Bark Yellows(バークイエロース)

学生時代に結成、今年50年目の4人組。American Folk SongのCoverをやってます。

Michelle

2017年09月29日 | Song(K・L・M・N・O)

The Brothers Fourー”A Beatles' Songbook ”

The Brothers Four1966年リリースのアルバム”A Beatles' Songbook ”は彼らの傑作LPと言われています。このB面3曲目に収録されていなす。Lennon-McCartney(レノン=マッカートニー)の作品を集めており、この曲も収録されています。曲はThe Beatles1965年にリリースした6枚目の公式オリジナルイギリス・アルバム”Rubber Soul(ラバー・ソウル)”に収録されています。実質的にはPaul McCartney(ポール・マッカートニー)の作品で作曲にJohn Lennon(ジョンレノン)が一部手伝ったとされています。。歌詞の最初の部分{ミッシェル 僕の恋人 とてもよくにあう言葉だ」という箇所はMichelleの語尾と「僕の恋人(ma belle)」の語尾がともにelleと韻を踏んでいます。

The Overlanders(オーバーランダース)は当初、フォークソンググループとして活動、1963~1966年の12枚シングルをリリースしました。彼らの唯一の英国でのヒットはMichelleで、1966年英国シングル・チャートで一位を記録しました。同年、Andy Williamsはアルバム”The Shadow Of Your Smile”に、また、The King's Singers は1986年、アルバム ”The Beatles Connection "に曲を収めました。

The Beatles

Michelle 

Michelle, ma belle
These are words that go together well
My Michelle
Michelle, ma belle
Sont les mots qui vont tres bien ensemble
Tres bien ensemble
I love you, I love you, I love you
That's all I want to say
Until I find a way
I will say the only words I know that you'll understand

Michelle, ma belle
Sont les mots qui vont tres bien ensemble
Tres bien ensemble
I need to, I need to, I need to
I need to make you see
Oh, what you mean to me
Until I do, I'm hoping you will know what I mean
I love you...

I want you, I want you, I want you
I think you know by now
I'll get to you somehow
Until I do, I'm telling you so you'll understand

Michelle, ma belle
Sont les mots qui vont tres bien ensemble
Tres bien ensemble
And I will say the only words I know that you'll understand
My Michelle

ミッシェル 僕の恋人
ほら とてもよくにあう言葉だ
僕のミッシェル
ミッシェル 僕の恋人
ほら とてもよくにあう言葉だ
美しいだろう
愛してる 愛してる 愛してる
僕が言いたいのはこれだけさ
繋ぐ言葉見つけるまで
僕はこの言葉を繰り返すだろう…
君に伝わるたった一つの言葉

ミッシェル 僕の恋人
ほら とてもよくにあう言葉だ 
美しいだろう…
お願いだから お願いだから どうか
解って欲しい
どれだけ僕が君を想っているか
僕はただ祈り続けてるよ
君が僕の気持ちを解ってくれるまで…
愛してる

君が欲しい 君が欲しい 君が欲しい
もう今は気付いているんだろう?
絶対どうにかして君を手に入れてみせる
それまでは 僕はただ君に贈り続けるしかないんだ
君が僕の気持ちを解ってくれるまで…

ミッシェル 僕の恋人
ほら とてもよくにあう言葉だ 
美しいだろう
そして僕は たった一つの言葉を君に繰り返そう
君に伝わる たった一つの言葉を
僕のミッシェル

The Overlanders (1966)

Andy Williams

The King's Singers

 


Daddy Roll 'Em   

2017年09月22日 | Song(A・B・C・D・E)

The Brothers Four 

学生時代にカバーしたかった曲です。当時、まだ、実力不足で残念ながら出来ませんでした。かと言って今もできませんが。12弦ギター,ギターの演奏そして、コーラスの掛け合いが素晴らしい、ブラフォーらしくないちょっと、ブルースぽい曲です。今だ、カバーをしているバンドを見たことがありません。he Brothers Fourは1964年、当時のシンガ-ソング・ライターの曲を集めたアルバム ”Sing of Our Times”に曲を収録しました。その中の一人であるBob Gibsonの作品です。フォーク・リバイバル期のパイオニア的な、ミュージシャンでWell,Well,WellJordan River等数多い作品を残しています。この曲は1961年の彼のアルバム”Yes I See”に入っています。

1963年、Joe & Eddie アルバム”oe & Eddie”、フィラデルフィアが本拠地の男女混成のR&BグループThe Grandisons グランディスンズはシングルをリリース、曲を収録しています。なお、1969年8月15日の歴史的に有名な野外音楽フェスティバル!ウッドストック・フェスティバル”のオープニングで歌ったことで有名なニューヨーク出身のフォークシンガー、ギタリストRichie Havens(リッチー・ヘブンス)は2012年、アルバム”My Own Way”の中に収めました。

歌詞の中のteam(チーム)は馬車とそれを引く(一組の)動物(馬など)のことです。

Bob Gibson

Daddy Roll 'Em

They call me daddy, daddy roll 'em,
They call me daddy roll 'em down.
And when I roll 'em, I really roll 'em,
Oh, daddy really roll 'em down.
They call me daddy, daddy drive 'em,
They call me daddy drive 'em down.

