Keep on Sailin', Keep on Dreamin'!!

"先"にある楽しいことを考えながら、"今"を精一杯生きてみよう!

"形あるもの"の影響力 ~SOパーカーと新春大会~

2020-01-05 23:29:48 | スーパー近江予選
主目的はSOの残務でしたが、久し振りに大会を観に行ってきました。

まずは何よりも、後輩の昇級を目の当たりにできて感動でした。
毎度のことながら、昇級戦の終盤は観ているこちらも寿命が縮む思いでしたが笑、、結果が出た瞬間(その後輩にとって1度しかないC級昇級の瞬間)に立ち会えた嬉しさは、何にも替えがたいものだな…と改めて感じます。
本当におめでとう!!


そして、、会場でもう1つ嬉しいことがありました。
それはSOパーカーです。SO2019で製作した白いパーカーを着てくれている方が想像以上に多く、なんだか嬉しくなりました。
そのうち多くの方は名前も所属校も知らない方でしたが、彼らに対して「頑張れ!」と伝えたくなっている自分がいました。

…後から振り返ってみると、これは初めての感覚に思います。
面識のある人であれば、(母校他校問わず)応援することもあります。しかし、面識のない人に対して「応援したい!」と感じたのは初めてかもしれません。

SOでは、第12回のテーマに選んだ"Invisible"に代表されるように、"形の無いもの"(影で支えてくれている人の存在や、普段は表に出ない能力…等々)にスポットライトを当てたいと思ってきました。

しかし今日の一件を通じて、パーカーという"形あるもの"が創ってくれる繋がりの存在に気付きました。
"形の無いもの"は間違いなく大切だけれど、そこに"形のあるもの"を加えることで増幅されるエネルギーがあるんだな…と。

こうして企画が終わっても、自分に気付きを与えてくれるSO。
今回のパーカーデザインや手配に携わってくれたみんなに、ひいてはこれまで力を貸してくれたみんなに、改めて感謝です(^^)

Another story for SO2019 (SO Final) -Nothing Special-

2019-12-30 22:37:03 | スーパー近江予選
FacebookやTwitter、そして個人のLINEで既に散々書いてしまいましたが、お蔭様でスーパー近江予選は15年間の歴史に幕を閉じました。

2002年の神奈川総文祭で大敗した夜にメンバーを中心に結成した「気合かるた会」を軸に、県内の繋がりを増やし、永岡くんのアイディアが引き金となって2005年に第1回を開催。
当初は「大学卒業したら終わり」と思っていたので、言い出しっぺの2人とも抜けた時期があったけれど、数名の後輩たちの思いによって大会は繋がり、
ちはやふるブームで2010年くらいから参加者が急増すれば、(僕らの現役時代を知らない)多くの後輩たちが実行委員に立候補して僕達を支え続けてくれて…

何度か開催のピンチもありながら、必ずそこを誰かが助けてくれて、こうして15年間歩き続けることができました。
本当に、これまで関わってくれた方々への感謝しかありません。


最終回のテーマは「Nothing Special」にしました。
日本語にすると、「日常」とか「普段」です。
1年以上前、永岡くんにSO終焉を提案するよりも前に、僕の中では「最終回はこのテーマにしたい」と決めていました。

それは、15年間のSO企画を通じて僕らが得られた大きなものは

・続けることの難しさ
・"当たり前"のように何かをしてくれる人の尊さ

であって、その存在を感謝とともに"最大のメッセージ"として伝えたいし、少しおこがましいけれど「これからも、それを大切にできる神奈川でいてほしい」と思ったからです。


正直、SOやってて大変なことも沢山ありました。
SOを年末にやってきたのは、年末が中学生から社会人までが揃って何もない、唯一の時期だからです。しかし、殊更社会人になると、11月から12月中旬は、ある意味で最も仕事のピークだったりします。("師走"という言葉があるくらい笑)

僕自身、「なんでそんな時期に、毎週末に埼玉から神奈川に通わなきゃいけないんだろう」とか「なんで本業以外のことで、こんな悩まなきゃいけないんだろう」って思ったことも、正直ありました。
SOは間違いなく僕らにとって「やりたいこと」でしたが、それを実現するために避けて通れない「やるべきこと」が山ほどあって、その量と質に押しつぶされそうな感じでした。

