Bark Yellows(バークイエロース)

学生時代に結成、今年50年目の4人組。American Folk SongのCoverをやってます。

On The Street Where You Live(君住む街角)

2018年06月29日 | Song(K・L・M・N・O)

映画”My Fair Lady(マイ・フェア・レディ)”ーI Could Have Danced All Night  

映画”My Fair Lady(マイ・フェア・レディ)”ーOn The Street Where You Live

 私が10代の頃、憧れ、好きだった女優さんはAudrey Hepburn(オードリー・ヘプバーン)でした。世の中になんと美しい人がいるものだと思いました。彼女」の出演した1963年の米国サスペンス映画”Charade(シャレード)”、1964年の米国ミュージカル映画”My Fair Lady(マイ・フェア・レディ)”1967年に公開された米国サスペンス映画”Wait Until Dark(邦題:暗くなるまで待って)”と全て見に行きました。特に”My Fair Lady”は1964のアカデミー賞主要8部門を独占した名作でした。Hepburnの演ずるロンドンの花売り娘、イライザが一流の淑女に変貌していく物語です。この映画の中でいいなと思った曲がOn The Street Where You Liveアです。スコット競馬場のボックス席でイライザと同席した貧乏貴族の息子、ヒルは、イライザに一目惚れし家まで彼女を追いかけていきます。面会を断られると、彼女に会えるまで家の前で待ち続ける決意を固め、この曲を歌うのです。

そして、Andy Williamsは1964年のアルバム”Songs From My Fair Lady And Other Broadway Hits” 、米国のジャズ歌手。ジャズ作曲家、編曲家、ドラマーのほか、俳優としてラジオ、映画、テレビでも活躍したMel Tormé(メル・トーメ)は1966年のアルバム”Swings年のアルバム”、竹内まりや2007年のアルバム”Denim”にそれぞれ、曲を収録しました。なお、Vocal Spectrum’ボーカルスペクトラム)は、2004年、Barbershop Harmony Society(理容師調和協会)主催の国際的なカルテット・コンテストで受賞し、2006年には優勝し、インターナショナル・チャンピオンになりました。

Andy Williams 

Mel Torme

On The Street Where You Live 

作詞:Alan Jay Lerner 作曲:Frederick Loewe

I have often walked
Down this street before
But the pavement always stayed
Beneath my feet before
All at once am I
Several stories high
Knowing I’m
On the street
Where you live.

Are there lilac trees
In the heart of town?
Can you hear a lark
In any other part of town?
Does enchantment pour
Out of every door?
No, it’s just On the street
Where you live.

And oh, the tow’ring feeling
Just to know
Somehow you are near
The overpow’ring feeling
That any second
You may suddenly appear.

(You know,)
People stop and stare,
They don’t bother me

For there’s nowhere else on earth
That I would rather be
Let the time go by,
I don’t care if I
Can be here
On the street
Where you live.

よく歩いたものさ
前にもこの通りに来て
でも、この舗装はずっとそのまま
前にも僕の足の下に
なのに僕ときたら
いくつも高い階にいるみたいだ
僕は知っているから
この通りに
君が住んでいるって

ライラックの木はあるのかな
町の真ん中に?
君はヒバリの声を聞くのかな
町のあちこちで?
魔法にかかったみたいなのかな
どのドアの外も?
いや、この通りだけさ
この君が住んでいる

それにあぁ、高まるこの気持ち
分るんだ
どういうわけか君が近くにいるって
みなぎる心持ちなのさ
そうすぐにでも
君が突然現れるかもって

Vocal Spectrum

竹内まりや


Scotch and SodaーPart2

2018年06月22日 | Song(P・Q・R・S・T)

The Manhattan Transfer

Dave Guard

Scotch and Sodaは、1930年代に書かれたソングライター不明の断酒の歌です。The Kingston Trioのオリジナル・メンバーDave Guard(デイブ・ガード )がデート中に彼女の家を訪れてこの曲を聞き気に入り1958年のアルバム”The Kingston Trio”で取り上げました。Bob  Shaneの持ち歌として有名です。我がメンバーではN君が得意としています。

