goo blog サービス終了のお知らせ 

Bark Yellows(バークイエロース)

学生時代に結成、今年50年目の4人組。American Folk SongのCoverをやってます。

Cindy, Oh Cindy

2011年12月26日 | Song(A・B・C・D・E)

聞いた事のあるようで聞いた事のない曲それがCindy, Oh Cindyです。 Robert Nemiroff(ロバート・ニーミャロフ)とBurt D'Lugoff(バート・ド'ドルゴフ)によるものでシー・シャンティと呼ばれる船乗りの労働歌がオリジナルだそうです。
1956年、Vince Martin(ヴィンス・マーティン) &TarriersEddie Fisher(エディフィッシャー)が歌い両方のバージョンは、その年のチャートを作りました。56年9位、Vince  Martin,(ヴィンス・マーティン)、1937年(あるいは38年)ニューヨーク・ブルックリン生まれのフォークシンガーでThe Tarriersをバックに19歳の時にCindy, Oh Cindyをヒットさせました。


The Tarriers(タリアーズ)はヴォーカルグループでしたが、1957年にFOLK SONGグループとして彼らのアルバムデビュー、その中にはThe Kingston Trioが大ヒットさせる前に Tom Dooley(トム・ドウーリー)をカットインまたHarry Belafonte(ハリー・ベラフォンテ)が同じ歌を録音して、カリプソ大流行を始める前、Banana Boat Songレパートリーとしていました。しかし、フォークシーンでは、なかなか「注目されるグループとはなりませんでした。

1962年にはThe Beach Boys(ビーチボーイズ)のアルバム"Surfin' Safari" (サーフィンサファリ )でこの曲はリリースされました。

また、Perry Como(ペリーコモ)The Highwaymenバージョンがもあります。

The Highwaymen

The Beach Boys 

Cindy, oh Cindy Robert Nemiroff/Burt D'Lugoff

I joined the Navy to see the world 
世界を見るために海軍に入ったけど
But nowhere could I find
どこにも見つけることができなかった
A girl as sweet as Cindy 
シンディはのように素敵な女の子
The girl I left behind
私が残した女の子
I've searched the wide world over
僕は、もう一度広い世界を捜しました
Can't get her out of my mind
彼女を私の心から忘れ去ることができません

Cindy, oh Cindy
(C-Cindy, C-Cindy)
Cindy don't let me down
シンディー、がっかりさせないで
(C-Cindy, C-Cindy)
Write me a letter, dear
すぐに私に手紙を書いておくれ
(C-Cindy, C-Cindy)
And I'll be homeward bound
そして、私は家路に向かいます
(C-Cindy, C-Cindy)

I see her face in every wave
あらゆる波の中に彼女が顔見え
Her lips kiss every breeze
あらゆる微風は彼女のキス
Her loving arms reach out to me
彼女の愛しい腕は、私に手を差し伸べています
Through calm and stormy sea
海が穏やかだろうが荒れようが
At night I face the lonely day
夜に、私は孤独な日に立ち向かいます
Caressed by memories
思い出で愛撫されて

Cindy, oh Cindy
(C-Cindy, C-Cindy)
Cindy don't let me down
シンディー、がっかりさせないで
(C-Cindy, C-Cindy)
Write me a letter, dear
すぐに私に手紙を書いておくれ
(C-Cindy, C-Cindy)
And I'll be homeward bound
そして、私は家路に向かいます
(C-Cindy, C-Cindy)

I know my Cindy's waiting for me
私は、私のシンディーが私を待っているのを知っています
As I walk the decks alone
私が一人きりでデッキを歩いていると、
Her loving arms reach out to me
彼女の愛しい腕は、私に手を差し伸べています
Soon I'll be heading home
すぐに、私は帰途に着くでしょう
Then my sailing days will be over
私の船乗り生活が終わったとなると
No more will I roam
これ以上決して迷わない

Cindy, oh Cindy
(C-Cindy, C-Cindy)
Cindy don't let me down
シンディー、がっかりさせないで
(C-Cindy, C-Cindy)
Write me a letter, dear
すぐに私に手紙を書いておくれ
(C-Cindy, C-Cindy)
And I'll be homeward bound
そして、私は家路に向かいます
(C-Cindy, C-Cindy)

(C-Cindy, C-Cindy)
(C-Cindy, C-Cindy)
(C-Cindy, C-Cindy)
(C-Cindy, C-Cindy)
(C-Cindy, C-Cindy)

Vince Martin And The Tarriers


First Time Ever I Saw Your Face

2011年12月19日 | Song(F・G・H・I・J)

