しろわんこLIFE

趣味の旅行と食べ歩き記録
最近yaplogより引っ越してきました。

2回めの免疫&抗がん剤治療

2011-11-30 22:15:16 | ぶらぶら闘病記

王子は腸炎の治療の為にステロイドの投薬を始めてしまっています。
先生によると
ステロイドは免疫抑制の作用なので
採血してもリンパ球の増加は見られなくなる、との事でした。

でも、今回体に戻す分は2週間前、ステロイド投与前に採血したものなので
ちゃんと増えていました。
なので今回は予定通り、免疫治療と抗がん剤を併用出来ます。


クール女子先生(王子の大学病院の担当医)に
ダメ元でリンパ球の培養をする事は出来ないか聞いてみると
費用の事もあるし、専門の先生と相談してみる、との事でした。

本日の治療前の血液検査

アルブミン 2.0(ただし、大学病院の正常値は2.7~)
総タンパク 4.6(大学病院正常値5.2~)

アルブミンの値は気になりますが、それでも浮腫は止まっているので
王子的にはまだ体を保ってられる数値です。
これをキープ、そして、もう少し増えるまではステロイドを頑張らなくては。。
(輸血の効果は1週間程度)

その他の検査項目については問題なく
(輸血の影響で白血球が高めではあるけれど)
予定通り抗がん剤も使えると言う事でした。

抗がん剤を点滴で1時間かけて入れ、
その後、1時間休憩してから30分程度かけて培養自己リンパ球を戻します。
(すぐ入れると効果が無くなるらしい)

がんばれ!王子。


その間、Jは大学の図書館で待ちます。
(長時間待つ飼い主さんは大学図書館に入れて貰えます)

Jの大学は獣医学科が他県にあったので
こことはちょっと違いますが、それでも何となく
生物系のキャンパスを懐かしく感じます。

そしてこの図書館には公益無線LANが設置されています。
フリーなのですが、実験的に置かれているとの事で
使用には登録してパスワードを貰わなくてはなりませんが
JはWi-Fiの契約をしていないので助かります。
助かるけど、、超不安定。笑
しょっちゅう切れますが、これも仕方ないです。


そして、図書館併設のカフェでランチ。
(ここは手続きなしで利用出来ますし、無線LANのスポットでもあります)
ハヤシライス600円+ランチドリンク100円



そして、王子の治療が終わりました。

げ、元気そう。。


まあ、王子は治療が終わるとナチュラルハイ状態になり
実際の体調に関わらず(?)こんな感じになるんですけどね。


そして、専門医の先生に説明を受けました。
今日は一応、奇跡を願って採血した事、
もしリンパ球が増えるようであればこの治療を続けて行くとの事で
もし治療が出来なくても、
腸炎で苦しい思いをさせるのは本末転倒なので
今の生活のクオリティーを出来るだけ下げない様に考えて行きましょう、
そして、腸炎が落ち着けば、出来るだけステロイドを減らしていき、
免疫治療を再開出来るようになれば、と言ってもらいました。

先生、どうしたの?
今日はJ、なんか落ち込まないよ。。。
(先生、このブログ読みました?疑惑。。。。←考え過ぎ)


帰ったら、さすがにぐったりと爆睡王子です。


抗がん剤の影響で気分が悪くならないか
今週もちょっと様子見です。





朝の王子

2011-11-30 11:24:44 | ぶらぶら闘病記
大学病院に行く日の朝です。
お洋服を脱いでも痒がりません。
まあ、ステロイドも抗生物質も飲んでるしね。

妹Eがせっせと作ってくれているマナー(介護)バンド。
なかなかの衣装持ちです。



病院に向かう車の中。
なぜかこっちを向いてくれる時はカメレオン状態。




一夜明けて

2011-11-29 23:12:03 | ぶらぶら闘病記
先生から、
一応黄疸が出ないかどうか気をつけて見て置いて下さい、と言われ
ドキドキの夜を過ごしましたが
王子は通常そのものでした。
ただ、おしっこがものすごい量に!!

そして王子の体調が気になりながら
出勤致しました。

本当に休まなくちゃ行けない時や早退したい時の為に
行ける時は行かなくちゃ。

で、急いで帰宅すると
王子はまたもや通常モード。
この平常心を見習いたいJです。

また、浮腫がかなり少なくなってる!
前日には後ろ足やしっぽまで水分でパンパンになっていたのに
かなりすっきりしています。

今日もアルブミンとタンパクが輸血によってどれくらい増えたか
見たいとの事なので検査に連れて行きました。(Jも見たい)

その結果
アルブミン 2.0 (輸血前1.4)正常値2.2~
総タンパク4.5(輸血前3.8)正常値5.2~
これでも大健闘です。
また急激に増えて4.85kgあった体重も4.5kgに。
やっぱり水で重くなっていたんだね。

