Keep on Sailin', Keep on Dreamin'!!

"先"にある楽しいことを考えながら、"今"を精一杯生きてみよう!

開業のご報告

2020-04-24 16:18:13 | 診断士チャレンジ
突然ですが、個人事業主として開業届を出しました。

…と言っても、やることは今までと大きく変わらなくて、正式に開業届を出すことによる

1) 自分が受けた仕事について他の方へ応援要請しやすくなる点
2) 節税効果

という点に着目しました。

自身のタンザニア行きは不透明で、恐らく半年~1年レベルで延期の予感です。
かたや、コロナ蔓延で日本では中小企業診断士の需要が急増していて、なんと6月までは前職を上回る収入になりそうです。その間に次の収入源を準備しつつ、あわよくば「仕事を失ったりで手持無沙汰になっている知人(大学生含め)にも仕事を振ることができ、それを通じて双方(僕自身も受けてくれた方も)が経験も積める仕組ができないか🤔」と考えました。

ある方が言っていた、「こういう危機の時は、余裕のある人が弱者に手を差し伸べることが大切」という言葉。本当にその通りと思います。
この状況下で、割と多くの方が仕事(あるいは就業機会)を失い、収入や、経験を積む機会を奪われています。しかしその方々の殆どは、たとえ自力で仕事を受託することは(経験等により)難しくても、僕の持っていない能力を持っています。

そこで、、僕自身が診断士を活用しながら仕事を受託し、仮に受託できた場合、案件毎に協力者を募り、一緒に仕事できる形をつくれたら良いなと。

決して僕自身が裕福なわけではないけれど、、僕が仕事の受託に専念して、経験値や生活必要分以上の収入を、必要な方々に共有できたら嬉しく思っています。さらに、僕一人で受託するよりも質・量ともに色々な仕事をこなせると思うし、僕自身も協力者の方々から色々と吸収したいし。正常化した暁には、僕自身も協力者の方々も、経験値を増やせていたら最高ですよね!

職種は「経営コンサルタント」としつつ、付随するデータ整理・教材作成・翻訳等も、幅広く提案・受託していくつもりです。
Excelが得意な方、文章が得意な方、英語が得意な方、計算や入力作業が得意な方…色々な方と組めたら嬉しいな!なんて妄想しています。笑

…と言いつつ、全く思い通りに行かない可能性も大いにありますが...
ともあれ、引き続き宜しくお願いします!


ちなみに、屋号は「M.B.Consulting」にしました。M.BはMigratory Bird(渡り鳥)の略です。

・国を越えて自由に飛び回る渡り鳥のようにフットワーク軽く、色々な人の強みを繋げたら
・池にいる渡り鳥のように、「水面上は穏やかだけど、水面下で必死にバタ足(努力)する」スタンスを貫けるように

そんな思いです。
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最初にして最大?

2017-07-09 14:01:31 | 診断士チャレンジ
難関を見付けたというか、現実を思い知ったというか。。


仕事は先週末で終え、一方で大学は来週からのため、今週は休みでした。
少し早い、束の間の夏休み。

久しぶりに中高に顔を出したり、社外のメンバーで皇居ランしたりの傍ら、
メインは診断士活動として、製造業の実態調査を手伝っていました。

この調査は都内のある区役所が主催しているもので、
「同区内の製造業に診断士を派遣して、アンケートの記入を依頼しがてら
問題・課題をヒアリングしてくる」という内容です。

区のバックアップがあるとはいえ、やることは単身の訪問販売と同じです。笑
飛込み営業の経験が無いため一瞬ためらいましたが、
アンケートをお願いしつつ、自分が興味を持っている「海外への技術継承」
について生の声を聴けないかなと思い、トライしてみました。

加えて、この調査が「仕事を持っている状態ではなかなかできない活動」という点も相まって。
(殆どの製造業が土日休みで、平日しか面会できないため)


案の定、門前払いされたり、
明らかに「お前みたいな若造に何がわかるんだ」的な態度の塩対応も経験しつつ笑
話を聴かせてくださった企業も何社かいました。
ただ、、やっぱり現実は厳しい。。

・仕事は小遣い稼ぎのような位置づけだから今のままで満足
・事業の承継も考えていない。自分の代で打ち止めで良い
・確かに技術が世間から失われるのは寂しいし、昔からのベース技術あっての応用技術
・ベース技術を知らない技術者が多いことに危機感は感じるので、教えたい気持ちもある
・ただ、「善意の押し売り」はしたくない
・また、70歳を過ぎると「教えを乞いたい」という人を探す気力も無くなってしまう

残念ですが、この方々の気持ちも分かるし、
言い分はもっともだと思います。

ここで自分が進出や継承のメリットを並べて「とにかくやってみましょう!」
と言うことも(言うだけであれば)可能ですが、
それこそ「善意の押し売り」になってしまい、中長期的には良い結果が見えません。

一方で、自分が1つの企業の中に入り込んで海外への技術継承のジョイントを担う形も
あるかもしれません。
(技術者探しや通訳、日常のケアまで、僕がきめ細かく行う形態)
しかし、それによって1社の技術は救える可能性ありますが
「技術の霧散化」に対する根本的な解決ではなく、これも違う気がします。

ただ、「問題意識をもっていて、何とかしたいと思っている」という点は
かなり救いなんだろうな。。

すぐには見付からなそうですが、良い方法を考えてみます。
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名古屋に響け!