”First Time Ever I Saw Your Face”は1957年イギリスのシンガー/ソングライター・Ewan MacColl (イワン・マッコール)が恋人であり、後に妻になPeggy Seeger(ペギー・シーガー)のために書かれたフォークソングです。 イギリスのでFOLKクラブで演奏するとき、 MacColl Seeger は歌を彼らのレパートリーに含めました。Peggy SeegerPete Seegerの異母兄妹で2人とも健在で現在も活躍中です。


この曲は1960年代の間に、それはいろいろなフォークシンガーによって演奏されています。
その中でも好きなのはPeter, Paul and Maryのものです。 特にMaryさんのソロはいいですね。男性が歌うとあまり合わないかもしれません。

1960年 "Michael, Row the Boat Ashore" The Highwaymen

1962年 ”New Frontier”  The KingstonTrio

1965年 ”See What Tomorrow Brings”  Peter, Paul and Mary

1966年 "Lighthoot             Gordon Lighthoot

1967年 ”A New World's Record”     The Brothers Four

1969年 Roberta Flackのファースアルバム”First Take”で発表、1972年にシングルカットし大ブレイクし、ビルボード誌Top1となりました。以降、”First Time Ever I Saw Your Face”は多くのアーティストに歌われ、スタンダードナンバーとなっています


Mary Travers - First Time Ever I Saw Your face



First Time Ever I Saw Your Face     Ewan MacColl

The first time ever I saw your face             
あなたの顔を初めて見たとき
I thought the sun rose in your eyes
太陽があなたの瞳に昇ったように思えたわ
And the moon and stars were the gifts you gave
月と星はあなたがくれた贈り物
To the dark and the empty skies, my love,
夜と何もない空へ愛する人よ
To the dark and the empty skies.
夜と何もない空へ

The first time ever I kissed your mouth
初めてあなたに口づけをしたとき
And felt your heart beat close to mine
地球が私の手の中で動くのを感じたわ
Like the trembling heart of a captive bird
捕獲された鳥の持つ脅えた心のように
That was there at my command, my love
私の支配下にあったわ 愛する人よ
That was there at my command.
私の支配下にあったわ

And the first time ever I lay with you
初めてあなたと一緒に横になったとき
I felt your heart so close to mine
あなたの心を、私の心のすごく近くに感じたわ
And I knew our joy would fill the earth
私たちの喜びが地球を満たして
And last till the end of time my love
永遠に続くように感じたわ、愛する人よ
It would last till the end of time my love
永遠に続くように感じたわ、愛する人よ

Peggy Seeger - The First Time Ever I Saw Your Face (1957)


500miles

2011年12月12日 | Song(F・G・H・I・J)

The Brothers Four

500miles距離で言うと804.7km、Folk Songでは最も有名な曲の一つです。もともとジョージア州に古くから伝わる放浪者の歌でした。それを女性ソングライターのHedy West (ヘディ・ウエスト)が採譜したもので1963年発売の ファーストアルバム"HEDY WEST"で取り上げています。

この曲が初めて世に出たのは1961年、The Journeymen のデビューアルバム”The Journeymen"が最初のリリースとされています。メンバーはScott McKenzie(スコットマッケンジー),John Phillips(ジョンフィリップス)Dick Weissman ( ディックワイスマン)の3名、後に解散、Scott McKenzie花のサンフランシスコを大ヒットさせ、John PhillipsThe Mamas And Papasのメンバーとして活躍しました。


500milesが大ヒットしたのは1962年発売のThe Kingston Trioのライブアルバム”College Concert”(1962年米国第3位)でした。

また、同年Peter, Paul and Maryのデビューアルバム”Peter, Paul and Mary”にもカッティングされその後いろいろなミュージシャンに取り上げられました。

1963年にはThe Brothers Fourのアルバム”The Big Folk Hits”

1964年にはThe Seekers のアルバム”Roving With The Seekers ”で取り上げFolk Songのバイブル的な曲となりました。
        


The Journeymen -最初のリリース (1961)




500Miles      Hedy West

If you missed the train I`m on, you will know that I have gone.
時間までに来なかったら、あなたとはお別れです。
You can a whistle blows a hundred miles.
あなたは汽笛が鳴るのを聞くでしょう。
A hundred miles, a hundred miles, a hundred miles.
100マイル、100マイル、100マイルも彼方から、
You can a whistle blows a hundred miles.
わたしが乗った汽車の汽笛を聞くでしょう。

