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ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

コトを責める

2007年12月25日 | 時事
何故、走行中のマイクロバスの扉は開いてしまったのか。
扉の操作が手動から自動に切り替えることをドライバーが忘れていたという事実があったようです。なおかつドアロックがされていなかった事実もあったようです。

それでも何故、走行中のマイクロバスの扉は開いてしまったのか。
実はここが同じような事故の再発を防ぐために一番解き明かされなければいけない事実だと思うのですが、どこのマスメディアも触れていないのが不思議です。

DNA鑑定で14年前の殺人事件の容疑者があぶりだされました。
4兆数千億分の1の精度だそうです。
悪事はいつかばれる、それが解っていてもまだ衝動を抑制できずに犯罪に及んでしまう。それが人間の悲しい性なのでしょうか。

容疑者は14年前の事件を覚えていないと言っているそうですが、これをあながちウソとは決め付けられないのかもしれません。

オヤジだって14年前のコトを正確に覚えているかと問われれば、余程強烈な経験でない限り、記憶は曖昧なもんです。
容疑者がこの事件以外にも余程凶悪な犯罪に染まって感覚がマヒしていたのか、ホントに忘れたい事件で自分の意識の中に記憶を閉じ込めてしまっているのか解りませんが、ありえないことではありません。

でも、許されないことは許されないし、罪として償うべきは償うべきで、思い出す努力も大事です。
同じように何故マイクロバスの扉は開いたのか。
責めるべきは決して「誰が」というヒトではなく、「何が」というコトだと思うのです。