昨日11月30日に鳩山首相と仲井真知事の公式会談が行われた。今朝の琉球新報によれば、会談は首相官邸で〈午前9時35分ごろから約20分間続いた〉という。仲井真知事は「県外移設に県民の期待が高まっている」と述べるにとどめて、〈年内決着など具体的な方針は示さず、日米合意の名護市辺野古への移設など県内移設について双方から言及はなかった〉という。
ところで、これに先立って11月27日には鳩山首相と仲井真知事の極秘面談が行われている。11月29日付琉球新報によれば、首相公邸で〈朝食を共にしながら午前7時ごろから約1時間面談した〉という。両者の〈密談〉は知事が独自のパイプを使って設定したようだが、極秘面談が1時間で公式会談がわずか20分か。本音の議論は極秘会談ですませていて、昨日の公式会談はただのセレモニーだったというのが見え見えではないか。
今朝の琉球新報には〈外相、嘉手納統合断念へ〉〈普天間移設 辺野古に傾斜〉という見出しの記事も載っている。岡田外相が普天間基地の嘉手納統合を断念する意向であることを、〈30日、政府関係者や複数の与党関係者が明らかにした〉というものだ。それ自体は予想されたことだが、30日には岡田外相と北沢防衛相、鳩山首相による普天間基地移設問題についての協議も行われている。さらに岡田外相は5日に来沖し、今週後半には日米閣僚級作業グループの開催も予定されているという。
30日の午後からは、仲井真知事とルース駐日大使の会談も行われていて、普天間基地「移設」をめぐる動きが活発化している。このような動きに対して、社民党の衆議院議員・照屋寛徳氏が自身のブログに〈容易ならざる事態の進行〉という文章を30日に載せている。その中の次の一節に目を引かれた。
〈定まらぬ国会日程の中で「普天間飛行場」を辺野古へ移設する方針決定の日程は固まりつつあるようだ。今朝の鳩山総理と仲井真知事の会談、ルース駐日米大使の沖縄訪問、今週末の岡田外務大臣の2度目の来沖などを経て、12月7日にも政府方針が決定される、との情報を得た。容易ならざる事態が進行している気がする。〉
12月7日は月曜日である。今週中に根回しを終えて週明けに政府方針を決定、発表するということであろうか。現状のまま政府方針が決定されるとすれば、辺野古沿岸部に新基地を建設するという現行計画か、50メートルほど移動するという米政府の示した「微修正」以外には考えられない。政権与党で政府内の情報にも近い照屋議員が、12月7日と具体的な日付を示して明らかにしている情報なので注目している。
照屋氏のブログの文章は〈普天間飛行場問題がどう決着し、解決されるのか、まさに連立政権と社民党の命運がかかっている〉と締めくくられていて、表題と相まって切迫感が感じられる。12月1日付の琉球新報には、民主・社民・国民新の3党で普天間基地移設について協議する作業班が設置される方向、という記事も載っている。それも結局は形だけにすぎないということか。
政治状況は流動するから、実際に12月7日に政府方針が決定されるかどうかは分からない。ただ、民主党中央が「年内決着」強行の動きを加速しているのは明らかであり、沖縄からそれに抗する動きをもっと作り出したい。
ところで、これに先立って11月27日には鳩山首相と仲井真知事の極秘面談が行われている。11月29日付琉球新報によれば、首相公邸で〈朝食を共にしながら午前7時ごろから約1時間面談した〉という。両者の〈密談〉は知事が独自のパイプを使って設定したようだが、極秘面談が1時間で公式会談がわずか20分か。本音の議論は極秘会談ですませていて、昨日の公式会談はただのセレモニーだったというのが見え見えではないか。
今朝の琉球新報には〈外相、嘉手納統合断念へ〉〈普天間移設 辺野古に傾斜〉という見出しの記事も載っている。岡田外相が普天間基地の嘉手納統合を断念する意向であることを、〈30日、政府関係者や複数の与党関係者が明らかにした〉というものだ。それ自体は予想されたことだが、30日には岡田外相と北沢防衛相、鳩山首相による普天間基地移設問題についての協議も行われている。さらに岡田外相は5日に来沖し、今週後半には日米閣僚級作業グループの開催も予定されているという。