2015-09-01 00:45:42 | 診断士チャレンジ
砂金は、「人」そして「名古屋という立地」に埋まっていました。

名古屋での診断士の実務補習が終わりました。
グループのメンバーにも恵まれ、今回も良い形で終われたと思っています。
今回の補習を、前回の記事で「鳥取砂丘から砂金を探すみたい」と例えましたが、何とか砂金に辿り着けたようです。


今回の派遣先は小さな旅行会社でした。
過去に"ある地域(以下A地域とします)"へ滞在されていた社長が「魅力を伝えたい」という思いで始めた会社ですが、
状況はかなり苦しいです。

恐らく誰もが知っているような大手の旅行会社が強いのはもちろん、
東京に本社を置く(今回の派遣先と同じような)中小企業が想像以上の攻勢を掛けていて、
派遣先は"八方塞がり"の状況です。
そんなわけで、先週の月曜・火曜あたりは僕自身も追い込まれていました。

その中で突破口に気付いたキッカケは、夏休みに一緒に旅行した同期と、向かいの席に座る後輩の何気ない一言でした。

「Fく~ん!! 俺、早くもナシゴレン禁断症状でさ。来週あたりマレー食レストラン行こうよ!」
(残業中の廊下での立ち話)

「昨日のベトナム春巻き美味しかったですね! ベトナム行きたくなって、帰ったら調べちゃいました!」
(部の暑気払いをアジア料理屋でやった翌日)

…もしかして、、旅に興味ある人って、エスニック料理のお店にいる!?

そんな仮説が頭に浮かんでA地域料理のお店を調べたら、名古屋地区だけで30件ほどヒット。
名古屋にここまでエスニック料理店が多いのは、愛知に籍を置く某自動車企業が在日外国人を活用していたお蔭でしょうか。

というわけで、それら地元のA地域料理店とタイアップして、
1.料理店に旅行会社のポスターを貼らせてもらう(3次元バーコードでHPに飛べる工夫あり)
2.貼ってもらうお礼に、旅行会社では「A地域プロの社長が選ぶ、名古屋のおいしいA地域料理」というフリーペーパーを作り、自らの利用客に配る

…という旅行会社と料理店の両方にメリットが生まれる作戦を考え、
「ポスターの図案」・「フリーペーパーの図案」・「A地域料理店の住所と電話番号リスト」の3点セットを抱えてプレゼンしてきました。
この案を受け入れ、採用してくださったチームメイトには、本当に感謝です。


肝心となる先方の社長の評価は、分かりません。
ただ、僕が話している最中に頷いていたことから察するに、多少なりとも響いたのかな...

ポスター&フリーペーパー作戦が成功して派遣先が蘇り、名古屋のA地域料理屋も更に繁盛し、
A地域に行きたい人が派遣先旅行会社を使って現地に行き、楽しい思い出を作る。そして別の地域にも行きたくなる…
「そんな、みんなが楽しくて幸せになれる循環が回りますように!!!!!」 って、願わずにいられません。


そんな形で、今回の実務補習は幕を閉じました。
今回の補習は、前回よりも遥かにキツかったです。

しかし今回の補習で「放っておくと先が危うい会社」というものに感情移入できたのは、
"診断内容を考える"という部分以外でも、凄く良い経験でした。
それは、「会社は誰のため、何のためにあるか」という、経営企画にいた頃から折に触れて考えている問いのヒントが、
少しだけ分かった気がすることです。

もし会社が潰れてしまえば、社長の思いが消え、従業員が職を失い、地域を活性化するチャンスが1つ減り、
潰れた会社のサービスを利用したかった人(会社の存在をまだ知らなかった人含め)の思いが叶わなくなります。

裏返せば、会社は
・社長(または社員も)の思いを叶える土台
・従業員の生活を支える基盤
・地域活性化の切り札
・利用者に満足や感動を与え得る存在
…というもので、限定された誰か(若しくは団体)のものではないということ。

そう考えると、もし自分たち診断士が良い方法や仕組みを考案して1つの企業の力になれたら、
波及効果で多くの人を間接的に救ったり感動させたりできるんじゃないか


…まだ資格ホルダーでなく、キャリアも皆無の僕が言うのもおこがましいけれど、
診断士の遣り甲斐と責任感に改めて気付けた気がします。

いま政策研究会で取り組ませて頂いている案件が終われば、いよいよ資格申請の要件を満たします。
早くデビューして、1人でも多くの力になれたら...
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原点回帰