Dave Guardは最初、Dave Guard&The Calypsonians(カリプソニアン)と言うグループ結成していました。主にギター2本、バンジョー、ヴォーカルのWeavers スタイルです。メンバーのNick  ReynoldsBob  Shaneが離脱後、グループ名をThe Kingston Quartetに変更してグループをまとめました。 そして1957年、再度、NickBobがチームを組むことに同意し、The  Kingston Trioが誕生しましたシングルのリリースは1961年、Henry Thome(ヘンリー・トメ) が初めてで彼らは1962年となりました。この曲はジャズ・ミュージシャンに好まれ、The Manhattan Transfer(マンハッタン・ツランスファー) 1976年、アルバム”Coming Out ”にLou Rawlsルー・ロウルズ)2000年、CDアルバム”Anthology”に収録しています。そして、最後の動画は2017年、ラスベガスで開催されたBarbershop Harmony Society(理容師調和協会)主催の国際的なカルテット・コンテストで受賞した、Boardwalk(ボードウォーク)と言うグループのものです

なお、日本では、ハイボールといったらウィスキーにソーダ水というのが決まりですが、海外で 注文するときはもう少し注釈が必要です。 英語で言うハイボールとは、スピリッツを はじめとする様々な酒をベースとして、ソーダ水あるいは、ジュース類、ジンジャー・ エール、トニック・ウォーターなどのドリンクで割った飲み物のことを指します。 日本風の ハイボールを飲みたいときには、スコッチやバーボン、といった銘柄を指定してScotch and soda(スコッチ アンド ソーダ)ちなみにチュウハイは焼酎 アンド ソーダとなります。また、Jigger(ジガー)はカクテルを作るとき」に使う鼓(つづみ)形の小さな計量カップのことです。

Henry Thome - (1961)

The  Kingston Trio

Scotch and Soda 

Scotch and Soda
Mud in yer eye
Baby do I feel high oh me oh my
Do I feel high

Dry martini
Jigger of gin
Oh what a spell you've got me in, oh my
Do I feel high

People won't believe me
They'll think that I'm just braggin'
But I could feel the way I do
And still be on the wagon

All I need is one of your smiles
Sunshine of your eye oh me oh my
Do I feel higher than a kite can fly
Give me lovin' baby I feel high

People won't believe me
They'll think that I'm just braggin'
But I could feel the way I do
And still be on the wagon

All I need is one of your smiles
Sunshine of your eye oh me oh my
Do I feel higher than a kite can fly
Give me lovin' baby I feel high

スコッチ  アンド  ソーダ
乾杯
可愛い子ちゃん、僕はとても気分がいいって?ああ、僕を愛してくれてるんだね
僕はとても気分がいいって?

ドライマティーニ
ジガーのジン
ああ、あなたは僕にどんな魔法をかけたんだろう
僕はとても気分がいいって?

皆はを信じようとしない
彼らはが自慢しようとていると思うだろう '
でも、のやり方を感じることができた
まだ、酒をやめている

僕に必要なのはあなたの笑顔だけです
あなたの目の輝き、ああ、僕を愛してくれてるんだね
僕は凧が飛べるよりも高い気分になるって?
僕を愛する可愛い子ちゃん、僕はとても気分がいいよ

皆はを信じようとしない
彼らはが自慢しようとていると思うだろう '
でも、のやり方を感じることができた
まだ、酒をやめている

僕に必要なのはあなたの笑顔だけです
あなたの目の輝き、ああ、僕を愛してくれてるんだね
僕は凧が飛べるよりも高い気分になるって?
僕を愛する可愛い子ちゃん、僕はとても気分がいいよ

Lou Rawls

Boardwalk - (2017 Midwinter)

 

 


Nobody Knows (the Trouble I've Seen)

2018年06月15日 | Song(K・L・M・N・O)

 The Brothers Four

Louis Armstrong(1962)

