なんかつくってりゃしあわせ

なんかつくってりゃしあわせ。。。

ちゅう

2012-04-23 18:46:15 | 雑感
私の毎日のくだらない出来事を書いたブログを読んでくれている人は10代から70代の方らしい


10代ね、10代なんて全く可哀相だな


私は10代のころ、何をしていただろう
18前に上京して独りで生きて行く生活を始める前は
普通の学生だったな

高校生の頃は毎日5食ぐらい食べてた気がするけど、それでも尚且つ甘い物や美味しい物を食べる事を考えてた
その前、中学生の頃のことをふと思い出したりしたが
自宅の二階の二段ベッドの下の段に安いテープレコーダーがあって、それでYMOのライディーンなんかを聞きながら
(激しくナウいな)なんて想っていたんだな

ちなみに(ナウい)というのは、NOW=今 イマドキ、というその当時の流行の言葉である。
我が田舎では「ナウいべぇ?」「ナウかっぺよぉ」と言う風に若干の言語の変化が見られた。

そう。その頃は有り余る程の時間という資源があり、そのうえ私には充分な妄想という原動力もあった。希望も多少はあった。
唯一欠けていたのは経験価と資金だった

その当時から本が好きで、活字となれば新聞以外は手当たり次第読んでいた
その頃、たまたま私の手に当たる活字媒体は雑多なものが殆どだった

少女向けの漫画本「りぼん」だか「なかよし」

ある日、いつものようになんとか占いのコーナーを読みあさっていた
テニス部で八百屋のせがれの小島敏男君になんとか振り向いてもらえないだろうか、と作戦を練っていたのだ。
テニス部で八百屋のせがれの小島敏男君は、こんなに心を砕いている私には全く無関心で、同じくテニス部でちょっとヤンキー入ってしまったけど可愛い鈴木さんに心を奪われ始めていたのだった。

まぁ、そんな風に好きになった男の子に振り向いてもらえない、という経験値だけは高かったのでそんなにびっくらしなかったんだけどもね
若干ふてくされたキモチで本の頁をめくっていたらばさ、こんな記事があったのよね

「ねぇ、みんな。キスってしたことある?キスのお試しができるよ」

この一文にキスなんかしたことあるわけない私は過敏に反応した。そしてその次に続く文章をめっちゃ焦って読んだのだ


その記事が言うにはだ。

「キスがまだの子で、疑似キスをしてみたくない?だったらお家で一番柔らかい食パンを一枚用意してみて。
そしてそっと目をつぶって、その食パンの耳でないところに唇で触れてみてね。
そう、キスってこんな感じ。相手の唇の触感って柔らかい食パンのようなんだよ。なんとなく分ったら、今度はその食パンを少しだけ軽く唇で挟んでみよう。」

私はどきどきどきどきした。「少しだけ軽く唇で挟んでみよう。」なんてくだりはいま考えても泣かせるセリフだ!


お家で一番柔らかい食パン、お家で一番柔らかい食パン、お家で一番柔らかい食パン!

パンだパンだ!パンパンパンパン!


しかし、家で一番柔らかい食パン、って言っても普通のスーパーのパン(その頃はまだスーパーソフトなんて売ってなかった)だ
しかし、それはしょうがない。



私は後日家人がいない時を狙って「家で一番柔らかい食パンで疑似キス」を実行した事を勇気を持ってここに記しておこう。




その結果は、、、、、、内緒だ。


願わくば、この記事を読んでくれてる10代から70代の皆さんの家で、何故か家で一番柔らかい食パンが不思議なことに真ん中から食べられるのという現象が起きる事を願っている。

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