教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

形から入った人の失敗例

2011-12-04 00:47:12 | 経済/経済/社会
アフリカ人「宇宙にいく。4年後にはシャトル打ち上げ」←画像見て これでどうやって宇宙目指すんだよ・・・
http://blog.livedoor.jp/funs/archives/52054174.html#



これちょっとおもしろかった。
外形だけマネた飛行機っぽいものを作って、それで宇宙へ行くというのだ。

もうほとんどツッコミどころ数え選手権みたいになっているような気がする。

ジェットエンジンを使うというのに、なぜか宇宙へ行こうとしているとか。
宇宙にいくというのに、なぜか飛行機を作っているところだとか。
飛行機を作っているはずなのに、なぜか翼の形状が揚力を生む形になっていないとか。
こんな非科学的なことを、なぜか元天文学専攻の学生が指揮しているとか。

やっぱり物理の教育って大事なんだね・・・。

日本は技術立国なはずなんだが、にもかかわらず先進国でも理科が嫌いな人が特に多いし、日本の行く末にこういうモノを若干感じなくもない。
仮に少し未来の日本人でこういうモノを作る人が現れたとして、そいつらにベルヌーイの法則なんかを使って揚力が生まれるしくみを説明してやったとしても、飛行機を作ろうとしているくせに絶対にそれを理解しようともしないだろう。



だがよく読むともっと大きなツッコミどころがある。

> And he cited funding from foreigners, and the promise of cash from the Ugandan government, as markers to their ongoing success.

このプロジェクトにウガンダ政府が資金を投入しているというのだ。

そういう事実関係が明らかになった後にあらためて見てみると、リンク先の写真で写っている人の主催者を除く全員が雇われ人でバイト代くれるからやってるだけのめっちゃやる気ない顔で仕事しているようにしか見えなくなってきた。
案外みんな本気で飛べるとは思っていないのかもしれない。
それならそれでいいんだけどさ。
日本で誰も使わない橋を作るのとアフリカで飛ばない飛行機を作るのとでどっちが有意義かというと、そりゃあケインジアンだったら公共事業としてどちらも同じくらい役に立つと答えるはずだ。



わたしは形から入るのを否定しない。
とりあえずやってみるのは実にいい経験になる。
しかし、似た形のものさえ作れば同じ効果が得られると思うと罠にハマる。

いや・・・
女の子の形を模した二次元のヒロインのとりこになっている我輩がそれを指摘するのも変な話かもしれないが。