3連休の中日ということでお台場ではMOTORSPORT JAPAN 2007なんていうのも開催中なので出掛けてみるのもいいかな?なんて思っていたんですけど。
昼過ぎには雨になるような天気予報だったので…
今日お墓参りにということになった。
所沢の霊園でお墓参りを済ませたのがお昼過ぎ。
お昼は何を…という話が「お蕎麦」ということになったので、それならばこの際ということで考えたのがココッ!
西武狭山線の下山口駅から歩いて10分程の住宅街にある「狭山 翁」さんです。
かの高橋邦弘氏野本で修行をされ『翁』の蕎麦を受け継ぐ「翁・達磨」グループの中でも最近評判のお店。
自分も一時期「翁詣で」をしていたこともあって、「翁」系の蕎麦は大好き。
一度頂いてみたいと思っていたのでチャンスとばかりに、助手席のカァサンに携帯で検索してもらい一路小手指へ向かうことに。
お店は住宅街の道路に面した淡い色の一軒家。
それこそ看板が泣ければ通り過ぎてしまいそうな佇まい。
なんともいい雰囲気で、蕎麦への期待も膨らみます。
看板で中休みなく夕方5時まで通しで営業をしていることを確認していざ店内へ。
石を敷いた小道を入り口に向かうとそこには…
いい具合に日焼けした暖簾。
暖簾をくぐり引き戸を開けてお店の中へ。
正面に打ち場、その奥が厨房になっています。
左手に広がるタタキには4人掛けのテーブルが3つ。
そして奥の小上がりにはやはり4人掛けの座卓が2つ。
坊ちゃんもいるので奥の座敷へ上がらせて頂きます。
坊ちゃんは勿論「ざるそば」ですので、トォサンは「穴子天せいろ」カァサンは「そばセット」。
オバァチャンは「鴨せいろそば」ということに。
メニューもシンプルでまさに翁スタイルでありますね。
なんとなくワクワクしちゃいます。
何しろ長坂には随分通いましたから。
お酒もシンプルにこのくらい。
「そばセット」には…
柚子をしっかりと効かせた焼き味噌。
蕎麦の実のツブツブがいい食感のアクセントになっていて美味い。
トォサンは飲まない人だけど、酒好きな人ならこれだけで2合ぐらい飲めちゃうんじゃないかな?
茄子の煮びたしはサッパリした味付けで柔らかく、でもちゃんと歯触りを残してある。
そしてこの青豆のおぼろ豆腐。
おぼろ豆腐というにはしっかりした仕上がりの豆腐はほんのりと緑色。
豆の味と香に甘味が非常に濃い豆腐で、醤油をかけなくても十分に美味しく頂けます。
天ダネは穴子の他に半割の茄子とシメジ、それに大きな伏見唐辛子。
出汁の効いた薄めの天つゆと塩が添えられています。
軽く薄い衣を纏った天ぷらは仕上がりも軽くてサックリしている。
そして蕎麦。
極端に細くエッジが立っているわけではない。
でも二八らしい綺麗でつややかな蕎麦はまさに翁の二八そのもの。
まずは何も付けずにそのまま手繰る。
ほのかな香が噛むと口の中から鼻の奥に広がる。
次は付け汁だけをつけて、そしてその次は蕎麦に薬味のネギを一つまみ載せて。
最後は一口分の蕎麦の上に山葵を載せて。
自家製粉の蕎麦粉を使った蕎麦はとても滑らか。
田舎ではないので「星」は散っていないが、しっかりしたコシのある蕎麦。
歯応えもあり噛めばほのかな蕎麦の香にしっかりした蕎麦の味が広がる。
評判なだけのことはありますね。
写真は撮り忘れちゃいましたが鴨せいろ付け汁がとてもいい。
スライスした鴨肉の他に、つみれ状の肉団子になったものが入っていて。
この食感の違いがまた蕎麦にいいアクセントを与えてくれる。
鴨の出汁がよく出ていてしっかりとした味で旨い。
蕎麦湯はサラッとしたナチュラルなタイプ。
これもまたしっかり翁スタイルのつゆとよく合う。
これはそばセットのデザート。
そば白玉と杏仁豆腐の2種類からそば白玉をチョイス。
サラッとした甘さを抑えた小豆の餡に蕎麦の香と蕎麦の実の粒々が。
座敷の床の間には小さな塗りの捏ね鉢が。
なんともいい味を出しています。
会計をしていると打ち場にご主人の姿が。
夕方までの追加分を打つのでしょうか?
坊ちゃんは打ち場のガラスに顔をくっつけるようにして釘付けでありました。
いやぁ、久し振りの翁ですわ。
もう大満足です。
もうすぐ新蕎麦のシーズンですからまた…
次は田舎とせいろで食べ比べもいいかな?
そうそう、今日からカテゴリーの「街ごはん」の中の「蕎麦」ネタを独立したカテゴリーにしました。
どうしても蕎麦屋さん巡りが多くなってしまいそうなので…
(だって、まだ宿題になっているお店がたくさんあるんだもん)
『今日の山猿君』
お墓参りではちゃんとお手伝い。
桶や柄杓をちゃんと片付けてくれました。
お蕎麦は言い出した張本人ですからね。
もうテンション上がりまくりです。
普段は打ち場に人がいるのは見ないですからね。
今日はしっかりお勉強しました。
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昼過ぎには雨になるような天気予報だったので…
今日お墓参りにということになった。
所沢の霊園でお墓参りを済ませたのがお昼過ぎ。
お昼は何を…という話が「お蕎麦」ということになったので、それならばこの際ということで考えたのがココッ!