その中で、"SOがラッキーだった"と感じるのは、それらの壁に一緒にぶつかってくれる仲間に恵まれたことでした。
「SO実行委員やりたいです!」とか「SO楽しみにしてます!」とか「神奈川でかるたやって良かったです!」…そんな言葉をかけてくれる人達がいました。
本当に僕らがつらい時は、その言葉にどれだけ励まされて、支えてもらったか分かりません。

たぶん僕達だけだったら、SOは第7回大会あたりで力尽きてたと思います。
毎年僕が閉会式で喋っていた「企画は、仕掛ける人と協力してくれる人と参加者が揃って、初めて良いものになる」という言葉は決して社交辞令とかではなくて、SOを通じて心の底から感じたことでした。

このような状況は僕達のSOに限った話では無く、日常生活の中にもある気がしています。
例えば部活の中でも、エースが勝ち続けてくれること、部長とか雑務担当とかが、部の連絡やイベントの取りまとめをしてくれること。「勝ち計算だから」「部長だから」「係だから」…そんな言葉で片づけてしまうのは簡単ですが、その維持や継続のために、彼らももの凄いエネルギーを使っていると思います。
当人は、「なんで自分ばっかり…」って感じることもあると思うんです。

かく言う僕達も、"当たり前の尊さ"を忘れていて、人知れず支えてくださっていた先輩方や先生方、参加者の皆さんに沢山迷惑をかけたので、あまり偉そうなことを言える立場ではありません。
でもだからこそ、"当たり前に何かをしてくれる人の尊さ"に気付いてあげて欲しい…と、失敗もした僕らだからこそ大切さを伝えたいと、切に願っています。

「いつもありがとうね!」「めっちゃ助かった!」
…その一言で救われる人、気持ちが晴れる人は、実は沢山いる気がします。

繰り返しになりますが、SOの最後ではこのメッセージを伝えたいと、これからもそんな神奈川でいてほしいと思い、この「Nothing Special」をテーマに選びました。


SOはこれで終わり、僕自身も来年の春から日本を離れてしまいます。
でも、そういう形あるものが無くなっても、ふとした瞬間に「あれ、そういや僕らって、なんで仲良くなったんだっけ? あ、SOで喋ったのが最初だったね!」とか「あの人がいたから、あいつと繋がったんだな~」みたいな形で、これまでSOに参加してくださったの日常(Nothing Special)の中に、目に見えない形でSOが残ってくれたら嬉しいです。

本当に、これまで沢山の素敵な神奈川の仲間に囲まれ続けて、やりたいことやらせてもらえて、幸せ者だと思っています。
15年間、ありがとうございました!
これからも宜しくお願いします。


誰かの才能に光を当てる! ~ココナラを使ってみて

2019-09-24 23:56:39 | スーパー近江予選
人の能力や才能の全体像は、項目が無限にあるレーダーチャートのようなもの。それぞれ平凡な項目や平均以下の項目もあるだろうけど、誰もがずば抜けた項目を持っている。
"そこに光が当たっているか否か"で本人の自信も他人からの見方も大きく変わる。


あるSO2019の企画で、スキルのフリーマーケット・ココナラを利用してみました。
(もちろん比較吟味して委託先を選んだけれど、)かなり手頃な価格で想像以上に良いものが手に入って、かなり満足度高いです。

と同時に、おこがましながら、「ココナラ自体が、"SOを通じて僕がやりたかったこと"の1つの在り方だな」って感じています。

それは、"人の隠れた才能や活躍に光を当てる仕組み"です。冒頭に書いた通り、人の才能や特技は多種多様で、それに光が当たったり、たまたま当たらなかったり…というものだと僕は思うのです。
その"光の当たっていない才能"に対してものすごく勿体なさ・もどかしさを感じていて、たとえその一部でも光を当てられないものか…なんて考えていました。

・実は絵が上手な人
・実はイベントの仕切りが上手い人
・意外な特技を持つ人


…"かるた部"という(ある意味の)フィルターを掛けるとこれらは表に出しづらいけれど、SOの中の仕掛けでそこに光を当てて、本人も周りも楽しめたら嬉しいなと。
ひいては、「知る知る」等を通じて誰かと自身の共通点を見付け、仲良くなってくれるコンビが生まれたら最高だな!と。

