Keep on Sailin', Keep on Dreamin'!!

"先"にある楽しいことを考えながら、"今"を精一杯生きてみよう!

ブダペスト

2008-12-31 22:10:44 | 旅行
大晦日の昼過ぎ…旅の最終目的地であるハンガリーの首都・ブダペストへやって参りました。

それまでのドイツ語とは打って変わり街中はマジャル語…何が書いてあるのか見当すらつきません(汗)
しかもウィーンの洗練された街並みと比べるとどうしてもゴミゴミした感が否めず、治安も劣りそう…

…という、どちらかというとネガティブな第一印象でしたが、中心部に行くとそのイメージは一新され、ヨーロッパ独特の趣のある街並みが広がります。


まず我々は王宮へ。
 
ヨーロッパ的な建物に他地域の文化が加わったような、不思議な物です。
まずエメラルド色で丸いドームとか、かなり中東っぽいですよね!
内装も内装でまた西欧のものとは異なり、こちらはどことなくアジア風です。


王宮を後にして丁度日本が年越しを迎えようとしていた頃、夕食。
ハンガリーの通貨であるフォリントを充分に持ち合わせていなかったため、ユーロで払おうとしたら大分水増し請求される…
2人で9,000円弱のところ13,000近く払わされたかな。。
「ユーロも通用する」と書いてあっても、現地通貨を持ち合わせるようにすべきですね。今後の反省だ。


で、ブダペスト名物の夜景を見るためにドランカーのリーさん(←相当エグってた。笑)を連れて丘に上がりました。

電灯が殆ど無い、本来真っ暗であろう坂道にも拘らず、上の写真のように空が明るいため足元もよく見えます。
…どんだけ凄いライトアップなんだ... と思いながら頂上まで辿り着くと…


これはヤヴァい…!!
写真中央を縦に流れているのがドナウ川で、岸や橋のライトアップが水面に反射してそれはもう幻想的な風景が…!!
「これ、写メって神奈川メーリスに流す!」とリーさんが言い出す気持ちも分かります。(※日本時間:AM3:00)

光ってしまいましたが、先の王宮のライトアップも川と一緒にここから見えます。
「世界一の夜景」・「ドナウの真珠」…これらの異名に納得です。


年も明けた翌日…

正月ゆえに殆どの施設が休みなので、プラプラと街歩きをしてきました。
 
教会の中では礼拝をしています。

 
中心部の街並みと…門松!?


昼食に食べた現地料理のグヤーシュ。
上手く言えませんが、スパイスの効いた肉野菜スープってな感じで美味しかったです。


そして旅の〆は、生のニューイヤーコンサート@ブダペスト。
NHKでも放映しているウィーンのそれに比べるとマイナーですが、自分達としては充分。
会場であるブダペスト郊外の芸術宮殿には世界各国からの人が集まっていました。(何ヶ国語もの言語が飛び交うロビーは、初体験の空間でした。)
ちなみに、ほぼ間違いなくリーさんと僕で会場最年少コンビ(笑)

コンサート内容はハイドンの楽曲中心。
フレーズ単位でしか知らないものが殆どでしたが、ソリストもコーラス隊もいて、見所・聴き所満載でした。
指揮者が実は超有名な方だった…というのを帰ってから知ったのが残念。


いやいや…かなり端折って書いてしまいましたが、五感フル活用の、実にボリュームのある旅でした。
1/2はウィーンで出せなかった年賀状を何とか出し、帰路に着きます...
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ウィーン

2008-12-30 22:10:52 | 旅行
オーストリアの首都・ウィーン…「音楽の都」という異名で有名な都市であり、同時に非常に美しい景観の都市です。


この写真はシュテファン大聖堂の塔の上より。(高所に震えながら撮りました。笑)
上からの眺めも良い感じですが、実際に歩いて見るとその良さが倍増します。


ウィーンでの1日は甘いものから始まりました。
大聖堂近くのカフェ・ザッハーにて、本場のザッハー・トルテを食べてきました。
 
上品な味でおいしいのですが、砂糖の塊か!?…ってくらいに甘いケーキです。
ちなみに、カフェ内にいた客は自分ら含めて5組中3組が日本人でした。(笑)


この日はリーさんと別行動をとり、自分は郊外のシェーンブルン宮殿へ。
ちなみに、別に喧嘩とかしたわけではありません。
先に紹介したシュテファン大聖堂にはもう1つ塔があり、
・リーさん →そちらにも登りたかった
・自分   →高所恐怖症ゆえに1つ登っただけで懲りた
…ってのが正直なところ。(笑)


