Keep on Sailin', Keep on Dreamin'!!

"先"にある楽しいことを考えながら、"今"を精一杯生きてみよう!

日本~NY~プエルトリコ~ドミニカ

2009-04-29 22:22:30 | 旅行
当初予定より1日遅れて、ニューヨーク→プエルトリコを経由してドミニカへ入ります。
日本~ニューヨークはANAで向かいました。
・留学 → オランダ航空
・卒業旅行 → フィンランド航空
・ノルウェー → エール・フランス
・オーストリア → アエロフロート
…と、実は個人旅行を始めてから日本の航空会社を使うのは今回が初めてです。
普段は高くて手が出せませんが、今回はサーチャージ低下の恩恵で、どこよりも安いのが全日空という珍しい現象が起きていました。
前回がアエロフロートだったこともあってか、非常にサービスの質が高いように感じました。
食事のメニューは先に配られるし、1時間に1回は飲み物を持った客室乗務員が回ってくるし…
小売店以外のこんな所でも、各国の特徴が出るんですね。。

さて、アメリカへ上陸したのは家族で連れてきてもらった高1以来です。
そう…"9.11"が起こる前です。
当時に比べて、入国審査の厳しさは格段に高くなっていたように思えます。
もちろん当時のことはあまり詳しく覚えていませんが、少なくとも細々と質問されたり指紋取られたりはしなかったですね。
検査員と会話をしなければならないので、日常会話ができるくらいの英語力が必要なようです。
そういった意味では、以前に比べて少し敷居が高くなったのかな。。

気を取り直して先ずはプエルトリコへ。
"豚インフルエンザ"予防のため、飛行機内でマスクをしていたのですが、これに対して隣に座った方から…
「どうしてマスクしてるの? みんな怖がってるよ?」…と。周囲を見渡せば、確かにマスクをしている人は誰もいません。
感染予防の話をしたら、
「そんなのしょうがないよー。かかる時はかかる!」
…我々日本人が神経質過ぎるのか、こっちの方々が楽観的過ぎるのか、はたまたこっちに正確な情報が流れていないのか...
答えは分かりませんが、違いを感じずにはいられません。

飛ぶこと4時間。
プエルトリコに降りて最初の感想は「蒸し暑い」。そして次に頭を支配したのは、驚きと焦り…
トランジットに時間が無かったので、案内されるがままにサント・ドミンゴ行きの便が待つターミナルへ行きました。
すると停まっていたのは乱気流に巻き込まれたら一発KOされそうな、小さなプロペラ機。



まぁ確かにそんなに距離は無いけどさぁ...。(汗)
…実際、雲の中に入ると上下左右に大きく揺れ、他の乗客からも悲鳴が(笑)
でも近くに座っていた(アメリカ人の)おばちゃんは、「ドミニカへ買い物に行くときによく乗るんだよ」…と平然。
いやはや…平然としていたことも勿論ですが、隣の島まで買い物に行くという文化にビックリです。
かつてヨーロッパ人の"今日の夕食は隣の国で"という発言にもビックリしたけど、海を渡っちゃうというのはそれ以上の驚き。


ともあれ飛行機は無事にドミニカの首都・サントドミンゴへ着陸し、「TAXI」とは何処にも書いていないタクシーに乗ってホテルへ到着。(←空港前のタクシー事務所から乗ったとはいえ、結構怖かった)
この日は夕食を食べず、爆睡しました。さすがに飛行機での20時間近い移動は草臥れました...
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決断

2009-04-24 00:48:50 | Weblog
寮長業務・序盤のクライマックスです。
うちの寮には犬がいます。いつ誰が連れてきたのか今となっては定かではありませんが、かなり長い間住みついているようです。
しかし、めざましテレビの「今日のわんこ」で取り上げられるような"寮のマスコット"的な存在ではなく、誰も面倒を見る余裕が無く、管理人が仕方なく面倒を見ている…というのが現状です。

昨年、その犬が病気になりました。不治の病で、放っておくと他の犬にも感染するようです。病院が見積もった治療費は、年間約40万円…
ただし(蚊を媒体として他の犬へ感染するため)冬の間は問題ないということで、先代は薬で病気の進行を遅らせる措置をとりました。
で、引継ぎ資料の中にあった文言は「犬の件の判断は、次期寮長へ一任します」...