西武狭山線の下山口駅から歩いて10分程の住宅街にある「狭山 翁」さんです。
かの高橋邦弘氏野本で修行をされ『翁』の蕎麦を受け継ぐ「翁・達磨」グループの中でも最近評判のお店。
自分も一時期「翁詣で」をしていたこともあって、「翁」系の蕎麦は大好き。
一度頂いてみたいと思っていたのでチャンスとばかりに、助手席のカァサンに携帯で検索してもらい一路小手指へ向かうことに。
お店は住宅街の道路に面した淡い色の一軒家。
それこそ看板が泣ければ通り過ぎてしまいそうな佇まい。
なんともいい雰囲気で、蕎麦への期待も膨らみます。
看板で中休みなく夕方5時まで通しで営業をしていることを確認していざ店内へ。
石を敷いた小道を入り口に向かうとそこには…
いい具合に日焼けした暖簾。
暖簾をくぐり引き戸を開けてお店の中へ。
正面に打ち場、その奥が厨房になっています。
左手に広がるタタキには4人掛けのテーブルが3つ。
そして奥の小上がりにはやはり4人掛けの座卓が2つ。
坊ちゃんもいるので奥の座敷へ上がらせて頂きます。
坊ちゃんは勿論「ざるそば」ですので、トォサンは「穴子天せいろ」カァサンは「そばセット」。
オバァチャンは「鴨せいろそば」ということに。
メニューもシンプルでまさに翁スタイルでありますね。
なんとなくワクワクしちゃいます。
何しろ長坂には随分通いましたから。
お酒もシンプルにこのくらい。
「そばセット」には…
柚子をしっかりと効かせた焼き味噌。
蕎麦の実のツブツブがいい食感のアクセントになっていて美味い。
トォサンは飲まない人だけど、酒好きな人ならこれだけで2合ぐらい飲めちゃうんじゃないかな?
茄子の煮びたしはサッパリした味付けで柔らかく、でもちゃんと歯触りを残してある。
そしてこの青豆のおぼろ豆腐。
おぼろ豆腐というにはしっかりした仕上がりの豆腐はほんのりと緑色。
豆の味と香に甘味が非常に濃い豆腐で、醤油をかけなくても十分に美味しく頂けます。
天ダネは穴子の他に半割の茄子とシメジ、それに大きな伏見唐辛子。
出汁の効いた薄めの天つゆと塩が添えられています。
軽く薄い衣を纏った天ぷらは仕上がりも軽くてサックリしている。
そして蕎麦。
極端に細くエッジが立っているわけではない。
でも二八らしい綺麗でつややかな蕎麦はまさに翁の二八そのもの。
まずは何も付けずにそのまま手繰る。
ほのかな香が噛むと口の中から鼻の奥に広がる。
次は付け汁だけをつけて、そしてその次は蕎麦に薬味のネギを一つまみ載せて。
最後は一口分の蕎麦の上に山葵を載せて。
自家製粉の蕎麦粉を使った蕎麦はとても滑らか。
田舎ではないので「星」は散っていないが、しっかりしたコシのある蕎麦。
歯応えもあり噛めばほのかな蕎麦の香にしっかりした蕎麦の味が広がる。
評判なだけのことはありますね。
写真は撮り忘れちゃいましたが鴨せいろ付け汁がとてもいい。
スライスした鴨肉の他に、つみれ状の肉団子になったものが入っていて。
この食感の違いがまた蕎麦にいいアクセントを与えてくれる。
鴨の出汁がよく出ていてしっかりとした味で旨い。
蕎麦湯はサラッとしたナチュラルなタイプ。
これもまたしっかり翁スタイルのつゆとよく合う。
これはそばセットのデザート。
そば白玉と杏仁豆腐の2種類からそば白玉をチョイス。
サラッとした甘さを抑えた小豆の餡に蕎麦の香と蕎麦の実の粒々が。
座敷の床の間には小さな塗りの捏ね鉢が。
なんともいい味を出しています。
会計をしていると打ち場にご主人の姿が。
夕方までの追加分を打つのでしょうか?
坊ちゃんは打ち場のガラスに顔をくっつけるようにして釘付けでありました。
いやぁ、久し振りの翁ですわ。
もう大満足です。
もうすぐ新蕎麦のシーズンですからまた…
次は田舎とせいろで食べ比べもいいかな?
狭山 翁 (そば / 下山口)★★★★★ 4.5
そうそう、今日からカテゴリーの「街ごはん」の中の「蕎麦」ネタを独立したカテゴリーにしました。
どうしても蕎麦屋さん巡りが多くなってしまいそうなので…
(だって、まだ宿題になっているお店がたくさんあるんだもん)
『今日の山猿君』
お墓参りではちゃんとお手伝い。
桶や柄杓をちゃんと片付けてくれました。
お蕎麦は言い出した張本人ですからね。
もうテンション上がりまくりです。
普段は打ち場に人がいるのは見ないですからね。
今日はしっかりお勉強しました。
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