カレーの余韻 ( θ Θ θ ) ノ

2007年8月13日スタート
カレーをメインに、和洋折衷数多の料理の話題を。立食いそば屋さんのカレー、大好きです。

チャーシューメン

2013年01月27日 22時32分22秒 | 中華・ラーメン




買い物で富士吉田方面へ。
その前に食事していこうということになり、いつものラーメン屋さんへ。
ここの醤油ラーメンが絶品で、その味に惚れ込み、去年の夏から月、多い時で週1ペースで回通い続けています。
今回も醤油ラーメンにしようかと思ったのですが、他のお客さんが「チャーシューメン大盛り」とコール
しているのを耳にし、そういえばここのチャーシューがとっても美味しいことを思い出したことで
同じ物を頼むことにしました。

そのチャーシューメンですが、自分が想像していた以上にチャーシューがたくさん入っており、
かなり食べ応えがあります。厳密に数えてはいませんが、おそらく6、7枚は入っているんじゃないでしょうか。
ロース肉を使ったしっかりした食感のチャーシューで、中央部にまできちんと味が染みこんでおります。
肉自体も柔らかすぎず、硬すぎずのバランスのいい火の入れ具合。
豚バラ肉をホロホロに煮込んだ、脂身たっぷりのジューシーなチャーシューも美味しいのですが、
こちらはそれとは対極の、肉の旨味と食感がしっかりと感じられる昔ながらのチャーシューといったところ。
こういったいにしえのチャーシューも大好きです。
スープは濃口醤油の香りがプンと効いた深みのある漆黒タイプ。見た目とは異なり塩分はさほど強くはありません。
にもかかわらずとっても奥深い。上品な味わいのスープなので、いつも飲み干すことにしています。
そして何よりも素晴らしいのが「麺」。手打ちのしなやかな細麺なのですが、これがこのスープにバッチリと合っています。
あと、メンマがたっぷりと入っているのもポイント高いですね。

ちなみに味噌ラーメンも同じ麺を使います。今や味噌ラーメン=太麺という等式が当たり前となっていますが、
個人的には味噌も細麺の方が好き。その昔、JR相模原駅に近い国道16号線沿いに『チャイナドール』という、
極細麺を使った味噌ラーメンを供するお店があり、かなり気に入って足繁く通っていたことがありましたが、
以降はなかなか細麺の味噌ラーメンに出会えず恋しさを募らせていました(『チャイナドール』はかなり前に閉店)。
そういった意味では、味噌ラーメンにおいても、このお店は長年探し求めていた条件に当てはまります。
しかしながら醤油ラーメンが絶品過ぎるがためになかなか味噌にまで手が伸びないのが悩みの種。
なんという贅沢な悩みなんでしょう(笑)。



こちらは先週食べた味噌ラーメン。細麺で美味。





ネカフェのカレーライス

2013年01月26日 15時09分04秒 | 喫茶店カレー


とある街にて待ち合わせにかなり早着してしまったので、大好きなネットカフェで時間を潰すことに。
ちょうどランチタイムであり、カウンターのお姉さんによれば、「1時間以上ご滞在の場合はランチ無料です」
とのことだったのでありがたく頂いてみることにしました。
ランチメニューは写真のカレーライスのほか、ラーメン類、丼類、チャーハン類、定食類とかなり豊富です。
ちなみにカレーですが、紛うことなきレトルトカレーです(笑)。それなりに美味しいですけどね。
ご飯は古米っぽいですね。かなり黄色みがかっており、もっそりとした食感。
そこだけが残念なものの、まぁ、タダなんだし、これで苦言を呈するのは野暮というもの。
やっぱりネットカフェって面白いですね。


野菜カレー

2013年01月21日 23時41分05秒 | 欧風・レストラン・洋食屋カレー



某総合病院のレストランのカレーです。
「病院のカレーなんて……」と侮る事なかれ。これが思ったよりもスパイシーで味もしっかりしています。
妙な甘みや酸味などもなく、ストレートに「カレー」という食べ物の美味しさを感じさせてくれます。
香りも素晴らしく、何よりも見た目でハッピーさせてくれます。
誰かと一緒に食事に行ったなら、カレー以外のメニューを頼んだ友達(または恋人や家族)が、
「あぁ、やっぱりカレーにしておけば良かった……」と後悔の念に駆られること必至のカレーです(笑)。



【とんかつ屋カレー】とんかつ浜勝(新宿)

2013年01月17日 20時13分54秒 | とんかつ・和食・居酒屋系カレー


久々にとんかつ屋さんでカレーを食べました。
とんかつ屋さんでカレーと言えば……そう、“カツカレー”を置いて他にありません。

とんかつ屋さんのカツカレーと言えば、カツの美味しさを引き立たせるために甘みと酸味が
効いたフルーティーなルウに特徴がありますが、このカツカレーはまさにその典型例。
明らかに普通のカレーよりも甘みと酸味が強く効いています。
また、メニューに「ガラムマサラが効いてる」という口上があったように、
ややスパイシーで辛さが立っています。
この点は一般的なカツカレー用のルウとは大きく異る点かな。

カツですが、さすがにとんかつ専門店だけに柔らかくて美味しいです。
ただ、あまりにも衣がふんわりと軽く、カレーに浸すとすぐにモロモロになってしまうのは、
ちょっと残念。個人的には、カツカレーにはもっとしっかりした衣が合っていると思います。

ちなみにライスは、白米か麦飯かをチョイス出来るようになっており、
せっかくだからと麦飯にしてもらいました。ミネラル不足の方や、食物繊維を欲する方には
嬉しいポイントかもしれませんね。
平均的によくまとまった上品なカツカレー。店員さんの接客も心がこもっていて、
いい気分で食事を愉しめました。