■シェーンブルン宮殿
 
約500人の列ができていたので、宮殿内には入れず、外からの写真のみとなります。
総面積1.7k㎡という広大な敷地に建つメインの宮殿と離れの建物…全体構造といい、建物単体のイメージといい、ヴェルサイユ宮殿と似たものを感じました。
幼少期をここで、結婚してからヴェルサイユで過ごしたマリー・アントワネットの存在が、少なからず関わっているのでしょうか。
…内部も見てもっと比べたかったな。

そして、恐らく夏場に来たらもっと綺麗な姿が見られそうです。



■時計博物館
どちらかというとウィーンの中ではマイナーと思われる博物館。
とはいえ、個人的には結構ヒットでした。
置時計から懐中時計、特殊な時計まで数多く展示していました。

 
左は月・日・曜日・時・分・秒などが別の盤面で表されている時計で、右は地球儀・星座早見と一体になった時計。
左は生活必需品、右は贅沢用といった感じですが、何れもこれ程の多機能を歯車制御のみで実現していた…というのは凄い技術だと思います。
(逆に、僅か50文字程度のプログラムでこれらの機能を実現できる現代のソフト技術も改めて凄いと思ったり)

 
左の写真の一番右のものは超巨大砂時計です。
比較用の何かを入れれば良かったと後悔していますが、ともかく高さが約50cm。カップラーメンが伸びちゃいますね(笑)
一方で右の写真は…よくご覧ください。
一見絵のようですが、右上に描かれた時計台の時計が本物なのです。

何れの時計も、当時の時計が(機能性以上に)インテリアとしての役割に重点が置かれていたことを物語るものだと思います。


■ペータ教会

帰り道に何気なくふらっと立ち寄ったのですが、後で調べてみたら中欧最古(?)のゴシック教会だったとか。
中ではミサをなっていました。


■国立図書館

ガイドブックいわく、「世界一豪華な図書館」。
確かに天井が高く、内装も豪華絢爛で、どう見ても宮殿か何かだろ!ってな感じ。
通路と本棚の間にロープが張られていたから恐らく蔵書の一般公開はしていないのでしょうが、内部を見るだけで価値があると思いました。
なかなか興味深いオーストリア出身の有名人を紹介したパネルがあったのですが、時間の関係であまり見られず。
折角英語で書かれていたから、次行くことがあったらちゃんと読みたいな。


■オペラ
国立オペラ座にて。
リーさんと合流して2人で寒い思いをして並び、3ユーロの立見席を確保しました!
言語がイタリア語で意味不明だったり、前の自己中な親子に視界を遮られてキレそうだったり…と色々ありましたが、音響の良さとオペラ歌手の声量・迫力には度肝を抜かれました。セットも細かいところまで色々作りこんであったし…
毎年オペラを見るためにヨーロッパへ出かけていた、高校時代の某世界史教員の気持ちが少しわかりました(笑)
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ハルシュタット

2008-12-30 00:25:19 | 旅行
知る人ぞ知る名所…そんな言葉は、こういう場所のためにあるのでしょう。。
住民僅か1,000人の山奥の炭鉱村、それがハルシュタットです。

ザルツブルクを後にした我々は、ウィーン方面へと続く鉄道の途中駅で乗り換え、旅前半のハイライト・ハルシュタットへ。



この一帯はザルツカンマーグートと呼ばれる湖沼地帯で、映画「サウンドオブミュージック」の撮影に使われたような美しい地域。
早速車窓から、上の写真のような霧掛かった幻想的な風景が見られて、嫌が上にもテンションは高まる。。

乗ること1時間。ハルシュタットに着く頃には霧も晴れ、青空の下にはこれまた絵のような風景が…!!
 
ちなみにこの時点で気温は氷点下ですが、ここの水は凍っていません。鴨がいたから恐らく淡水なのに…
常に山からの湧き水が流れ込んでいるせいでしょうか。

街はこんな感じ。

建物もレトロで、自然と調和した感じが何とも素晴らしいです。
夏であれば標高1,000mにある塩鉱に行かれたのですが…見事に冬真っ盛りなので断念し、街をブラブラしてました。
ちなみに、我々が訪れた日は快晴でしたが、太陽が昇ったのは11:30でした。
あまりに高い山々に囲まれて日光が遮られているんですね! 不思議な感じ…

帰りの車窓からはこんな雪山が見えました。
光ってしまったのがちょっと残念...



