ビター☆チョコ

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ラブ・アクチュアリー  ダニエルとサムの巻

2005-11-20 | 洋画【ら】行
ダニエル(リーアム・ニーソン)は最愛の妻を亡くして悲しみのどん底にいる。
そんなダニエルにはもうひとつ,心を痛めていることがある。
息子のサム(トーマス・サングスター)が口をきかなくなったのだ。
母親の死にショックを受けているのか。学校でいじめられてるのか。
ステップダッドである自分に自信がもてなくなってしまったダニエル。
ある日思い切ってサムに尋ねてみた。「悩み事でもあるのかい?」
サムの悩みは片思いだった。
学校一の人気者のジョアンナ(オリヴィア・オルソン)に恋してしまったのだ。
サムの恋を応援することを約束するダニエル。
サムの恋を成就させるために,二人の涙ぐましい努力が始まった。

ダニエルがサムの悩みを聞きだそうとするシーンは,色合いがとっても気に入っている。
ダニエルのマフラーのグレイがかったブルーと,サムのインナーの濃い青がすごくきれいで冬の空気の凛とした感じが伝わってくる。
男の人って年をとるにつれて,きれいな色を身につけなくなるけどマフラーとか小物をちょっと明るくするだけで,雰囲気が変わるんじゃないかなぁ。

ちょっとこの画像はグレイが強く出てるけど,実際はもっとブルーが強い。
登場人物の着てるものやインテリアを見るのも映画の楽しみのひとつ。

サムが恋するジョアンナは学校の歌姫。
クリスマスのコンサートで歌うのが「恋人たちのクリスマス」。
試写のときにビヨンセ!の歌を口パクしてるんじゃないかと思われたそうで,
彼女が歌うシーンは,ブレスを少し強く出したりして粗く加工してるそうだ。
それにしてもこの歌声は12歳の女の子とは思えない。
神様からのプレゼントだと思う。

それからサントラには入ってないけど,サムの母,ダニエルの妻の葬儀の時流れるのが,
ベイ・シティ・ローラーズの「バイバイ・ベイビー」。
故人の好きだった歌をお別れのときに流すって・・・いいですね。
明るいポップな感じの曲なんだけど,亡くなった人の笑顔の写真が画面に映るのでものすごく哀しく聴こえてしまった。
音楽と記憶というのは密接につながることが多いので,お葬式に出た人たちはきっとこの曲をどこかで耳にした時,彼女のことを思い出すのだと思う。
私の時もこんなふうにしたい。
今から考えておかなきゃ。

ベイ・シティ・ローラーズが流れた瞬間,私の記憶の引き出しが開いた。
高校生の頃,ものすごいベイ・シティ・ローラーズのファンの子がいた。
確かエリックのファンだったタラコちゃん。。。
持ち物何でもチェックだったよね。
今もエリックのこと好きかなぁ。。。