さんも、「あそこのお店は美味しいですよ」と太鼓判。
特に自家製麺のラ―メンと手作り餃子が評判とのことで、訪れたお客さんの多くが頼んでいくようです。



しかしメニュ―を見やれば、なんと「カレ―ライス」の文字が踊っているではありませんか。
これは頼まずにはいられません。
ということで、やや自分にはヘビ―ですが、ラ―メンとカレ―ライスをオ―ダ―しました。
カレ―はほんのりと品の良い甘味を感じる家庭的な味。素朴でとっても美味しいです。
常日頃より、いろいろなカレ―を食べ歩いていますが、こうした実直なカレ―ライスと出会うと、
「ああ、やっぱりカレ―っていいなぁ」と心底から感じさせられます。



特筆すべきはラ―メン。
カレ―ライスも美味しいのですが、さすがに看板メニュ―だけあり、ラ―メンの美味しさが際立っています。
漆黒で奥味深い醤油ベ―スのス―プも自分好みならば、しなやかな細麺も自分好み。ちなみに麺は自家製麺。
そしてホロホロと柔らかいチャ―シュ―。
ただ柔らかいだけでなく、肉の旨みがしっかりとどまっている絶品チャ―シュ―です。
まさかこんなところで自分の好みど真ん中のラ―メンに出会えるとは。



もう一つの名物、餃子も食べましたが、カリッと見事なクリスピ―さで焼きあげられており、
シャキシャキとした野菜メインの餡が特徴的な、これまた絶品なる餃子でした。
すべてが文句なしに美味しかったです。これからも通わせてもらいますよ。


【洋食屋さんカレー】TENSUI(神奈川・相模湖)

2012年07月07日 00時53分38秒 | 欧風・レストラン・洋食屋カレー


相模湖の畔でひっそりと営業する“隠れた名店”との評判高い洋食屋さん。
ハンバーグやスパゲティなどとともに、カレーが名物とのことで食べてきました。

お店が建つのはまさに相模湖を一望できる崖の縁。それゆえ見晴らしは抜群。
しかし残念なことに、この日は湖畔側の席が埋まっていましたので、已む無く国道側のボックス席に座を確保しました。

入り口のレジ前には可愛らしいお婆ちゃん。
いそいそと給仕に動きまわるのはそのお孫さんでしょうか。若い男性が料理を運び、オーダーを受けています。

もちろん頼むはカツカレーで決まり、と言いたいところですが、実は他のお客さんたちが頼んでいたハンバーグにも強く惹かれました。
値段も手頃でかなりのボリューム。そして実に美味しそう。

しかし、やはりカレー野郎としては、いかなる場合であってもカレーに軍配を上げてしまうのが性。
自分の要求、というより“本能”に従い、ハンバーグは見なかったことにしてカレーをオーダーすることにしました。
ちなみにランチのカレーメニューは『ポークカレー』と『ポークカツカレー』の2つがあるのですが、前者が¥900、後者が¥950と、その差わずか¥50。
そうとくれば迷うことなくカツカレーを選んでしまうのがカレー野郎でありつつも食いしん坊の性。
いや、貧乏性の性、といった方が正しいかもしれません。
ちなみにポークカレーの場合は、大振りなポークソテーが載せられているらしいです。
次回はそっちかな。

やや時間を要してからカレー到着。
やってきたのは、サラダ、ライス、ルウ、カツレツが一つの皿に盛りつけられた、個人経営の喫茶店などでよく見るタイプのカレーです。

ルウは洋食屋さんのカレーらしく、漆黒感ある深い色合い。
漂ってくる香ばしい香りとあいまりとっても美味しそうです。

見た目に違わず、味の方もなかなか。
カレーは思ったよりもさっぱりめ。奥深さはあるのですが、果実やカラメル等による妙な甘味がなく、ストレートにカレーの風味や味を感じさせてくれます。こういったカレーは大好き。

揚げたてのカツですが、ところどころ焦げらしきものがあるのはご愛嬌(笑)。ちょっとしたアマチュアリズムを感じさせるカツ、といったところでしょうか。
そんなサクサクと香ばしいカレーを程よい粘度のカレーに浸しつつ食べる幸せ……。
そして窓の外には静かな佇まいの相模湖(自分たちは国道側でしたが…)。
「う~ん、最高!」
そんな言葉が自然と口を吐いて出てしまうほどにゴキゲンなカツカレーです。

自分にとってはかなりのボリュームでしたが、中弛みすることなく最後まで美味しく食べ切ることができました。
食後はコーヒーでも、と行きたいところですが、まだ先を急ぐ必要があったので会計を済ませてお店を後に。
ちなみにこの近くには、コーヒーが美味しく、雰囲気のいい喫茶店もあり、食後はそちらで一息吐くのが界隈の人々のスタイルとのこと。

今度はそっちにも寄ってみようっと。


【インド料理】SPICE GARDEN(南池袋)

2012年07月04日 01時10分29秒 | インドカリー



久々のエントリです。
昼夜わかたずカレーを食べ続ける毎日ですが、おかげさまでそれなりに仕事が充実しており、更新が滞ってしまいました。
そんなときでも活力源はやはりカレー。スパイスの香りが寝起きの頭を覚醒させ、ささくれだった神経を丸め、「さて、頑張るか」という活力を沸き起こしてくれます。改めてこの場を借り、愛すべきカレーに感謝、といったところでしょうか。

さて、今回は仕事で赴いた南池袋にてランチで利用させてもらった『SPICE GARDEN』というお店で食べたカレーを紹介します。

頼んだのは2種類のカレーセット(たしか¥900あたり)。
カレーはマトンとパラクマッシュルーム。もちろんナンではなくライスで決まりです。なお、ドリンクも付きます。たしか種類はラッシー、アイスチャイ、ホットチャイだったかな。暑い日でしたので、アイスチャイを頼みました。

待つことしばしでカレー到着。
パラクの淡いグリーンとマトンの鮮やかなオレンジ、そしてターメリックライスの暖かな黄色。実に美しい色合いのカレーじゃないですか。



味のほうですが、マトンカレーは酸味と塩味がしっかりと効いた好みの味。マトンも大振りなのがゴロゴロと入っており、なかなかに食べ応えがあります。
一方、パラク・マッシュルームの方は、甘みが強い独特の味。風味自体は悪くないのですが、甘みの強いカレーが苦手な自分としてはやや残念だと言わざるを得ません。とは言ってみたものの、マトンカレーの酸味とパラク・マッシュルームの甘味がいいアクセントを生み出してくれたことも事実。おかげで最後まで中弛みすることなく食べ切ることができました。

食後はアイスチャイで一息。あぁ、美味しい。この日は25℃近い真夏日。しばらく冷たいチャイを啜りつつ、涼しい店内で火照った身体をクールダウンさせてもらうことにしましょうか。