治療か、保健所での安楽死か…もう決断しなければなりません。
恐らく"何が正しい"という答えは無く、嫌が応にも感情論とか価値観とかそういう類の話になってしまいます。
実際、先代が寮生に対して行ったアンケートの結果を見ても意見は二分しています。

「動物愛護」とか「人道的」という観点から見れば、安楽死はあり得ません。治療費を捻出して寮生全員で協力の下、面倒を見る…そんなストーリーでしょうか。
しかし現実はそう上手くいきません。先ず治療費を捻出するのがなかなか難しいです。当面は寮費で宛がうことはできますが、何年も続けたら確実に赤字になります。
また、定期的に病院に連れて行く役は誰がやるのか…という問題も。病院側いわく、本格的に治療するのであれば週に2回は連れて行かなければならないようです。寮から近いところに病院があれば左程問題ではないのですが、車で10分~15分行かなければありません。
加えて個人的に一番心苦しいのが、下の代にも同じ課題を与えてしまうことです。しかも先述のように今よりも財政を圧迫した状態でバトンを渡すことになるので、彼らは自分達の代よりも更に厳しい決断を迫られると思うのです。


うーん。。
そもそも、犬的には病気を患って生き続けるのと安楽死とどちらが幸せなんだろう…なんて考えてみたり。
犬の気持ちを分かることができないのが悲しいです。

でも最も切ないのは「安楽死」というのを選択肢に入れてしまっている自分自身に対して…かもしれません。
学生時代だったら「署名でも募金でも集めて何とか助けよう」って考えたんだろうな。
今回のケースにおいて"安楽死"という、合理性とかリスクの少ない選択肢を選ぶのが、一番避けようと思い続けてきた"守りに入る"・"「大人」になる"ってことなのかな…って。


ただ1つだけ間違いないことは、「今後寮に動物を持ち込むのは一切禁止」という規律を作り、徹底し、下の代にも引継がなければならない…ということです。
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久々の日記ですが…

2009-04-16 00:36:00 | Weblog
暗い切り出しですいません。
ケーキ屋を営んでいた大叔父が亡くなりました…。
血縁関係的には遠いけど、小さい頃から凄く可愛がってもらいました。僕がチョコレートケーキ好きになったのは、間違いなくその大叔父のお陰です。

あの技術と愛情のこもった誕生日ケーキ・クリスマスケーキがもう食べられない、お店に顔を出すと「よく来たねぇ」って嬉しそうに迎えてくれた彼にはもう会えない…
未だに信じられなくて、凄く寂しいです...


…先日ちょっと時間が空いたときに観た映画「Drop」。
「暴力的すぎないか」とか「水島ヒロがカッコいい」とか色々批判や感想があるみたいですが、僕はこの映画から「今を精一杯生きることが大切」…なんてことに改めて気付かされました。

以下は、ちょっとネタバレですいません。

主人公の姉の婚約相手が主人公に言った「お前は他の人が将来に向けて全力で勉強している時期に遊ぶことを選んだんだから、精一杯遊べ」というセリフ・その彼が不慮の事故で亡くなる直前に彼に対して暴言を吐いてしまい、謝れないことに後悔してもしきれなくなった主人公…
普段何も意識しないと"今の環境がこのまま永遠に続く"と錯覚してしまいがちです。しかし人の命も、人間関係や環境も、実際には終わりがあるんですよね...

きっと理屈的には「納期があるから仕事を頑張る」のと同じで、終わりがあるから毎日を精一杯生きる…なんてのが一番幸せな生き方なのかな…なんて思いました。
やはり仕事同様に、凄くエネルギーは要るし大変なことだけど。。
だからやっぱ永遠に、全力少年。

明日はしっかり、お別れをしてきます。


今日の1曲:「Woh woh」(小田和正)
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