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最初にして最大?

2017-07-09 14:01:31 | 診断士チャレンジ
難関を見付けたというか、現実を思い知ったというか。。


仕事は先週末で終え、一方で大学は来週からのため、今週は休みでした。
少し早い、束の間の夏休み。

久しぶりに中高に顔を出したり、社外のメンバーで皇居ランしたりの傍ら、
メインは診断士活動として、製造業の実態調査を手伝っていました。

この調査は都内のある区役所が主催しているもので、
「同区内の製造業に診断士を派遣して、アンケートの記入を依頼しがてら
問題・課題をヒアリングしてくる」という内容です。

区のバックアップがあるとはいえ、やることは単身の訪問販売と同じです。笑
飛込み営業の経験が無いため一瞬ためらいましたが、
アンケートをお願いしつつ、自分が興味を持っている「海外への技術継承」
について生の声を聴けないかなと思い、トライしてみました。

加えて、この調査が「仕事を持っている状態ではなかなかできない活動」という点も相まって。
(殆どの製造業が土日休みで、平日しか面会できないため)


案の定、門前払いされたり、
明らかに「お前みたいな若造に何がわかるんだ」的な態度の塩対応も経験しつつ笑
話を聴かせてくださった企業も何社かいました。
ただ、、やっぱり現実は厳しい。。

・仕事は小遣い稼ぎのような位置づけだから今のままで満足
・事業の承継も考えていない。自分の代で打ち止めで良い
・確かに技術が世間から失われるのは寂しいし、昔からのベース技術あっての応用技術
・ベース技術を知らない技術者が多いことに危機感は感じるので、教えたい気持ちもある
・ただ、「善意の押し売り」はしたくない
・また、70歳を過ぎると「教えを乞いたい」という人を探す気力も無くなってしまう

残念ですが、この方々の気持ちも分かるし、
言い分はもっともだと思います。

ここで自分が進出や継承のメリットを並べて「とにかくやってみましょう!」
と言うことも(言うだけであれば)可能ですが、
それこそ「善意の押し売り」になってしまい、中長期的には良い結果が見えません。

一方で、自分が1つの企業の中に入り込んで海外への技術継承のジョイントを担う形も
あるかもしれません。
(技術者探しや通訳、日常のケアまで、僕がきめ細かく行う形態)
しかし、それによって1社の技術は救える可能性ありますが
「技術の霧散化」に対する根本的な解決ではなく、これも違う気がします。

ただ、「問題意識をもっていて、何とかしたいと思っている」という点は
かなり救いなんだろうな。。

すぐには見付からなそうですが、良い方法を考えてみます。
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