Bark Yellows(バークイエロース)

学生時代に結成、今年50年目の4人組。American Folk SongのCoverをやってます。

Green Green

2016年01月29日 | Song(F・G・H・I・J)

The Brothers Four

Greenの付く曲が多いThe Brothers Fourは1996年にアルバム"Greenfields & Other Gold"リリースしました。 Greenfields、Green Sleeves、Green Leaves Of Summerに次ぐ四番目の曲として登場します。

曲は1962年に結成されたThe New Christy MinstrelsRandy Sparks(ランディー・スパークス)とBarry McGuire(バリー・マクガイア)が1963年に作曲しました。だみ声でリードボーカルを取っているのがBarry McGuireでグループ離脱後の "Eve of Destruction"(明日なき世界)は世界的ヒットとなりました。また、1967年4月からはNHK「みんなのうた」でも取り上げられ日本でも愛されるうたとなりました。

Barry McGuire

Green Green
 
 <Chorus>:
 <Green, green, it's green they say> 
 <On the far side of the hill> 
 <Green, green, I'm goin' away> 
 <To where the grass is greener still>

1.a-Well I told my mama on the day I was born
 "Dontcha cry when you see I'm gone" 
 "Ya know there ain't no woman gonna settle me down"
 "I just gotta be travelin' on"
  a-Singin' 
  <Chorus>
2.Nah, there ain't nobody in this whole wide world
  Gonna tell me to spend my time
  I'm just a good-lovin' ramblin' man
  Say, buddy, can ya spare me a dime?
  Hear me cryin', it's a 
  <Chorus>
3.Yeah, I don't care when the sun goes down 
  Where I lay my weary head
  Green, green valley or rocky road
  It's there I'm gonna make my bed
  Easy, now
  <Chorus>
 
 
  グリーン グリーン 丘のむこうのずっと遠く
 そこは緑あふれる土地
  グリーン グリーン 俺は旅立つよ
  緑かがやく希望の地へ
 
1.生まれたその日にママに言ったのさ
  俺が出てっても泣かないでおくれ
  女のために落ち着く気はないのさ
  俺はただ彷徨い続ける 歌いながら
 
2.この広い世界に誰もいやしない
  好きなように生きろと言ってくれる奴なんて
  俺は愛に満ちた放浪者
  なあ相棒、小銭を貸してくれないか?
  涙が出てくるよ
 
3.そうさ いつ日が暮れてもお構いなしさ
  どこだって疲れた頭を横に出来る
  緑あふれる希望の地よ
  谷間にあるのかでこぼこ道か
  そこへこれから辿り付くのさ
  気楽に行こうぜ!
 

The New Christy Minstrels


Early Morning Rain -Part2

2016年01月22日 | Song(A・B・C・D・E)

The Brothers Four

Gordon Lightfoot  

 "Early Morning Rain"は2011年7月4日以来二度目の投稿となります。先回はThe Kingston Trioのみの記事であったので他のミュージシャンを取り上げます。

さて、The Brothers Fourの動画ですが、このライブ録音の音源は、1988年リリース、NECアベニュー・レーベルのアルバム"The Brothers Four Ghristmas Concert"のものです。その後リリースされたアルバム"A Night To Remember"にも曲は入っています。このアルバムは日本では発売されず、2002年の来日時に、彼らが持参し、コンサート会場にて発売されたました。我々も名古屋公演に出かけましたがその中で印象的だったのは、John Paine(ジョン・ペイン)、ソロを取ったこの歌と"Four Strong Winds"をしっとり歌い上げました。コンサート後にはサイン会があり、今も買ったサイン入りCDを大切に保管しています。Gordon Lightfootは1964年にこの曲を作りました。彼がWestlake(ロサンゼルス・ウェストレイク)に住んでいたときのある雨の日、ロサンゼルス空港へ出かけました。すると、曇空に離陸しているジェット旅客機を見ました。このイメージが"Early Morning Rain"となりました。曲は彼のデビュー・アルバム"Gordon Lightfoot"に収められましたが、レコード会社の都合で録音してから二年後の1966年となりました。曲を初めてレコード化したのはIan & Sylviaで、1965年リリースのアルバム"Early Morning Rain" に収録されています。同年、Peter,Paul & Maryはシングルおよびアルバムをリリース、シングルはこの曲、最高のヒットとなりました。なお、アルバムは"See What Tomorrow Brings"です。

なお、歌詞は先回の記事に記載していますので、そちらをご参照してください。

Peter, Paul & Mary(1966)

Ian & Sylvia 


Chilly Winds

2016年01月15日 | Song(A・B・C・D・E)

Kingston Trio

我々もレパートリーとしている曲です。哀愁を帯びたメロディー、歌詞がいいですね。The Journeymen(ジャーニーメン)をㇸてThe Mamas & the Papasを結成したJohn Phillip(ジョン・フィリップス)とJohn Stewart(ジョン・スチュアート)との合作です。John Stewartは1961–1967年までThe Kingston Trioに在籍、この曲は1965年リリースのアルバム"Where Have All The Flowers Gone"に収められています。彼は、自ら多くのオリjナル作品を手掛け、トラディショナル・フォークからモダン・フォークのグループに変化させました。他のミュ-ジシャンにも楽曲を提供し、1967年にはThe MonkeesDaydream Believerは大ヒットとなりました。The Serendipity Singersは1964ー1965年に活動The New Christy Minstrelsと同様の男女混成のグループです。"Don't Let the Rain Come Down”が唯一のヒット曲です。

John Stewart

CHILLY WINDS
 John Phillips/John Stewart
 
I'm goin' where them chilly winds don't blow.
Gonna find a true love. That is where I want to go.
Out where them chilly winds don't blow.
 