【フランチャイズ系ラーメン】ラーメンショップ(京葉工業地帯)

2013年01月11日 20時13分00秒 | 中華・ラーメン








カレーを主題とするブログにもかかわらず肝心のカレーネタがなかなか出てこない拙ブログですが、
今回もまたカレーではなくラーメンとなってしまいました。

出張で赴いた千葉・京葉工業地帯のとあるメーカーの工場。
お昼をまたぐこととなったため、近くで何か食べて行きましょうということになりました。
これで近隣に手頃なカレー屋があればステキなのですが、スマホのグルメ検索でHitするのはラーメン店ばかり。
まぁ、ラーメン大好きなのでまったく問題はないんですけどね。

で、やってきたのが『ラーメンショップ』。
少し色褪せた赤いテント看板でお馴染みのラーメン店です。
車でそこいらを流せば、必ずと言っていほど見かける、フランチャイズチェーンの代名詞的存在。
自分が育った街にもあり、頻繁に利用させてもらいました。
工業地帯のような無味乾燥としたエリアが似合うラーメン店でもあります。

ラーメンショップと言えば「ネギミソラーメン」ですが、
個人的には、「チャーシューが美味しいお店」という認識が刷り込まれており、
このときも迷わずチャーシューメンをオーダーしました。
午後からもお客さんとの打ち合わせがあるので、
なるべくネギミソのような「臭う」メニューは避けたかったというのもあります。

オーダーを告げてからさほど間を置かずにラーメン到着。この迅速性がいいですね。
麺は中細で柔らかめに茹でられています。個人的にはもっとポリポリと硬い方が好みかな。
スープは自分が昔に食べたラーメンショップと同じ、塩味の強い醤油とんこつ味。
塩分がキリリと立っており、「単純明快な旨み」を感じます。
そして自分的に期待大のチャーシューですが、
これはいわずもがな。ホロホロ・ジューシーな柔らかいバラ肉チャーシューで、
文句なしに美味しいです。
スープに浸し、熱を帯びさせるとなお一層美味しさが引き立ちます。
枚数も6~7枚(記憶が定かではありませんが)とたっぷり。
脂身の多いバラ肉なので、コレステが気になるところではありますが、
まぁ、今日は久々のラーメンショップの味を愉しむことに専念しましょう(笑)。

【洋食屋さん】RestaurantMATSUKI(PORK STEW)

2013年01月05日 18時38分34秒 | 洋食
新年一発目のエントリは、《カレー》!!、ではなく、
カレーと並ぶ洋食屋さんの定番、《ビーフシチュー》!!
……でもなく、ビーフシチューと見紛われてしまいがちな《ポ―ク・シチュ―》。

このポ―ク・シチュ―、あまり一般的でないがために、「ビーフシチューのスピンオフ的存在」という、
当人(?)にとっては不本意な見なされ方をされることが多いようですが、
真剣に味わってみれば、どうしてなかなか、これが美味くて困るほど(笑)。



そんなポ―ク・シチュ―を看板メニューとするお店がこのお店です。
相模湖畔にあるドライブイン風のレストラン。
昭和時代の趣きを強く感じさせる、レトロ感と重厚感が同居する素敵なお店です。



そしてこれがポ―ク・シチュ―です。
ストックしてあるものをスフレカップに容れ、オーブンで焼き上げたのでしょうか、
いい感じに“グツグツした形跡”があります(ところどころに溢れた跡があるトコとか、
カップの縁にソースの焦げた跡があるトコとか、表面に“膜”が張っているトコとか)。
何よりもライス、サラダ、味噌汁がセットされる「定食形式」となっているのが嬉しい。
ビーフシチューとライスの相性は抜群ですからね。パンとの相性も否定はしませんが、自分的には断然ライスです。



で、食べるときはこうやってカレーのようにライスの上にかけます。
もちろん、スプーンですくってライスを通さずそのまま食べるのもアリですが、
ライスがある以上はこうやって食べたくなってしまいます。
ドミグラスソースは適度に酸味が効いたトマトシチュー的なテイスト。
苦みばしった漆黒のドミグラスソースよりも単純明快な旨さを感じます(漆黒のも大好きですが)。
肝心のポ―クですが、それほど大きな肉塊ではなく、小さな角切り肉が5~6片といったところ。
代わりに野菜がゴロゴロと入っています。
ジャガイモ、玉ねぎを筆頭に、ニンジン、シメジ、そしてナス(!)までも。
これらがドミグラスソースによって一つにまとめられ、ポ―ク・シチュ―という世界を形作っています。
ライスとの相性もよく、またこの日は冷え込みが厳しいこともあってとっても美味しく感じましたね。
ただ美味しいだけではない、幸福感を伴う美味しさ。なるほど、ちょっとした話題となるのも頷けます。
一つ難点を挙げるとするならば「ライスの盛りがかなり少ない」という点ですが、
具だくさんの味噌汁とサラダがあったおかげで、思ったよりも物足りなさを感じることはありませんでした。
ただ、食べ盛りの人はパンかトーストを追加するといいかも。間違いなくパンと合わせても美味しいでしょうから。

ということで夢中で食べ食べあっという間の完食。
噂に違わぬ美味しさでした。
そして「ポ―ク・シチュ―」という、これまであまり縁のなかった料理の魅力に思い切り開眼させられましたね。
これからはビーフシチューと併せ、もっと積極的に食べてみたいと思います。



こちらは家族が頼んだ《ワカサギ定食》。揚げたてのワカサギはホクホクとしており、これまた美味!
そして小鉢が豊富でデザートまで付くリッチな御膳風となっています。揚げ物好きにはこちらもオススメです。