恐らくココナラも原理は同じで、端的に言うならば"才能を持つ人とそれを求める人(光を当てる人)"のマッチングサービスです。
SOと違ってビジネス寄りではあるけれど、「良い仕組だな~」なんて感じたのが、素直な感想です。

また1つ、「SOが役割を終えたな」という感慨と、「SOの方がココナラより先に取り組んだぞ!」という自己満足に浸りつつ…笑

SO2018企画 ~Motion and Emotion

2018-08-21 18:47:19 | スーパー近江予選
早いもので、かるたのイベント的には近江予選から2か月が過ぎ、近江本戦も総文祭も終わり、秋の声が近づいてきました。

…そう。スーパー近江予選まで、あと約4か月です。笑


去年は、インド駐在⇒NS退職⇒国際大学⇒転職という怒涛(ある意味で人生の転機)の中にいて殆ど企画に関われませんでしたが、
今年は早々にテーマを決め、今はDVDのBGMを考え始めている今日この頃です。


SO2018のテーマは「Motion & Emotion」にします。訳するなら「思いと行動」です。

SOに大会テーマを設定し始めたのは、第11回の「原点回帰」でした。
参加人数が増え、参加者全員と面識を作るのが難しい中で、”企画を通じて伝えたいメッセージを端的に伝える方法”として始めました。

企画の2つの柱は「神奈川のNo.1を決める」と「縦・横・斜めの繋がりづくり」ですが、
そのエッセンスとして大切なこと(割と情緒的なもの)を、参加者の皆さんに伝えたり、
思い出してもらったりできたら…という思いです。


でもこのテーマ決め、実は結構難しかったりします。その一番の理由は、参加者の幅の広さです。

参加者には、来年の近江予選を控える高校生も、卒業を控えた3年生もいて。
コーチとして携わる大学生もいる一方で、数年ぶりに神奈川のメンバーに会いに来たOBOGもいて。
また学校によっても、近江予選に賭けるエネルギーの強弱は少しずつ違うと思います。
(※違うのは当然で、どっちが良いとか悪いとかは、個人的には無いです。)

「果たして、そんな参加者全員に響くものってなんだろう?」
…毎年の夏頃、暇さえあればこの問いを自問自答しています。
一方で、「あまりに普遍的なワードだと面白くないよな」という拘りがあったりして。笑


その中で今年のテーマは、「今もし自分が神奈川の高校生だったら、大人に掛けてほしい言葉」という発想で考えてみました。
某SO実行委員長との「もし自分たちが今の時代に高校生だったら、完全に埋没してたよね~笑」という会話が、実はその発端だったりします。笑

自分たちが高校生や大学1~2年の頃は、部員が各校ともに1学年3人いれば多い方でした。
できることが限られていた一方で、全員を巻き込んでバカなことがしやすい環境でした。
思い付いたことを行動に移したらすぐ波及するし、失敗しても笑ってネタにできる感じでしたよね。

たぶん、実行委員長や僕が数々の企画(気合かるた会、OB旅行会、各種サプライズ、SOの企画…)に踏み切れたのは、
メンバーに恵まれたことに加えて、当時が「やりたいことを実行に移す勇気」を出しやすい環境だったと、
今振り返ってみて感じます。
(当時は”勇気を振り絞った感”なんて皆無だったけど、今のような大人数だと僕らはチキったと思う。笑)

で、そんな2018年の高校生に架空移植した実行委員長や僕みたいに、
・「やりたいことがあるけれど勇気が出せない」という高校生は、一定数いるんじゃないか
・限られた時間の中でやらないのは勿体なくて、その背中を押せないか
…と考えて、今回は「思い」と「行動」に焦点を当ててみようと決めました。

実際、近江予選を観戦に行って母校や他校の様子を見たり話を訊いたりする中で、
「やりたいこと」を見付けて実行に移している話も多々ありました。
1つ1つは小さいかもしれないけれど大切なことで、そこに光が当たっていないことに
一種のもどかしさを覚えた自分がいました。

