カレーの余韻 ( θ Θ θ ) ノ

2007年8月13日スタート
カレーをメインに、和洋折衷数多の料理の話題を。立食いそば屋さんのカレー、大好きです。

【自作カレー】サグチキンカレー

2009年06月25日 22時48分15秒 | 自作カレー



近所のアジア食材店でいくつかのスパイスを仕入れてきたので、久々に本格的なインドカレーを作ってみることにしました。

今回は好物のサグチキンカレーに挑戦。
使ったのはベイリーフにクミン、フェンネル、カルダモン、シナモン(いずれもホール)をスターターに、コリアンダー、ターメリック、パプリカ、ガラムマサラで仕上げ。最後にホウレン草ペーストを加え、生クリームと塩で味を調えて出来上がり。

おお、これは紛れもないサグチキンですね(笑)。クリーミー且つ彩り鮮やかで実に美味。大成功です。



次回はパニール系のカレーに挑戦してみようと思います。

【ネパールカレー】 グ ル ン ( 平井 )

2009年06月16日 17時25分03秒 | ネパールカレー








つい先日、平井駅を散歩した際、発見したインドカレー屋さんです。
知る人ぞ知る名店らしく、ネット上の評判も上々。これは食べないわけにいかぬということで、ランチタイムに訪れてみました。

店内はかなり狭くて、縦方向に4つのテーブルが並ぶ、昔のラーメン屋さんを思わせるレイアウト。やや窮屈さを感じます。

ランチメニューは¥800~¥1,000といった価格帯。サグチキンやマトン、キーマなど大好きなカレーが並びますが、初訪店ということで3種のカレー(チキン、野菜、マトン)とサラダがセットになったメニューをチョイスすることにしました。もちろんいつものようにナンではなくライスで決まりです。

インド系もしくはネパール系とおぼしき店員さんが一人で切り盛りする店内。それだけにやや時間を要してカレー登場。相方も同じセットを頼んだのですが、自分の方は辛さをHOTにしてもらったこともあり、ずいぶんと色合いが異なります。とっても美味しそう。ささ、食べることにしましょう。

おお、これは美味しい。スパイスがしっかり立っていて、口に入れてすぐに明快な旨さがやってくる素晴らしいカレーです。チキン、野菜、マトンいずれも美味しいのですが、特に気に入ったのがマトンカレー。少し酸味が効いた大好きなタイプのマトンカレーで、大きなブロック肉が入っていて食べ応えもあります。チキンの方も大きな鶏の胸肉が入っていてこちらも負けず劣らずに食べ応え満点。いやぁ、幸せです。

そして何よりも嬉しいことに、ライスがジャポニカ米とインディカ米のブレンド米なんですよ。バスマティ米ほどきめ細やかではないけれど、適度なパラパラ感があってこのカレーと実に合う。しかもお代わり自由。もちろんしっかりお代わりさせていただきました(笑)。ちなみにナンもお代わり自由。このナンもまたさっくりクリスピーでとっても美味しい。レベル高いですねー。

店内が狭く、決して心底から落ち着けるお店ではありませんが、味の方は文句なしに美味しいです。ランチタイムでこれだけのレベルなのですから、ディナータイムの方も相当に期待できますね。紛れもない名店だと思います。ごちそうさまでした。

【インドカレー】アラディン食堂 ( 砂町銀座 )

2009年06月13日 22時10分02秒 | インドカリー








砂町銀座の入口付近にあるインド料理屋さんです。聞けば砂町銀座唯一のインド料理店なんだとか。お年寄りの多い地区だけにこうしたエスニック系のお店というのは非常に貴重。商店街で買い物をして、こうやって一休みがてらカレーを食べられるのは誠にありがたい限りです。

頼んだのは三種のカレー(チキン、野菜、キーマ)とナン・三二ライス、サラダがセットになった「セットA」。いつものようにナンをやめ、その分、ライス増し増しでお願いしました。相方はカレー一種とナン、三二ライス、サラダ、タンドリーチキン、デザートがセットになった「セットB」。カレーはマトンカレーをチョイスです。

インド人の店員さんが一人で切り盛りするだけに、やや時間を要してカレー到着。思ったよりもカレー一つひとつが小ぶりですがなかなか美味しそうです。相方のセットBもそこそこボリュームがあって負けず劣らずに美味しそう。ささ、いただくことにしましょう。

砂町銀座という土地柄でしょうか、カレーはいずれもマイルド(Hotにしてもらったにも関わらず)で、スパイス感を適度なものに抑えた優しい味。尖った部分がないのでお年寄りでも抵抗なく食べられそうです。個人的にはチキンカレーがツボでしたね。ウイキョウっぽい甘い風味を効かせた個性的なチキンカレー。トマトベースの、やや酸味が効いたチキンカレーを好む自分としては、なかなかに新鮮でした。

土地柄か、お店もさほど混んでいなく、店内もゆったりと広いので居心地も悪くありません。店員さんも愛想の良い方でしたしね。これからも末永く営業し続けてほしいお店です。

【中華】 千 曲 亭  (亀 戸)