Nobody Knows The Trouble I've Had(私が見たことのあることは誰も分からない)は、奴隷制の時代に始まったが、1867年まで広く知られてなかったアフリカ系アメリカ人の精神的な歌です。その曲はよく知られていて、1871年、フィスク大学への資金集めのためにコーラス・グループFisk Jubilee Singersフィスク・ジュビリー・シンガーズ)が組織され広めました。た。フィスク大学は南北戦争後の解放奴隷や若いアフリカ系アメリカ人に対して教育を施す目的で歴史的黒人大学として設立されました。は、1872年に最初に知られたNobody Knows the Trouble I've Seen(誰も知らない問題を知らない)は、Marian Anderson(マリアン・アンダーソン)が 1925年にシングルをリリースしました。Mahalia Jackson(マヘリア・ジャクソン)は1957年、アルバム” In The Upper Room With Mahalia Jackson"、 Louis Armstrong(ルイ・アームストロング)は1958年、アルバム”Louis and the Good Book"、The Golden Gate Quartetは1958年、アルバム”Spirituals  "、The Brothers Fourは1961‎年、アルバム”Song Book"、 The Seekers は1969年、アルバム”The Seekers"に曲を収録しました。 

Fisk Jubilee Singers
Marian Anderson -  1924

Nobody Knows (The Brothers Four) 

Nobody knows the trouble I've seen;
Nobody knows my sorrow.
Nobody knows the trouble I've seen;
It's  such a dark tommrow! 

Early this morning I was walking around;
Oh,  yes, Lord.
Walk my feet flying  whole the ground ;
Oh,  yes, Lord.

Nobody knows the trouble I've seen;
Nobody knows my sorrow.
Nobody knows the trouble I've seen;
It's  such a dark tommrow! 

Brother John, Sister Kate ;
Oh,  yes, Lord.
Want you tell me what to be my frate;
Oh,  yes, Lord.

Nobody knows the trouble I've seen;
Nobody knows my sorrow.
Nobody knows the trouble I've seen;
It's such a dark tommrow!
It's  such a dark tommrow! 

誰も私が見た悩みを知りません。
誰も私の悲しみを知りません。
誰も私が見た悩みを知りません。
そんなに暗い明日です!

今朝早く私は歩いていた。
ああ そうです 主よ。
私の足が全ての地面を飛んで歩く
ああ そうです 主よ。

誰も私が見た悩みを知りません。
誰も私の悲しみを知りません。
誰も私が見た悩みを知りません。
そんなに暗い明日です!

修道士のジョン、修道女のケイト;
ああ そうです 主よ。
あなたは私の運命になるものを教えてください。
ああ そうです 主よ。

誰も私が見た悩みを知りません。
誰も私の悲しみを知りません。
誰も私が見た悩みを知りません。
そんなに暗い明日です!
そんなに暗い明日です!

Mahalia Jackson 

The Golden Gate Quartet

The Seekers  

 

 

 

 

 


Ally Ally Oxen Free

2018年06月08日 | Song(A・B・C・D・E)

The Kingston Trio

Ally Ally Oxen FreeRod McKuen(ロッド・マッケン) Steven Yates(スティーブン・イェイツ)の作品です。大人が環境に配慮して 、将来、子どもたちのためのより安全で自由な世界を求め子どもの遊びの言葉を使って、表しています。The Kingston Trioは1964年、抗議と社会意識の明白な示唆したアルバム”Time to Think”に、曲を収録しました。そして、彼らはこのアルバムがCapitol Recordsキャピトル・レコード)での最後のリリースとなり彼らはDecca Records(デッカ・レコード)に移籍しました。そして、Rod McKuen 1963年、アルバム"One by One"に曲を収録、The Krauts(クラウツ)1966年、シンングルをリリースしました。また、2009年にBMX Bandits& Yeongeneは、CDアルバム”The Rise And Fall(Japan Edition)”に曲を収めています。なお、BMX Bandits(BMX バンディッツ)はスコットランドの1960年代の音楽に影響を受けたギターポップバンドで、1986年からグラスゴーにおいて、活躍し人気があり、Yeongene(ヨンジン)は韓国の人気女性ヴォーカリストです。

歌詞のAlly Ally Oxen Freeとは隠れんぼで、オニが降参するときに言うフレーズです。「捕まえたりしないから、みんな出ておいで」日本で言えば「もう 降参」でしょうか。

Rod McKuen

Ally Ally Oxen Free

Time to let the rain fall without the help of man.
Time to let the trees grow tall. Now, if they only can
Time to let our children live in a land that's free.
Ally, ally, ally, ally, oxen free

Time to blow the smoke away and look at the sky again.
Time to let our friends know we'd like to begin again
Time to send a message across the land and sea.
Ally, ally, ally, ally, oxen free

