教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

望みはかなわない(ましろ色)

2011-12-11 00:17:01 | オタネタ全般
ましろ色シンフォニー
「望むだけでは実力の差はくつがえせない。望みはかなわない」

アイドルマスター
「誰でも望めば絶対に願いはかなう!」

ラストエグザイル 銀翼のファム
「望みがかなった後、余生をどう過ごそうかね」



今期のアニメの根底にあるコンセプトはこんな感じじゃないかというフシがある。

実際、「望めば願いはかなう」というのは日本人は大好きで、無宗教の日本人の根底にある宗教的思想といってもいいかもしれないほど浸透している。

しかし!

実際にはそんなことはない。
どんな願いでも誰でも望めば絶対に願いがかなうのは主人公補正が入っているときに限る。

でなければ、ただのブロンズセイントがゴールドセイントとタイマンして勝てるはずがない。
ブロンズセイントでも勝てたのは主人公補正に他ならない。
残念ながらそれが過酷な現実だ。

現実ではプレーヤー1人ではない超多人数マルチプレーヤーで行う対戦プレイの世界である。
自分と競合する相手の望みだって平等にかなわなければツジツマが合わない。
だから自分に主人公補正はかからない。

まっ、んなことは受験戦争という戦場の最前線からの帰還兵なら誰でも知っていることだから、ここであえて言う必要なんてないわけだが。



ましろ色シンフォニーはどうなんだろう。

人格者で、他者や動物への配慮を怠らず、しかも巨乳。
それが唯一そろっているみう先輩だけが勝者になれた。

反面、みう先輩が持つものを何ひとつ持っていない紗凪は勝者になれなかった。

これが結果か・・・。

これが結果か!!!

最も客観的に納得できる条件が整っているが、最も主観的には受け入れがたい。