2009年06月09日 22時15分29秒 | 中華・ラーメン










前々から気になっていた中華料理屋さんです。
レトロな店構えとホコリっぽいサンプルの入ったガラスケース、店内の様子がまったく見えないムーディーな曇りガラスといった昭和的ノスタルジーを強く感じさせてくれるお店。そのためか、やや訪店に二の足を踏んでいたのですが、ちょうどこのお店の傍を通りかかった際、無性に餃子が食べたくなったので入ってみることにしました。

外観に違わず、店内も純喫茶風でここにも強い昭和ノスタルジーの香りが。しかしながら店内は思ったよりも広く、テーブルもしっかりしたものが使われているためゆったりとくつろぐことができます。なかなかいい雰囲気じゃないですか。

さて、なにか頼むことにしましょう。思ったよりも本格的なお店で、かなりメニューが豊富です。思い切り逡巡して選んだのは青椒牛肉絲飯と餃子、芝エビの天ぷら。相方は東坡肉飯をオーダーしました。

店内には二人連れの女性のお客さんだけでしたが、かなりの時間を要して料理が到着。ささ、食べることにしましょう。

餃子ですが、セロリなどの香草が入っていて爽やかな芳香が口中に広がる本格的な餃子。ラー油自体にもミント系の香りが付けられていてちょっと変わった風味。ニンニクはかなり抑えめです。

そして芝エビの天ぷら。ふわふわとした衣を纏ったフリッター風の天ぷらでなかなかに美味い。XO醤風の甘辛いタレと塩が付け合わされているのですが、断然、塩がオススメです。

そして青椒牛肉絲飯。実直な青椒牛肉絲でどこかなつかしさを感じる味ですね。突出した部分はありませんが安心して食べられる味といったところでしょうか。対して相方の東坡肉飯は食べ応えのある東坡肉が3枚も載った豪快な一皿。少しお裾分けしてもらったのですが、八角の香りが爽やかで文字取り口中でとろけていきます。日本人向けに甘辛さの立った味なので、ご飯が進む進む(笑)。カラシを添えて食べても美味しいでしょう。

ということでお腹いっぱい、ごちそうさまでした。次回は担々麺を食べに再訪しようかと思います。

【立ち食いそば屋カレー】新角・有楽町 カレーライス

2009年06月04日 19時34分58秒 | そば屋・立ち食いそば屋カレー






立ち食いそば屋さんのカレーで一番美味しいと思っている有楽町『新角』のカレーライスです。

効率化最優先の立ち食いそば屋さんだけに、レトルト臭漂うカレーを出すお店も少なくはありませんが、ここは日本そば屋らしい、和風出汁が効いてシンプルな旨味のあるカレーを食べさせてくれます。幼少期の頃、大好きだった近所の日本そば屋『加賀屋』さんのカレーライスを思い起こさせる味。母の手作りカレーなどと並び、自分にとっての原点に近いカレーだけに、一口食べるたび、そこはかとないノスタルジーに浸ることができます(笑)。『ゆで太郎』のカレーも同じ部類の正統的な和風カレーですよね。

相も変わらずにシンプルでやや塩気が強く、なんとも幸せな気分にさせてくれる『新角』カレー。ずーっとこの味を守り続けてほしいものです。


【レトルトカレー】グリコ LEE(辛さ×30倍)

2009年06月03日 18時08分35秒 | レトルトカレー







いつの間にか発売されていたLEE×30。コンビニで売られてるのを発見したので2パッケージほど買ってきてみました。

ここ何年かのLEEの慣例に従い、今年も辛さ増強ソースが付いています。昨年の「ジョロキア」はブレンドすると40倍でしたが、今年の「ピメンタ・デ・シェイロ」というアマゾン産の唐辛子をベースとした激辛ソースは45倍。さて、どんなツラい思いをさせてくれるか愉しみです(笑)。

温めたカレーに辛さ増強ソースが全体に行き渡るよう、よーくかき混ぜ、パクッと一口――

おお、やはり辛い。しかしながら身もだえするような辛さではありません。辛さを愉しみつつ食べ進めていける爽快で手応えある辛さ。なんとなくですが、辛さにおいては昨年の「ジョロキア」の方が上だったように感じますね。しかし旨味はこちらに軍配かな。ややクドいですが、しっかりコクがあってまさに「ウマ辛」を地で行く味。これぞLEEの醍醐味だと言えるでしょう。

余談ですが、毎年LEEというのはカロリーが増え続けているんですよね。去年は30倍が260~270kcalだったのに対し、今年はついに300kcal越え。一袋85kcalの『カレー職人 インド風カレー』約4袋分ですよ(笑)。辛味成分というのはそれほどカロリーの嵩むものなのでしょうか。また、少し前まで入っていたマッシュルームも今年はなし。個人的には、あのマッシュルームはイマイチLEEに合っていなかったような気がするので願ったりといったところ。そういえば、一番最初に食べたLEEにはジャガイモが入っていたりました。今のLEEからはまったく想像できないことですけど。

今年のLEE×30は、辛さと旨さのバランスが歴代の中でもっとも自分好み。この夏の愉しみが一つ増えました。