ハルシュタットを後にした後は、ウィーンへ向かいました。
着いたのは16時頃でしたが辺りは既に暗く、腹も減ったので夕食に向かいました。
店は「ツム・シェーラー」というオーストリア料理の店。

下の写真は僕が食べたビーフシチューみたいなやつです。

元はハンガリー料理で、それをオーストリア風にアレンジしたとか。
日本のビーフシチューよりもスパイスが効いていて、付け合せのジャガイモはバジルが効いていて、かなり絶妙な感じ。
野生の勘が驚異的に冴え渡り、今回食べたものはどれも美味しかったです。
でも、その中で一番美味しかったのは間違いなくこれです。

また、この店のマスターがかなりナイスキャラで、非常に仲良くなりました。
3人で撮影した写真がリーさんのカメラに収まっているハズ。。


☆きあイングリッシュ その2☆

 ・Have to & must [ハフトゥー アンド マスト]
  ~しなきゃ損する ~しないとかあり得ない
  / When you go to Austria, you have to & must visit Hallstatt.
  オーストリア行ってハルシュタット訪れないとか、あり得ない。

…マジで、ハルシュタットは良い所です。
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ザルツブルク

2008-12-29 01:44:42 | 旅行
ヨーロッパで鉄道の旅を自前でする場合、必要な特殊アイテムは次の2つ。
①ユーレイルパス
②トーマスクックの時刻表

…①は現地版の青春18切符みたいなもの。ただ、日本と違うのは
・現地の人は買えない
・TGVなど一部を除いた特急にも乗れる
・上記の特急に乗る際は特急料金を追加するだけで乗れる
です。

一方の②は、季節ごとに更新されるヨーロッパ全土を網羅した時刻表で、日本の書店でも手に入ります。今回はこれが曲者でした。
自分が持っていたのは2008年秋バージョンで、これの適応は12/13迄でした。しかし困ったことに、結局出発まで冬バージョンは発売されず、この秋バージョンの時刻表でスケジュールを組まざるを得ない…という悪条件。

結局これには最後まで苦しめられることになるのですが、その初っ端がウィーン→ザルツブルクでした。乗る予定だった列車が冬は走っておらず、ザルツブルクに到着したのが11時過ぎ。
しかもホテルがわかりにくい場所で、観光スタートは結局14時頃。
そんな感じで、残念ながらちょっと端折ったスケジュールになってしまいましたが、とりあえずこんな感じ。(↓)


■ホーエン・ザルツブルク城

旧市街に聳え立つ城。歴史的な経緯は割愛しますが、ここからの眺めは絶景でした。まず街側を見れば街全体が見渡せます。凄いのは裏側で、こちらからはスイスの山脈が見えるのです。標高4,500mのマッターホルンを筆頭とした、富士山の1.2倍~1.5倍の山々は圧巻です。(最初は本気で、山頂の雪が雲だと思った...)

■ザルツブルク大聖堂

街の中心にある、1万人を収容できるという大聖堂。
同じ時代に建てられたフランスのノートルダム大聖堂よりも内装が豪華。


☆きあイングリッシュ その1☆
二人旅だけあって、今回の旅行では様々な造語が生まれました。
早くも2009年の流行語大賞を狙っているので、都度紹介していきます。

 ・Salzy [ザルツィー]
  (形)しょっぺー ×塩辛い / You're very ~ !! お前, マジしょっぺー!!

  ザルツブルクの「ザルツ」は塩という意味.
  「今までザルツブルク来なかったとか, マジしょっぺーわ!」
  「塩だけにっすね(笑) Saltyだ…」
  という会話より生まれた.


 ・Teppei (-san)
  (固)ガイドブックに載っていないザルツブルクの見所の1つ. 直径3m程の球体の上に人が乗っているオブジェ.
  その姿が銀球に登った哲●サンと類似していたため, この名が付けられた.
  / Let's meet you infront of ~ at 6 p.m. 6時に ~ 前集合で. 
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日本~ウィーン

2008-12-28 01:24:31 | 旅行
12/26夜に実家へ戻り、12/27朝一で成田へ。
間もなくリーさんと合流し、現地での集合などを打ち合わせる。。。

あ…今回当初は一人で行く予定で航空券の予約を進めていて、リーさんを誘ったのは後からでした。従って、違う便でそれぞれ現地へ向かい、現地集合&現地解散という形です。


僕はモスクワ経由でウィーンへ向かいます。
ロシアに降り立ったのは初めてですが、まずは大雪&「気温-10℃」にビックリ。
そして、従業員や店員の愛想が無いこと…。
飛行機が遅れるアナウンスは無い(尋ねたら「モニター見ろ」の一点張り)わ、お釣は投げるように返されるわ、挨拶は無いわ、寧ろ表情すら無いっていう…機械の方がマシかもしれません。
いやはや、社会主義の名残を感じずにはいられませんね(笑)

この時は文化の違いとしてネタで済ませられる感じでしたが、帰りにはここでちょっと被害を蒙りました。
なので、この空港は金輪際利用したくありません。
詳しくは後ほど…


ウィーンに着いたのは22時過ぎでした。
リーさんの飛行機も遅れながら無事に到着し、特に大きな問題は無く宿泊先まで辿り着きました。
(チェックイン時間を過ぎてから着いたので、ホテルのおっちゃんは機嫌悪そうだったけどね~…笑)
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