かつて共に犯人を追ったヘイ(トニー・レオン)とポン(金城武)。
しかしポンは恋人が自殺したショックから立ち直れず、刑事を辞め私立探偵になったものの、酒びたりの日々を送っていた。
一方、ヘイは富豪の娘スクツァンと結婚し、幸せな日々を過ごしていた。
そんな時、スクツァンの父が殺されるという事件が起きる。
事件の真相に疑問を抱いたスクツァンは、ポンに捜査を依頼する。
犯人の乗った車が走り出す。
それを尾行する車が、まるで絶妙のパス回しをするように、入れ替わりながら香港の夜の街を走っていく。
華やかなネオンの先にあるのはうらびれたアパート。
冷静に犯人を追い詰めて逮捕したヘイが、犯人の残虐な犯行現場を目撃して、眉ひとつ動かさず、犯人を徹底的に打ちのめす。
物語は
華やかな都会とうらびれたアパート。
冷静な刑事が一瞬のうちに冷酷に変わる様を描き出して始まる。
表の顔と裏の顔。
まるで、今後の展開を暗示するような滑り出しだ。
心に深い傷を負った時
もがきながらも傷を癒そうとする男と
傷口を癒すことなく、そっと包み隠し、復讐のためだけに生きる男がいる。
まるで兄弟のように仲の良いその二人の男が
ひとつの殺人事件を境に、進む道が完全に別れてしまう。
復讐するためだけに生きてきた男は
結局、願いを叶えても幸せにはなれず
せつなさだけを残して、消えてしまうしかないのだ。
ストーリーは、とにかく最初に犯人が明かされてしまうので
なぜ、そういうことになったのか、ということを暴いていくのだけれど、
なんとなく、想像がついてしまう。
それでも最後まで引っ張られるのは、やっぱ、役者さんの力なのかもしれない。
少しの疑問を感じながら、それでもこの映画の雰囲気はとても好きだ、と思う。
ただ。。欲を言えば
悲しみに歪んだポンの顔が
一転して幸せな笑顔になってしまうラストシーンには、
あふれそうなせつない気持ちが、逸らされてしまったような物足りなさもある。
エンディング曲も。。。しっくりこないような。。。
邦題も、わざわざつけることはなかったんじゃないかと。。。
変に盛り上げようとしなくても
せつなさはせつなさのままで終わらせてもらったほうが
この独特の空気感を抱いたまま帰って来れたのに。
それが、ちょっと残念だった。
でも、きっと見てしまうんだろうなぁ。
うんうん、最後の曲ね。私も違和感有り。
TBありがとう♪
同じ日に同じ映画を観てたようですね♪
(実は「舞妓」と2本立てという暴挙を行いました/笑)
そうそう。リメイク決まってるようですね。
ディカプリオがヘイなの?
んじゃポンは誰なんだろうね。
ディカプリオより若手で、ちょっと甘い感じがないと駄目だね。
ジョシュ?とか?
まぁ、誰がどの役をやろうと
切り離して観たほうがいいんでしょうね。
きっともっと派手なものになるんだろうなぁ。。。
エンドロールって余韻に浸る時間だから
そのエンドロールに流れる曲に違和感を感じると
すごくカンにさわりますね。
曲がでしゃばりすぎたように感じたのが残念だったかなぁ。
私もポン役はジョシュって思ったのよ~♪
でも、ちょっとレオとのコンビがイマイチかな?
あらま♪
同じことを考えてましたね(笑)
甘くて、頼りなげで、一途で。
そう考えたらやっぱジョシュでしょう。
ジョシュの苦悩する顔が見てみたいですねぇ。
ディカプリオと合わない?かなぁ?
今のレオ様の勢いだと誰とでも合わせられそうだけどね。
配役がどうなるか楽しみね♪
まさかレオ様がポンじゃないよね。。。。
全く同じ感想をもちました・・
ただひたすら主演のふたりが魅力的な作品でしたね
ハリウッドリメイクではレオ様はポン役でしょうか?
本人的にはヘイが好みだと思いますが、、楽しみです!
コメントありがとうございます♪
お返事遅くなってすみません。
私、華流、韓流は俳優さんもよく知らないのですが
さすがにトニー・レオンは知ってます(笑)
とても魅力的な俳優さんですね♪
邦題ね。。
なんか安っぽくないですか?(爆)
チケット売り場で「傷だらけの男たち1枚」って言うのがなぜか恥ずかしかったです。
ハリウッドでどんな違う作品になるか、楽しみですね
。
kiraさんはレオ様がポンだと思ってらっしゃるようですね。
さあ、どちらなんでしょうね。
誰と組むのか、それも楽しみですね♪