2015-07-17 23:46:08 | 診断士チャレンジ
謙虚さと情熱は人を動かす…
そんなことを改めて感じた12日間でした。

直前の記事で書いた、診断士の実務補習(第1クール)が終わりました。
Facebookにも書きましたが、本当に良い派遣先・先生・チームメイトに恵まれて、
熱くて楽しい実務補習でした。


派遣先の社長は、お客さんも社員も大切にする方でした。
高い技術を持ちながらも苦戦する自社に対し、「現状を変えて何とかしよう」という思いが、言葉の端々から伝わってきました。

一方の僕達派遣チームのメンバーは、50代が1名と30代が5名という編成。
診断士は40代~60代が多いので、先生に言わせると「相当若いチーム。」
勤め先はITコンサルタント・監査法人・銀行・薬品販社・経済産業省・メーカー(僕)と、全員バラバラ。

もちろん平日は全員仕事ですが、社長の情熱に突き動かされて、徹夜組も出るほどのエネルギーで、
広告方法の改善・新市場の開拓・生産の効率化・手元資金の充実化・人事制度の改良が有機的に繋がった
90ページ近い提案書を書き上げ、最終日にプレゼンしてきました。

斬新なアイディアでは無かったけれど、ちょうど社長が迷っていた内容と重なる部分もあったそうで、
後で「○○を早速やってみました」なんて報告を頂いた時は、感無量でした。


自分で言うのも少し小恥ずかしいですが、

情熱を持ちつつ、自分達を必要としてくれる謙虚な方(前向きなモチベーションの源泉)がいて、
その源泉に同じように共感して同じ目標を持ち、僕が持っていない強みや発想も持っていて、切磋琢磨できるチームメイトがいて、
そんな自分達の強みや良さを引き出してくれる方(リーダーや先生)がいて、
それぞれが普段持っている以上の力を出して、対価以上の価値を創り上げる…

そして、その中で「自分に足りないもの」が見付かるから、「成長したい」と思う…

…そんな、仕事の原点、更にはスポーツや「楽しい生き方」の原点にもなる要素に触れた12日間で、
修了後は、(スーパー近江予選の直後と似た)極度の疲れの中に達成感と寂しさが並存する状態でした。
でも同時に、これらを1人でこなす"コンサルタントの大変さ"も身に染みました...。

ともあれ、今回出会えた皆さんに感謝。
8月の第2クールは違うメンバーになりますが、今回に負けないくらい良いものができるように…!!


さて、打って変わって今週末は、
泳いで、TUBEのライヴに行って、野球する…という、恐らく今夏で最も夏休みらしい週末です。
(3連休の最終日は出勤だけど。笑)

来週からはインドの案件にどっぷり浸かり、お盆はマレーシア再訪プランを実現させようと画策しています。
もっとも、マレーシアは半分遊びですが(笑)、、
束の間の「日本の夏」を楽しんできます!!
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期待と不安と

2015-07-02 01:20:47 | 診断士チャレンジ
いよいよ明日から(日付変わってしまったので厳密には今日から笑)、診断士の実務補習が始まります!


「実務補習」とは、中小企業診断士の試験合格者が有資格者になるための最終要件です。
コンサルタントとして実際の中小企業へ15日間派遣され、
社長へのヒアリング・現場見学・現場へのインタビューから始まり、期日内に改善提案書を仕上げて最終日にプレゼンする
という一連の流れをこなします。

15日は5日×3回に分かれており、各回ごとに派遣先もグループも変わります。
今回は僕にとって1回目の回で、明日・明後日と来週の土曜~月曜の計5日間です。
平日は有給を頂き、行ってきます。


派遣先は、埼玉にある濾水機(プールなどの濾過装置)のメーカーになりました。
派遣日は5日ながら、間の平日も提案書作りに追われるため、先輩方から「めちゃくちゃ大変」と言われている実務補習ですが、
今のところは楽しみな部分が多いです。

診断士は自分で「取りたい!」と思って挑戦した資格です。
それが叶った嬉しさを改めて実感していることに加え、
そもそも"派遣先から必要としてもらっている感"が嬉しくて。

ただ、一抹の不安はあります。
本業と並行でこなせるのかという「量」の点も、良い提案ができるかという「質」の面も。

政策研究会の方で先行してやらせて頂いたピアノカフェの案件では、プレゼンの時に先方の社長から
「普段から自社のことばかり考えている社長を上回るアイディアを出すのは、並大抵じゃないよな...」と言われてしまいました。
今回は少しでも、先方に唸ってもらえるような提案をしたいです。


でもまずは、きっと夢中になるのが大事。
事前に配られた手引書にも
「実務補習は失敗を恐がらずに、とにかく一生懸命やることが大事」と書いてありました。

自分なりに精一杯のアクセルを踏みつつ、でも暴走してチームに迷惑掛けないように気を付けつつ、
しっかりやってきます。


そして、快く有給を認めてくださり、
「がんばって! でも、変な提案して会社潰すなよ。笑」と送り出してくださった部長や先輩に、心から感謝。
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