Keep on Sailin', Keep on Dreamin'!!

"先"にある楽しいことを考えながら、"今"を精一杯生きてみよう!

「機会費用」のコントロール

2023-12-03 19:46:21 | Weblog
例えば、自分が立て替えた1,000円の請求に1時間かかるとする。(意外とよくあるシチュエーション)
ここで取り得る選択肢は、下の3つかなと思う。

①黙ってそれをやる
②楽にやる方法を考える(プロセスを改善する)
③機会費用を考えて、やらない(替わりに、もっと価値ある他のことをやる)

恐らく美徳とされるのは②なんだろうけれど、③の選択肢も取り得る(例えば「替わりに時間単価2,000円の仕事を請ける」など)状態面・メンタリティ面の柔軟性を持っていると、凄く楽で楽しくなると思う今日この頃。
収入を最大化したければ②と③を組み合わせれば良いし、余暇時間を確保したいのあれば③だけやれば良いのだから。
(※もちろん、やらないことで誰かに迷惑をかけるものであれば①か②を取らざるを得ないけれど…)
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「独立」の中の繋がり

2020-08-03 19:16:41 | Weblog
早いもので、個人事業主として開業してから3か月が経ちました。

完全に予定外の独立でしたが笑、、区役所でのアドバイザーに始まり、
・補助金申請のサポート
・オンラインセミナーの講師
・研修資料づくり
・アフリカの起業家紹介記事のライター…

そんな、意外と幅広い企業支援の業務をこなしながら、生活に支障ないレベルの収入を得られるに至っています。

一般的に言われているとおり、独立すると会社員時代にあったような

・上長や会社の承認をとる
・メンバー間のスケジュール調整
・突然の来客対応

…といった調整業務は完全に無くなりました。
これらは意外と気を遣うし、予想以上に時間を割くこともあったので笑、その点はやはり楽だな~と。

でも独立したことで「完全に一人屋台か」「自分で全部こなせているか」と言われると、むしろその逆に思えます。

確かに、多くの時間はカフェや家で一人で活動しているので、一見すると一人屋台です。
しかし、仕事を紹介してくれる方、リモートで仕事を手伝ってくれる後輩、コメントやフィードバックをくれるお客さんや診断士の先輩方…
そうやって自分を信頼して仕事を振ってくれる方がいたり、同様に信頼して力を貸してくれる方がいて、上手くバランスが取れている感じです。

たぶん僕1人だったら細かい仕事しか取れないと思うし。仮に大きな案件を取れても、できることは質・量両方の面でだいぶ限られます。

そういった意味で人間関係の「幅」は企業内の頃より狭いけれど、繋がりの「深さ」は企業にいた時分よりも深い気がしています。
加えて遠隔の分、ある意味で"より丁寧な"コミュニケーションが必要だと感じます。

新入社員の頃に宇都宮線のボックスシートで絡まれた(あ、話しかけられた笑)酔ったおじさんトリオが言っていた

「仕事と作業の違いって分かる? 1人でやってたらそれは作業でしかなくて、仕事は関係者と一緒にやるものだよ」

…という言葉。
なぜか頭の片隅にずっと残っている言葉の1つなのですが、今改めてそのとおりだと感じています。

たぶん自分1人(完全な一人屋台)だったら作業レベルのことしかできなくて、仕事的にも金銭的にも大した付加価値は生めないので。
本当に"繋がり"に支えてもらっています。


タンザニア渡航の予定は全く見えず、この生活がいつまで続くのかは正直分かりません。

でもこの生活もスリリング&チャレンジングで想像以上に楽しいし、折角なので引き続き、色々と経験してみようと思っています!