・(小さなことでも一見バカげたことでも)「思い」を持つことは凄く大切
・そこから一歩踏み出して行動に移せば「思い」を可視化でき、共感する誰かが付いてくる
・さらに歩き続ければ、付いてくる人が少しずつ増えて、それが大きな流れになる。

これまでのSOの歩みが正にこれでした。
(少し上から目線になってしまうけど)SOを経験させてもらえた自分達だからこそ、
この「思い」と「行動」は、後輩たちに伝えられるメッセージなんじゃないかと思っています。

加えて、高校生だけではなくて、マジョリティとか圧力と日々バトルしている大学生・社会人の後輩たちにも何か響くものがあればな~と、勝手ながら思いを巡らせています。


「思い」と「行動」は、直訳すると「Passion」と「Action」だと思うけど、そこは語呂重視というご愛敬で…笑

発散してしまいましたが、ともかくSO2018を楽しみにしてもらえたら嬉しいです!
(あ、実行委員も引き続き募集中です!)

「Invisible」 ~Another Story of SO2016~

2016-12-25 19:52:36 | スーパー近江予選
本当に時間が空いてしまいました。
その間にも色々イベントがありましたが、それはまた追って。笑


お蔭様で、12/23に12回目のSOが終わりました。
参加チームは38を数え、参加者は250名に迫りました。
多くの方が参加してくれることも、楽しんでくれることも、また相変わらず有志の実行委員として力を貸してくれるメンバーがいることも、
感謝の言葉が尽きません。
本当に、ありがとうございます!

日記はサボっていましたが、毎年書いているSOの外伝だけは書いておきたいと思い、筆を執ってみました。
例によって自己満足感が満載ですが笑、今年のテーマに至った経緯が、少し伝われば嬉しく思います。

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今年のテーマ「Invisible」。
直訳では「目に見えないもの」という意味ですが、拡大解釈すれば「気付きにくいもの」とか「忘れていたもの」という意味にもなると思っています。

少し強引ながら、これは「無形価値」という言葉にも近いのかなとも思います。
個人的にこの言葉は好きなワードの1つで、コーチ時代にも多用していた気がします。


前置きが長くなりましたが、そんな今年のSO。
実は個人的に、今年が実行委員(企画統括)として関わるのは丁度10回目です。(第3回、第4回を欠席しているため)
なので勝手ながら、「何か自分がやらせてもらった集大成的な企画にしたい」と画策していました。笑

とは言え、今までに「やりたい」と思った企画は、お蔭様で結構やらせてもらっていて。
・ムービーの作成(第1回)
・レク+忘年会(第1回)
・ムービーでの動画使用(第2回)
・中高生の実行委員を増やす(第6回)
・表紙絵デザイナー募集(第7回)
・「知る知る」の発行(第7回)
・秩父宮での開催(第8回)
・「人間知恵の輪」(第9回)
・レストラン貸切の忘年会(第10回)
・「隠れたMVP」を表彰する(第10回)
・忘年会でのムービー放映(第10回)
・景品をメダルにする(第11回)

…実をいうと割と「ネタ切れ」感があり、また当日の時間や予算の制約であまり大掛かりなこともできません。
加えて、自分自身が昨年10月に海外系の部署へ異動してから、日本を離れる期間が増え、また時差や祝日が違う関係で拘束時間が増え、
SOに賭けられるエネルギーは以前よりも少なくなっています。
なので、新しい企画を作って提供するのではなくて、大会を通じて何かのメッセージが伝わるような、
さり気ない仕掛けができないかな…なんて考え始めました。


そんな矢先にふと思い出し、着想の1つになったのが、
昨年の大会後にY先生から頂いた「SOが高校1年生の団体デビュー戦になるから有難い」という話です。
少しの衝撃と共に、SOの役割が拡大していることに気付いた瞬間でもありました。

確かに、自分たちが高校生だった頃やSOを始めた頃は、各校とも1学年5人いれば多い方で、
1年生でも一部は10月の関東予選(当時は団体戦だった)がデビュー戦の位置付けでした。
当時は、「人数が多くてメンバーから漏れるのは静岡のような学校や高校野球の話だ」と思っていたけれど、
気付けば第2次SFCコーチ時代に母校でも職域メンバーが中高合わせて枠数を超え、
今では同じ波が神奈川のかるた全体に押し寄せていることを改めて感じました。