Sing your song, sing it soft and low.
Sing it for your baby and then I'll have to go.
Out where them chilly winds don't blow 
 
Wish I was a headlight on a west bound train.
I'd shine my light on cool Colorado range
Out where them chilly winds don't blow.
 
If you're feelin' lonely, if you're feelin' low.
Remember that I loved you more than you will ever know. 
Goin' where them chilly winds don't blow.
 
I'm leavin' in the springtime, won't be back till fall.
If I can forget you, I might not come back at all.
Out where them chilly winds don't blow. (Repeat twice)
 
私は冷たい風の吹かない何処かへ行くつもりです。
真実の愛を見つけに行くこと、それは、私が行きたいところです。
冷たい風の吹かない何処かへ。
貴女の歌を歌い、柔らかに、低いキーで、それを歌ってください。
貴女の赤ちゃんのためにそれを歌ってください、そして、私は行かねばなりません。
風の吹かない何処かへ。
私が西行きの電車のヘッドライトだったらなと思います。
私は、涼しいコロラド方面へ明かりを向けます
冷たい風の吹かない何処かへ。
貴女が寂しく、貴女が元気なく感じているならば。
私が貴女が今まで知っている誰より貴女を愛していたのを思い出してください。
風の吹かない何処かへ行くつもりです。
私は春には旅立ち、秋まで帰るつもりはありません。
貴女を忘れることができるなら、私はもう戻って来ないかもしれない。
冷たい風の吹かない何処かへ。 (二回繰り返し)

The Serendipity Singers 


We Shall Overcome (勝利を我らに)

2016年01月08日 | Song(U・V・W・X・Y・Z)
The Brothers Four

この曲は、プロテスト・ソング代表曲であり、1947年に発行されたCharles Albert Tindley(チャールズ・アルバート・ティンドレイ)のゴスペル・ソング"We Will Overcome"Pete Seegerが労働組合運動の歌として、普及させました。米国の 1960年代に米国で盛り上がった、人種差別を反対する公民権運動の象徴と言える1963年のワシントン大行進のときに、Joan Baezが30万人の参加者に合唱させたことで有名です。プロテスト・ソングをほとんど歌わない、The Brothers Fourは1964年リリースのアルバム"More Big Folk Hits"で取り上げています、珍しいので動画をUPしました。

さて、Pete Seegerの12弦ギターについて書いて見たいと思います。彼のギターは特別オーダー品です。サイズはバリトン・ギターと言われる大きさで通常のもより幅広です。大きな特徴は逆三角形のサウンド・ホールと14フレッドでの長さが70cmもありネックが長いことです。これは弦のテンションを下げるためのもので、チューニングも1音(1・2/D,3・4/A.5・6/F,7・8/C,9・10/G,11・12/D)下げます。彼はカポを多用しますのでハイポジの時は非常に弦が抑え易くなります。晩期にはヘッドがスエアーになり。ピックガードを上部にも取り付けたタイプを使用していました。私自身はこのタイプが好きで数年前にヤイリギターで別注で作ってしまいました。私の最後の贅沢です。

Pete Seeger,  Berlin,1967 

We shall overcome
作詞作曲: Zilphia Holton、Frank Hamilton、Guy Carawan、Pete Seeger

We shall overcome、We shall overcome
We shall overcome someday
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday

We'll walk hand in hand,We'll walk hand in hand
We'll walk hand in hand someday
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday

We shall live in peace,We shall live in peace
We shall live in peace someday
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday

We are not afraid,We are not afraid
We are not afraid today
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday

The whole wide world around,The whole wide world around
The whole wide world around someday
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday

We shall overcome,We shall overcome
We shall overcome someday
Oh deep in my heart,I do believe
We shall overcome someday

我々は勝利する、我々は勝利する
我々は勝利する、いつの日か
おお,心に深く、私は信じる                                             我々は勝利する、いつの日か

我々は手をつなぎ歩く、我々は手をつなぎ歩く
我々は手をつなぎ歩く、いつの日か                                          おお,心に深く、私は信じる                                              我々は勝利する、いつの日か

我々は平和の中に生きる、我々は平和の中に生きる
我々は平和の中に生きる、いつの日か                                             おお,心に深く、私は信じる                                             我々は勝利する、いつの日か

我々は恐れない、我々は恐れない
我々は恐れない、今日の日は                                             おお,心に深く、私は信じる                                             我々は勝利する、いつの日か

この広い世界を廻る、この広い世界を廻る
この広い世界を廻る、いつの日にか
おお,心に深く、私は信じる                                             我々は勝利する、いつの日か

Peter,Paul&Mary

Joan Baez,1965