もう1つ加えると、、
個人事業主として活動してみて不便に感じるのは、「ちょっと訊きたいこと」を聞けない環境です。

それは文章の言い回しだったり、英語の解釈だったり。あるいは何かの手続きの仕方だったり。

「訊けばすぐ教えてくれる同僚がいた」という会社員の環境は、実はもの凄く恵まれてたんだな~と今更ながら感じています。

このご時世、ネットで調べれば大概の情報は手に入りますが、近くにいる同僚に訊けば数分で終わること(しかも時として、追加情報ももらえたりする)を知るのに30分も1時間も掛かっている気が...笑

…その対策として、もしかしたら近々シェアオフィスを借りるかもしれません。同じような個人事業主であれば、そのあたりを埋められるんじゃないかなと。
さらに、「頑張ってる個人事業主の方から刺激をもらいたい」という別の目的もあって。

ともあれ、前向きに試行錯誤中です。
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公共と民間と

2020-06-22 22:32:31 | Weblog
4月からお世話になった区役所でのアドバイザー業務が、今月末で終わることになりました。
連休前後に怒涛のように殺到した企業からの相談が一段落し、予約に空きが出始めたためです。
(※パフォーマンスが悪くてクビになったわけではない、はず…笑)

4月からのタンザニア渡航の延期と、それに伴ってJICAからの業務委託契約の延期も決まり、実質無職・無収入になることが確定したのは3月の最終週。
その中で真っ先に「アドバイザーやりませんか?診断士の力を貸してください!」と声をかけてくださり、「必要だから」ということで勤務日を増やしてくださったのは、この区役所でした。
そんな収入面のピンチから僕を救ってくださったことは、本当に感謝が尽きません。

加えて、(褒められることではないし少し怖かったのも事実だけれど)自粛期間中に"人と接する大義名分があり、他人と会話ができる"という環境にいられたことも、精神的にだいぶ救われた気がします。


そして、経験という意味でも。
これまで新卒からずっと民間企業しか経験していない自分にとって、公共機関で一緒に働く経験は初めてでした。
一番感じたのは、「全員を救わなければならない難しさ」です。

民間企業であれば、極論すれば自社のファンだけを大切にすることができます。(換言するならアンチを「うちでは対応できません」と放置できる)
しかし公共機関は「切り捨てる」という選択肢がありません。

例えるなら…自分が10個のお菓子を持っていて、周りに10人の人がいたとします。
(お菓子は"自社のサービス"と考えても"自社リソース"と考えても良いです)
民間企業であれば10個のお菓子を1人のファンに配っても良いし、ファンに3個・ファンにしたい人に7個配ることもできます。
かたや公的機関であれば、10個を10人全員に均等に配らなければならないイメージです。

コロナ禍で「公務員は給料変わらなくて不公平」のような意見もありますが、"それは実態を知らないコメントだな"と感じる今日この頃です。
(もちろん立場に胡坐かいてる公務員の方もいるんだろうけれど、多かれ少なかれ、それは恐らく民間企業でも一緒)
間違いなく、そんな民間企業がサポートできない人をサポートする公的機関は必要だし、働く方々も、そんな民間企業とは違う難しさに直面していることを痛切に感じます。

とりわけ、こういった有事においては…
医療機関や物流の方々のインパクトが強すぎであまり光が当たっていませんが、このコロナ禍で市役所・区役所も「縁の下の力持ち」的な存在でフル稼働状態でした。
アドバイザーの僕は勤務日を決められていましたが、職員の方々は朝から晩まで・土日も働かれていました。


僕自身もこれまで、"他の組織の方"という立ち位置で公務員の方々と一緒に仕事させていただいた経験はあります。
議論が噛み合わないことが端々でありましたが、そのすれ違いの根源はそんな、ベースにある「全員を救う必要があるか否か」という価値観やミッションの違いだったのかな?…と今回経験してみて思います。

次に民間企業と公共機関で一緒に仕事をする機会があったら、両方を知る自分が間に入ってうまく調整できるように。
それぞれの良さ・強みを引き出せるように。
…「次はそんな役割を担えたら」と、感じずにいられない3か月間でした。
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30代後半へ。

2020-02-05 20:07:53 | Weblog
お蔭様で35歳の誕生日を迎えました。
30代前半を振り返ってみると、大きく舵を切った5年間だったと感じます。

(犠牲にしてしまったことも沢山あるけれど笑)、総じて"やりたい方向"に進めているように思えます。
色々な場面で助けてくださった皆さま、本当にいつもありがとうございます!

20代から続けていた大きなイベントのSOが終わり、30代後半はそのエネルギーを途上国に賭けてみようと思っています。
これからも宜しくお願いします!!


