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言わずと知れた神奈川を代表する名店です。
TVや雑誌の紹介などで「相当にウマい」というのは分かってはいたのですが、いやはや、まさかこれほどまでに美味しいとは思いませんでした。
ちなみにこのお店、一応のところ住所は厚木市ですが、その実、市街地から山間部へと、かなりの距離を車で走らせてやっと到着するような緑豊かな山の麓にあります。裏手は老舗の温泉宿。そんな場所に忽然と瀟洒なバーのようなお店が現れるのですから、楽しくなってきちゃいます。
夜の部が始まる17:00を10分ばかり過ぎた時間帯。
そんな時間にも関わらず、店内にはお客さんが姿がちらほら。ここにいる人々みんながあの牧歌的な道を走ってここに辿り着いたことを考えると、いかにこの店の吸引力が凄いものであるかがよく分かります。
店名が示すように、店内は洒落たバー風の作り。席はカウンターかテーブルかを選べるようになっていて、この日は連れが一緒ということでテーブル席を選びました。
さて、メニューですが、醤油ラーメンと塩ラーメンが基本で、その他、つけ麺系のメニューが2種類の計4種。初の訪店ということで、今回は基本のしょうゆを“こってり”&炙りチャーシュー一枚追加でオーダーしました。相方は塩を“あっさり”で。
やや待ってラーメンのお目見えです。どんぶりが陶器ではなくステンレスなのがスタイリッシュなこのお店のこだわりを雄弁に物語っています。そしてこのステンレス製のどんぶり、陶器に比べて保温性に難ありかと思いきや、これが適温に温められていて、まったく違和感ありません。中空構造のシステマティックなものを使っているのでしょうか。なかなか考えられていますね。
そしてラーメン。
これは掛け値なしに美味しいです。絹糸のように細くしなやかな極細麺に、魚介のダシが効いたキレのあるスープ。そして香ばしい肉厚の炙りチャーシュー。どれもが単品として非常に高いレベルにあって、それらが互いをスポイルすることなく絶妙に調和しているのが凄い。麺を啜ってもスープを飲んでも、チャーシューを囓っても、必ず旨さの調和が楽しめる。なんという完成度でしょうか。
ということで夢中で食べ食べあっという間に完食。あらためてラーメンという食べ物の奥深さを思い知らされました。そしてこれだけの人気店なのに店員さんの接客レベルも非常に高い。文句なしの名店だと思います。はるばる遠方まで来た甲斐がありました。
その距離と大の人気店ということを考えると、そうそう何度も訪れられるお店ではありませんが、機会があればぜひ再訪したいと思います。