C'mon now, team, gotta keep it rollin' now.
Ten more miles and we're into town.
Julie gal's been a long time waitin' for me.
Oh, daddy never let her down.

They call me daddy, daddy roll 'em,
They call me daddy roll 'em down.
And when I roll 'em, I really roll 'em,
Oh, daddy really roll 'em down.
They call me daddy, daddy drive 'em,
They call me daddy drive 'em down.

Julie gal, can't you hear me callin' to you?
Julie gal, don't you understand?
Step by step, I can't stop to count 'em now.
Oh, Julie, lead me by my hand.

They call me daddy, daddy roll 'em,
They call me daddy roll 'em down.
And when I roll 'em, I really roll 'em,
They call me daddy roll 'em down.
They call me daddy, daddy drive 'em,
They call me daddy drive 'em down.

皆は、私をダディーと呼びます、ダディーはそいつらを転がす、
皆は、私に向かってダディー、そいつらを転がせと叫ぶ。
そして、そいつらを転がす時、私は彼らを本気で転がす
ああ、ダディーはそいつらを本気で転がす。
皆は、私をダディーと呼びます、ダディーはそいつらを操縦する、
皆は、私に向かってダディー、そいつらを操縦しろ叫ぶ。

さあ、今、チーム、今はそれを転がらせ続けなければならない。
もう10マイル以上、そして、我々は、町にいる。
ジュリー・ギャルは、長い間、私を待っている。
ああ、ダディーは彼女を決してがっかりさせなかった。

皆は、私に向かってダディー、そいつらを転がせと叫ぶ。
そして、そいつらを転がす、私は彼らを本気で転がす
ああ、ダディーはそいつらを本気で転がす。
皆は、私をダディーと呼びます、ダディーはそいつらを操縦する、
皆は、私に向かってダディー、そいつらを操縦しろ叫ぶ。

ジュリー・ギャル、あなたは私が呼びかけているのが聞こえないのか?
ジュリー・ギャル、あなたにはわからないか?
一歩づつ、私は今はそいつらに数えるため止まる訳にいかない。
ああ、ジュリー、私の手で私を導いておくれ。

皆は、私をダディーと呼びます、ダディーはそいつらを転がす、
皆は、私に向かってダディー、そいつらを転がせと叫ぶ。
そして、そいつらを転がす、私は彼らを本気で転がす
ああ、ダディーはそいつらを本気で転がす。
皆は、私をダディーと呼びます、ダディーはそいつらを操縦する、
皆は、私に向かってダディー、そいつらを操縦しろ叫ぶ。

Joe & Eddie

The Grandisons

Richie Havens

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Two Ten Six Eighteen (Doesn't Anybody Know My Name? )

2017年09月15日 | Song(P・Q・R・S・T)

The Kingston Trio

Two Ten Six Eighteenは我々のレパートリーの1曲です。The Kingston Trioは、1963年リリースのアルバム”Sunny Side! ”に収録しています。彼らは2016年10月28日に紹介したThe World Ī Used To Know をはじめ、Rod McKuen(ロッド・マキューン)の曲を多く取り上げていますが、代表曲となっています。

この歌詞は、外国の戦争からの帰還者が身近な場所に戻って来て、それが不可解な時代の流れによってもたらされた変化のために最も馴染みがなくなったという内容となっています。戦争とは当時に起こっていたベトナム戦争ではなく、Rod McKuenの年齢を考えると朝鮮戦争のことと思われます。彼の戦争に対するプロテスト・ソングとなっています。そして、1964年リリースのアルバム”Rod McKuen”に曲は収録されています。なお、Jimmie Rogersは、1964アルバム”Town and Country” 、カントリー歌手のWaylon Jennings(ウェイロン・ジェニングス)は1966アルバム”Leavin' Town”に収録しています。

Rod McKuen

Two Ten Six Eighteen

I've been away so long.
Fought a war that's come and gone.
Doesn't anybody know my name?
My sister's up and wed and mama's took to bed.
Doesn't anybody know my name?
[Chorus]
Please tell me, if you can.
What time do the trains roll in?
Two-ten, six-eighteen, ten forty-four.

