カレー好きのカメラマンさんと上野で待ち合わせして、アメ横へ。
目指すはスパイスの問屋『大津屋』さん。ここで二人してそれぞれ所望するスパイスを購入。
自分はカイエンヌペッパーとカスリメティ、大津屋調合によるカシミールスパイスを、
カメラマン氏は明日からお店が開けるのでは、というほどに多種類・大量のスパイスや乾燥豆をGet。
スパイスの買い物を楽しんだ後は、スパイスを使った料理、すなわちカレーが食べたくなるのがカレー好きの性。
ということで、御徒町を代表するこのお店へとやってきました。
御徒町と言えば、この他に『VEGE HERB SAGA』という、菜食主義者向けの南インド料理の名店があるのですが、
この日は肉々しいカレーが食べたかったので、こちらにしました。
もちろん頼むのはミールスで決まり。
このミールスにはヴェジタリアン・ミールスと、ノンヴェジ・ミールスの2種類があり、もちろん我々は後者をオーダー。
そういえば、数日前にも六本木でミールスを食べたんだっけ。あっちはヴェジタリアン・ミールスでしたが。
で、待つことしばしでやってきたミールス。
これが思いの外豪華な内容でした。
カレーの内訳はマトン、チキン、エビ、サンバル、ラッサム、サブジの6種。主食としてチャパティ、ライス、パパド。
嬉しいことにライスはちゃんとバスマティ米でした。
そして粋なことに、ターリー皿の中ではありますが、これらの料理がバナナリーフに載せられています。
先日、マレーシアのリトルインディアでバナナリーフカレーを食べまくってきたばかりなので、かなりテンションが上がってしまいます。
店員さんが簡単にミールスの食べ方を説明してくれます。「数種類のカレーを混ぜながら食べてください」と。
合点承知。左様にしてイタダキマス。
さすがに名店だけあって、どのカレーも美味しいです。
どれかが突出して美味しい、という訳ではなく、すべて混ぜ合わせることで足し算的に美味しさが積み重なっていくという、計算し尽くされた美味しさ。
塩分なども混ぜ合わせることを考慮してか個々はやや薄め。だからとっても食べやすい。「さすが名店」と言う他ありません。
終始、幸せな気分を感じながら完食することができました。
これで¥1,950。
ディナーでこれだけ美味しいミールスが食べられるのですから、個人的には安いものだと思っています。
店員さんもフレンドリーでお店の雰囲気もいいですしね。
今度はヴェジタリアン・ミールスを食べに再訪したいと思います。
食後は腹ごなしに、不忍池を散歩。