僕自身も「出られない選手の辛さ」は、高2の総文祭で感じたことがあります(贅沢だと思うけれど)。
実力から言えば自分が代表メンバーに選ばれないのは仕方ないことだと頭で分かりつつ、
一緒に練習している同期や先輩に対して何もできないもどかしさを感じ、
そもそも大会や遠征を通じてメンバーの方々が得られた経験や思い出を共有できない、一種の仲間外れ感はなかなか寂しいもので。。

僕は幸いにも翌年の総文祭にも関東予選にも近江予選にも出られたから良かったですが、
高2の総文祭時の自分と同じ気持ちだけを抱えて高校かるたを卒業する選手がいるのは、結構居た堪れないものがあります。


そしてもう1つ。
「かるたから離れた人をSOにどれだけ呼べて、どれだけ楽しんでもらえるか」という点は、これまでも結構悩んできた部分でした。
(第9回大会で、藤沢西がかるたを離れて久しいOB・OGのみでチームを組んで出てくれたことは本当に嬉しかった。)

自分自身もかるたを離れた経験(大学卒業と共に辞めるつもりだった)があります。
かるたも他のスポーツ同様に、ブランクを空けると大きく力が落ち、その自分にショックを受けて益々足が遠のくという負のスパイラルに嵌ります。

その中で僕が戻るきっかけになり、戻ってきて(弱いながら)今に至るのも、母校の先生や後輩達・神奈川メンバーの温かさや、
良い意味での「相変わらず」な部分、そしてかるた自体や団体戦の純粋な楽しさ という部分が大きいです。
超主観的ではあるけれど、、一度離れたものを繋ぎ止めてくれるのも、やっぱり「無形価値」だと改めて思うのです。


これらを考え、人数が増えた高校生メンバーに対しても、かるたを離れたOBOGにも、かるたを続けているOBOGにも
「気付かないものや忘れていたものに出会える」というメッセージが届くんじゃないかと思い、「Invisible」というテーマに行き着きました。

先述の通り、今年の大会に目新しい企画は無かったかもしれませんが、このテーマに沿って
やる回とやらない回のあった「知る知る」や貸切形式の忘年会を復活し、MIPを拡大しました。
またレクも、大学2年生メンバーがアイディアと工夫で「Invisible」のテーマを踏んだものにしてくれました。
(なお、特にメダルや表紙絵をデザインしてくれた皆さんには、「形の無いものを絵にする」ということで、相当無理を言ったと思う…)

でも、それ以上に質・量ともに大きいと感じたのは、自分たち実行委員メンバーも気付かないところで参加者の方々が触れた「Invisible」
じゃないかと思っています。

MIPの選考をやってくれた実行委員から「全部見られていないから1人を選ぶのが難しい」と言われてその通りだと思ったし、
試合後に後輩を労っている選手の姿や、相手選手と「楽しかったですね!」なんて話している姿、
久しぶりの筈なのに高校生に溶け込んでいるOBOG選手の姿を見ると
「こういうのが本当にInvisibleなもので、無形価値なんだろうな」と思わずにはいられません。

「What is essential is Invisible to the eyes」(本当に大切なものは目に見えない)

という諺は、今回"Invisible"を取ってきた原典です。

この言葉が表す"Invisible"の本当の意味は、「形のない」とか「気付けない」という点に留まらず、
「本当に大切なものは第三者が頑張っても見つけられなくて、本人にしか見えない」
ということだと感じた、今年のSOでした。

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企画を通じて何かメッセージを伝えようとすると、逆に自分が何かを教えられるのは、企画10年目の今年も同じでした。
本文中には書けませんでしたが、何かとキツい中でも大会実現までのモチベーションを支えてくれたのも、
実行委員のみなさんの情熱や心遣いだったり、参加者の方々がくれる「楽しみにしてます!」という言葉(Invisibleなもの)でした。
本当に、感謝感謝です。

来年はどのような形で携われるか保証はありませんが、今年以上に熱くて楽しい企画になるように、またやれることをやれたらと思っています!