The hedge is turning brown
And the fence is falling down.
Doesn't anybody know my name?
The girl I left behind has gone to Caroline.
Doesn't anybody know my name?
[Chorus]

Fought that war across the sea.
Almost died to keep us free
Doesn't anybody know my name?
Now I'm home and no one cares.
Seems that trouble's are only theirs.
Doesn't anybody know my name?
[Chorus]

私はずっと遠く離れていた。
戦争に行ったり来たりして戦った。
誰も私の名前を知らないのだろうか?
私の妹は独立し、結婚、母親は病床に伏した。
誰も私の名前を知らないのだろうか?
[コーラス]
できれば、どうか私に教えてほしい。
列車は何時にホームに入って来るのか?
2時10分、6時18分、それとも10時44分 。

垣根は茶色に変わって、
柵も落ちている。
誰も私の名前を知らないのだろうか?
私が残した彼女はキャロラインに行ってしまった。
誰も私の名前を知らないのだろうか?
[コーラス]

海を渡って戦った。
ほとんどが死んてしまった、我々を自由にするため。
誰も私の名前を知らないのだろうか?
今、私は家にいるけど、誰も気にしない。
災難は自分だけのものだと思える。
誰も私の名前を知らないのだろうか?

Jimmie Rogers

Waylon Jennings

 


Scarborough Fair

2017年09月08日 | Song(P・Q・R・S・T)

The Brothers Four

The Brothers Fourは1968年に曲を日本で録音アルバム"Today and Yesterday"に収録しています。Scarborough(スカボロウ)とは、英国、北東部ヨークシャー州にある海沿いの観光地です。Scarborough Fairはそこで定期的に開かれる市・マーケットを指します。

Scarborough  Fairは、16世紀頃の英国のブロードサイド・バラッドを源流とするトラディショナル・フォークソングです。Ewan MacCollイワン・マッコール)とPeggy Seeger(ペギー・シーガー)は1960年リリースのアルバム”The Singing Island” に収録しました。Simon And Garfunkelサイモン&ガーファンクル)はそのメロディーをもとにアレンジをし、伝統的な歌詞の間に、反戦のメッセージが輪唱のように付け加えました。そして、1966年、リリースのアルバム ”Parsley, Sage, Rosemary and Thyme”に収録されました。さらに、1967年のDustin Hoffman(ダスティン・ホフマン)主演の映画『卒業』の挿入歌としても用いられ、世界的に有名な曲となりました。

Olivia Newton-Johnの動画は1973年の英テレビ特別番組”New Fangled Wandering Minstrel Show”に出演したときのものです。そして、The King's Singers1993年、アルバム”Annie Laurie: Folksongs Of The British Isles ”に曲を収録しました。

なお、歌詞の中のcambric (カンブリック)とは薄手で軽い綿織物、 heather(ヒース)はギリュウモドキ 《ヨーロッパから南西アジアにかけて分布する》のことでツツジ科の常緑小低木、花は桃紫色の植物です。

Ewan MacColl

 

Simon And Garfunkel

Scarborough Fair

Are you going to Scarborough Fair
Parsley, sage, rosemary and thyme
Remember me to one who lives there
She once was a true love of mine

Tell her to make me a cambric shirt
Parsley, sage, rosemary and thyme
Without no seams nor needle work
Then she'll be a true love of mine
(On the side of a hill in the deep forest green)
(Tracing of sparrow on snow crested ground)
(Blankets and bedclothes the child of the mountain)
(Sleeps unaware of the clarion call)

Tell her to find me an acre of land
Parsley, sage, rosemary and thyme
Between the salt water and the sea strands
Then she'll be a true love of mine
(On the side of a hill a sprinkling of leaves)
(Washes the grave with silvery tears)
(A soldier cleans and polishes a gun)

Tell her to reap it with a sickle of leather
Parsley, sage, rosemary and thyme
And gather it all in a bunch of heather
Then she'll be a true love of mine
(War bellows blazing in scarlet battalions)
(Generals order their soldiers to kill)
(And to fight for a cause they've long ago forgotten)

Are you going to Scarborough Fair
Parsley, sage, rosemary and thyme
Remember me to one who lives there
She once was a true love of mine

スカーボロウ・フェアに行くのかい
パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
そこに住んでいる人によろしく伝えてくれ
彼女はかつて僕の恋人だった

カンブリックのシャツを作るように言ってくれ
パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
継ぎ目も針目もないシャツを
そうすれば彼女は僕の真の恋人になるだろう
(緑深い丘の斜面に)
(雪に残ったすずめの跡をたどって山頂へ)
(山の子供は毛布と寝具に包まって)
(鳴り響くラッパの音にも気づかず眠り続ける)

彼女に伝えてくれ 海と浜辺の間に
パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
1エーカーの土地を探してくれと
そうすれば 彼女は僕の本当の恋人になるだろう
(丘の斜面に木の葉が散って)
(銀色に輝く涙が墓を洗う)
(兵士が銃をきれいに磨いている)

彼女に伝えてくれ 革の鎌で刈りとるようにと
パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
そうして全てをヒースの束にまとめたら
彼女は僕の本当の恋人になるだろう
(戦いの大砲が鳴り響き 緋色の服をまとった大群は炎に包まれる)
(将軍は兵士達に「殺せ」と命令する)
(とっくに忘れてしまった戦う理由 それでも「戦え」と命ずる)

スカーボロウ・フェアに行くのかい
パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
そこに住んでいる人によろしく伝えてくれ
彼女はかつて僕の恋人だった

Olivia Newton-John - 1973

The King's Singers