Strong and weak, mild and meek, no more hide and seek
Time to see the fairness of a children's game.
Time for men to stop and learn to do the same
Time to make our minds up if the world at last will be.
Ally, ally, ally, ally, oxen free

人の助けなしに雨が降せる時間
木を高く育てる時間今は、そうするしかありません
私たちの子供たちを自由な土地に住まわせる時間
アリー、アリー、アリー、アリー、オクスンフリー

を吹き飛ばし、青空を再び見せてくれる時間
私たちの友達を忘れ、もう一度やり直したい気持ちを知らせてくれる時間
陸と海を越えてメッセージを送ってくれる時間
アリー、アリー、アリー、アリー、オクスンフリー

強い者と弱い者、どちらでもない、もう、かくれんぼはしない。
子供の遊びの中に公正さを理解させる時間
人が時間をかけてそれをやり遂げるようにする時間。
世界が最後になったとしても、私たちの心構えをつくる時間
アリー、アリー、アリー、アリー、オクスンフリー

The Krauts

BMX Bandits & Yeongene


All The Pretty Little Horses( Hush-A-Bye)

2018年06月01日 | Song(A・B・C・D・E)

The Travelers3 

それはもともと、米国、南部のアフリカ系アメリカ人の奴隷によって歌われた伝統的な子守唄です。彼女は自身の子供を世話するには余りにも忙しく、また、家族と強制的に分離されたので赤ちゃんの世話をすることができませんでした。 この歌は自分の子供にではなく主人の子供に歌ったもので、歌詞で”ママ”と泣いている貧しい小さな赤ちゃんは自分の子供のことです。そして、Dapple greyはグレイに黒いブチが混ざった馬、Pinto bayは栗毛色のまだら馬です。また、Peter, Paul & Maryはもともと"birds and butterflies, peck at his eyes" 彼の眼をくちばしでつつくだったのを"birds and butterflies, flutter 'round his eyes"彼の眼のまわりを飛んでいると変ています。Odettaは1957年、アルバム”At The Gate Of Horn ”、The Travelers3 1962年、アルバム”The Travelers3”、 Peter, Paul & Mary1963年、アルバム”In the Wind ”、 The Big 3 は1964年、アルバム”Live At The Recording Studio”、Joan Baez1968年、アルバム”Baptism”、Olivia Newton-John1989年、アルバム”Warm And Tender”に曲を収録しています。なお、The Big 3は1962–1964年に活動、メンバーはCass Elliot(キャスエリオット:解散後→The Mamas and the Papas), Tim Rose(ティムローズ) ,Jim Hendricks(ジム・ヘンドリックス:解散後→The Lovin' Spoonful)の女1人男2人のトリオです。  

Peter, Paul & Mary

Odetta 

Hush-A-Bye‐Peter, Paul & Mary

Hush-a-bye, don't you cry,
Go to sleep you little baby.
When you wake you shall have
All the pretty little horses.

Dapples and greys, pintos and bays,
All the pretty little horses.

Way down yonder in the meadow,
Poor little baby crying, "mama".
Birds and the butterflies flutter round his eyes,
Poor little baby crying, "mama".

Hush-a-bye, don't you cry,
Go to sleep you little baby.
When you wake you shall have
All the pretty little horses.

Dapples and greys, pintos and bays,
All the pretty little horses.

Hush-a-bye, don't you cry,
Go to sleep you little baby.

ねんねんよ、泣かないで、
赤ちゃん静かにお休みなさい
あなたが目を覚ますと手に入れているはず
すべてのかわいい馬を。

グレイに黒いブチのある馬や栗毛でまだらの馬
すべてのかわいい馬を。

草原の奥の道で
貧しい小さな赤ちゃんが”ママ”と泣いている
鳥や蝶が彼の眼のまわりを飛んでいる
貧しい小さな赤ちゃんが”ママ”と泣いている

ねんねんよ、泣かないで、
赤ちゃん静かにお休みなさい
あなたが目を覚ますと手に入れているはず
すべてのかわいい馬を。

グレイに黒いブチのある馬や栗毛でまだらの馬
すべてのかわいい馬を。

ねんねんよ、泣かないで、
赤ちゃん静かにお休みなさい

The Big 3 - 1964

Joan Baez 

Olivia Newton-John