Lord I`m one, Lord I`m two, Lord I`m three, Lord I`m four,
神様,私は100も、神様,私は200も、神様,私は300も、神様、私は400も
Lord I`m five hundred miles away from home.
神様、私は500マイルも故郷から離れてしまいました。
away from home, away from home, away from home.
故郷から離れ、故郷から離れ、故郷から離れて
Lord I`m five hundred miles away from home.
神様、私は500マイルも故郷から離れてしまいました。

Not a shirt on my back, not a penny to my name.
一枚の衣も身に付けず、一銭の金も持たずに
Lord I can`t go home this away.
神様、こんなに離れてしまっては、家に帰れません。
This away, this away, this away
.こんなに離れて,こんなに離れて こんなに離れてしまっては
Lord I can`t go home this away.
神様、こんなに離れてしまっては、家に帰れません。

If you missed the train I`m on, you will know that I have gone.
時間までに来なかったら、あなたとはお別れです。
You can a whistle blows a hundred miles.
あなたは汽笛が鳴るのを聞くでしょう。

Hedy West 原曲


Follow The Drinking Gourd

2011年12月05日 | Song(F・G・H・I・J)

The Brothers Four

昔、聞いたThe New Christy Minstrels のコンサ-トで記憶に残ったもう1曲”Follow The Drinking Gourd”について話してみたいと思います、少し物悲しい曲ですが混声ならではのダイナミックに歌となっています。
そもそもこの曲、1928年に最初に発表されました。もともとは奴隷を案内するために、Under Ground鉄道のコンダクターにより用いられた歌と言われています。Under Ground鉄道というのは19世紀アメリカの黒人奴隷たちが、奴隷制が認められていた南部諸州から、奴隷制の廃止されていた北部諸州、ときにはカナダまで亡命することを手助けした奴隷制廃止論者や北部諸州の市民たちの組織です。また、 The Drinking Gourdとはひょうたん型の瓶のことで「ひょうたん型の瓶をたどれ(Follow the Drinking Gourd)」ということになります。
ひょうたん型の瓶とはひしゃく型をした北斗七星のことで星座の大熊座を意味しています。そのひしゃくの中にある2つ星が北極星を指していました。北極星は夜空で一番明るく、小熊座の一部であり、小熊座は北の方向、つまり自由の方向を指していたのです。最初の詩の"太陽が戻ってくると"は正午の太陽の高度が高く毎日のときをさ指し、冬と春のことです。”ウズラ”は渡り鳥、南で冬を過ごします。
歌詞はリー・ヘイズ(The Weavers)、ランディースパークス(The New Christy Minstrels)等色々あるようですが1947年に発表されたリー・ヘイズのものを掲載しました。
The New Christy Minstrels 、The Weavers、 が演奏、The Brothers Fourはアルバム”Rally Round”で取り上げています、

The New Christy Minstrels & Gene Clark-1963

Follow The Drinking Gourd

When the sun comes back,
太陽が戻ってきて、
and the first quail calls,
ウズラの鳥が歌う頃、
Follow the drinking gourd
あなたが飲むのひょうたんに従えば
The old man is awaiting for to carry you to freedom
あのおじいさんが、君たちを自由な場所へ連れて行ってくれるから
If you follow the drinking gourd.
もし君たちが、ひょうたん型の瓶をたどるなら。

CHORUS
Follow the drinking gourd,
ひょうたん型の瓶をたどれ。
Follow the drinking gourd,
ひょうたん型の瓶をたどれ。
For the old man is awaiting for to carry you to freedom
あのおじいさんが、君たちを自由な場所へ連れて行ってくれるから
If you follow the drinking gourd.


The river bank will make a mighty good road
川岸は逃げ道にぴったりだし
The dead trees show you the way
枯れた木が道案内してくれる、
Left foot, peg foot, traveling on
左の脚、義足の脚、言い伝え通りに歩き続けて。
Follow the drinking gourd.
ひょうたん型の瓶をたどれ、、

CHORUS

The river ends between two hills,
丘と丘の間で川が終わるよ、
Follow the drinking gourd,
ひょうたん型の瓶をたどれ。
There's another river on the other side,
向こう側にはもう1つ川があるよ、
Follow the drinking gourd.
ひょうたん型の瓶をたどれ。

CHORUS

Where the great big river meets the little river
大きな川と小さな川が合流する場所で、
Follow the drinking gourd
ひょうたん型の瓶をたどれ。
The old man is awaiting for to carry you to freedom
あのおじいさんが、君たちを自由な場所へ連れて行ってくれるから、
If you follow the drinking gourd.
もし君たちが、ひょうたん型の瓶をたどるなら。

The Weavers

Joe and Eddie