本人も何だか体が軽くなってご機嫌です。





しかし、これは先生のお家のわんちゃんの力なので、あとはステロイドで
漏洩をしなくなるかどうかです。
しばらくステロイドを強めに飲んで行かなくてはなりません。
王子はステロイドの反応が割と良い方ですが
再発になればなるほどその反応が悪くなって行くものらしいです。

先生も「多分効くと思いますけど」と
珍しくネガティブ発言を封印してくれていました。(驚)

次の日は大学病院での抗がん剤&免疫治療の日です。
今回はステロイド投与前に採血したものなのでリンパ球は増えているので
明日は計画通りの治療が出来るはずです。
問題は今後どうするか。

ステロイドを使うと培養してもリンパ球はほぼ増えないとのこと。
抗がん剤だけの治療だと、有効濃度を使用すると
これまでの3倍は使わなくてはならないらしいです。
そうする当然、副作用も大きくなります。
肝臓や腎臓への負担も大きくなって、
途中で使用する事が出来なくなる可能性があるのです。
免疫療法と併用すると、抗がん剤はある程度薄めても効くらしい、との事で
体に負担の少ない治療法だったのですね。
(ようやく理解出来ました)

集中的に腸炎を治して、食事に気をつけて
もしステロイドを取りあえずやめる事が出来たら
また免疫治療を再開出来るのかな。
それまでに王子の体に残っている癌細胞が成長しませんように。。





輸血終了後の王子

2011-11-29 02:04:30 | ぶらぶら闘病記
夜8時過ぎ、病院から電話があり
無事輸血が済んで、アレルギー症状も今の所なくて
順調に終わりそうです、との連絡を貰い
病院にすっとんでいきました。

本当に元気そうな王子。。。。。
きっと体も楽になったんだね。

家に帰ってから、いきなり背中を掻きだし、気が付けば
またもや皮膚がぼわーーって赤くなりました。
これってもしかして輸血の影響??と慌てましたが
お洋服を着せると、いきなり落ち着きました。

今日はおニューのパジャマ。
iDogさんのものですが
抗菌&リラックス出来る加工を施された布で作られたものだそうです。
これで落ち着いて寝んねが出来ると良いね。



サイズもぴったりだから洗い替えを買おうかな。
(っていうか、フードなしを作ってくれないかしら~)



腸炎再発

2011-11-28 19:46:35 | ぶらぶら闘病記
恐れていた事が起こりました。

王子が3年前に患った腸炎が再発してしまったようです。
元々完治はしない、と言われている病でした。
お尻にタプタプ浮腫が出来ています。
低タンパクでアルブミンが1.4、総タンパクが3.8まで落ちてしまいました。
(ここの機械でのアルブミン正常値2.2~。最近のブランの値は1.9でした)

いままでステロイドを飲んで再発を防いでいたわけだから、
当然考えられる状況だったわけなんですが勝手に完治した気分になっていました。
それは多分、主治医も同じ思いだったろうと思います。

金曜日、家に帰ってみるとお尻の辺りがおかしい。
なんか腫れていると思って病院に連れて行ったら浮腫でした。
慌てて血液検査をして貰うと
アルブミンが1.6
火曜の夜の時点で1.9だったので急激な落ち方です。

この病気もステロイドが一番効くのですが
ステロイドを使った瞬間、免疫治療も終了せざるを得ない(つまり癌治療もほぼ出来ない)との事で
大学病院の先生とも相談した結果、腸炎の低タンパクの方が今の所すぐに命に影響があるので
免疫治療を諦めてステロイド治療を始めても仕方ない、との事でした。

土曜日にもう一度計ると、さらに落ちて1.5。

なんとか、なんとか腸炎を抑える事が出来ないだろうか、と
フラジールというお薬を倍量にして飲ませて見る事にしました。
低アルブミンだとウンチが緩くなるのですが、
薬を飲んだ後、ウンチの状態が戻ったので何とかなるかも、と思ったのですが。。。。

そして今日、なんだか胸騒ぎがして仕事を早退させて貰うと
昨日より更に浮腫が進み、下痢をしていました。

慌ててかかりつけ医に連れて行きました。

土曜日の時点で輸血の必要性も考えて
病院のわんこちゃんとの血液のマッチングテストは出来ていたので
緊急輸血をして貰う事に。
血液検査でアルブミンが1.4まで下がってしまったので
もう猶予はなく、ステロイド治療をする事にしました。
今、王子は病院で輸血をしてもらっている最中です。
何とか頑張って欲しいです。

そして、これで癌再発の可能性はさらに高くなりました。

でも、今、目の前にある最大の危険を回避するしか無いので
仕方ないのです。

今を出来るだけ快適に過ごして欲しい。
それだけです。

ちなみに、全身カユカユは低タンパクと引き換えに
いきなり治まりました。