【30歳】
・丸の内駅伝で、社内メンバーと準優勝
・SFCかるた部スキー旅行
・職場メンバーと、西湖ロードレースツアーを企画(ここから毎年開催)
・診断士の実務補習を受け、晴れて診断士登録
・インド現地法人の立ち上げに従事
・タイで年越し

【31歳】
・熊本地震の被災地ボランティア(西原村)へ
・インド地下鉄案件の入札で激務
・フィリピン初上陸
・インドネシアのスタディーツアー参加
・入札の結果、アーメダバード地下鉄案件を受注

【32歳】
・半年間のインド駐在(アーメダバードで誕生日を迎える)
・案件の立ち上げ完了を置き土産に、前職を退職
・青年海外協力隊の選考に落ちる(※ニートの危機)
・国際大学に滑り込みで合格し、2か月間の英語漬け生活
・TOEICで800点を突破
・現職の選考に合格
・初めて、外国人向け授業の講師を務める

【33歳】
・SFCかるた部スキー旅行を久々に企画
・GWに久々のヨーロッパ旅行(スロヴェニア)
・アフリカ初上陸(ケニア)
・南米大陸に初上陸(コロンビア)
・JICA企画調査員(ケニア)の選考に落ちる
・酪農家向けコンサルティングプランを提案し受託
・ウズベキスタンで年越し

【34歳】
・アクアスロンに初挑戦
・紀伊半島を自転車で走破(野生のクジラを目撃)
・貿易実務検定合格
・Project Develop Managementの資格取得
・北海道で酪農家向けのコンサルティング活動に従事
・神奈川同窓会、SFCかるた部同窓会を企画
・ミャンマー、ラオス、スリランカに初上陸
・初めて海外で講義する(in カンボジア)
・青年海外協力隊(短期)の選考に合格 →ソロモン赴任の権利取得
・JICA企画調査員の選考に合格 →タンザニア赴任が確定
・スワヒリ語の勉強を始める
・SOファイナル
・ハーフマラソンで準優勝
・アルトサックスを始める
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一種の"非日常体験"から

2019-09-27 23:31:55 | Weblog
有給を使って副業(診断士関連)をやってみました。
ちょうど仕事も一段落しそうな時期だったし、副業の内容が面白そうだったので手を挙げて...

もっとも内容は、"ある都内の商店街(先輩の診断士がコンサルに入っている地区)で開催されるイベントのスタッフ"という、割と肉体労働系なのですが…笑

イベントというのは、商店街興しを目的にした「小学生による絵のコンテスト」です。
今年の夏休み、そこの地元の小学生に「商店街のどこかのお店を訪問してインタビューし、そこの絵を描いてください」というお題を与えて絵を募っており、そのうち一次選考を通過した約30枚を2日間商店街内に貼り出して、通行人に人気投票してもらう…というもの。


実は僕も大学時代の最初の研究テーマが商店街振興だったので、ちょっと懐かしさも感じつつ、そこから15年近く経った(たぶん大学生当時では気づけなかった)自分が感じたもの・得られたものはこんなところだなと。

・結構細かくインタビューして掛かれた作品もあって、この企画はお店への愛着向上に間違いなく寄与している
・展示された絵を題材に、(たぶん)知らない人同士でその場の会話が弾むこともある
・絵の上手さ以上に、小学生の着眼点に"目から鱗"と感じる場面がある
・描いた本人が通り掛かった時、メンバーで褒めたり、本人のカメラで写真を撮ってあげるとめちゃくちゃ喜ばれる

上の2つは何かの仕掛け・仕組み作りのヒントに、下の2つは企画に子供を巻き込む時のヒントに、何かアレンジできそうだと感じます。
このイベントもまた、根底にあるのは"人と人の繋がりづくり"だったり"才能に光を当てる"だと感じており、それも自身に響いた要因かもしれません。
懐かしさと日銭だけではなく、そんな思わぬ発見まで付いてきました。

月並みだけど、「普段やらないことをやるのは、普段見えないもの・考えないことを得られる良い機会だな」と改めて。
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