30日の午後からは、仲井真知事とルース駐日大使の会談も行われていて、普天間基地「移設」をめぐる動きが活発化している。このような動きに対して、社民党の衆議院議員・照屋寛徳氏が自身のブログに〈容易ならざる事態の進行〉という文章を30日に載せている。その中の次の一節に目を引かれた。
〈定まらぬ国会日程の中で「普天間飛行場」を辺野古へ移設する方針決定の日程は固まりつつあるようだ。今朝の鳩山総理と仲井真知事の会談、ルース駐日米大使の沖縄訪問、今週末の岡田外務大臣の2度目の来沖などを経て、12月7日にも政府方針が決定される、との情報を得た。容易ならざる事態が進行している気がする。〉
12月7日は月曜日である。今週中に根回しを終えて週明けに政府方針を決定、発表するということであろうか。現状のまま政府方針が決定されるとすれば、辺野古沿岸部に新基地を建設するという現行計画か、50メートルほど移動するという米政府の示した「微修正」以外には考えられない。政権与党で政府内の情報にも近い照屋議員が、12月7日と具体的な日付を示して明らかにしている情報なので注目している。
照屋氏のブログの文章は〈普天間飛行場問題がどう決着し、解決されるのか、まさに連立政権と社民党の命運がかかっている〉と締めくくられていて、表題と相まって切迫感が感じられる。12月1日付の琉球新報には、民主・社民・国民新の3党で普天間基地移設について協議する作業班が設置される方向、という記事も載っている。それも結局は形だけにすぎないということか。
政治状況は流動するから、実際に12月7日に政府方針が決定されるかどうかは分からない。ただ、民主党中央が「年内決着」強行の動きを加速しているのは明らかであり、沖縄からそれに抗する動きをもっと作り出したい。
伊波市長による過去の「グアム移設」話は要請のようなものだと思っていましたが、ここまで海兵隊の移設計画が進行済みだとは知りませんでした。我部氏のNHKの番組は見逃してしまいましたが、提言ではなく、現状報告ということだったのでしょうか。
辺野古への移設はベトナム戦争当時の古い計画の再現でもなく、危険な普天間基地の移設でもない。冷戦崩壊後の世界への新たな軍事展開を考える『「日・米」軍事再編計画』と考えた方がいいものなのだと思いました。
普天間一坪反戦地主として、基地移設計画へ抗議の声をあげ、「普天間基地撤去」を求め続けていきたいと思います。
マスコミは在沖海兵隊の司令部機能が移転すると報道しているが、実際にはヘリ部隊も移転する計画だというものです。
1万ページを超す米国の資料を独自に入手し、翻訳して米軍再編の実態を明らかにしています。
マスコミで報道されている内容とは大きな違いがあり、驚かされます。
辺野古への新基地建設以外には選択肢がなく、それが駄目になると日米関係が破綻するかのような主張の嘘が、具体的に明らかにされていました。
「県外・国外移設」を言ってはいても、本来なら移設ではなく撤去すべきだ、という思いはウチナンチューの多くの人が今も持っていると思います。
しかし、そのような葛藤は今の日本社会では見向きもされないのが現状です。
講演時間が30分しかありませんでしたので、宜野湾市のホームページに載っている以外の内容はなかったと思います。
5日(土)にコンベンションホールで伊波市長の講演会が行われると、今日の夕方の県内ニュースで報じられていました。
会場からしても割と大きな講演会ではないかと思います。
ネットで検索すれば出てくるかもしれませんので、その講演会の主催者に連絡を取った方がいいかと思います。
7日に沖縄戦1フィートの上映会、23日には天皇制の強化を許さない京都実行委員会という形で「冷戦崩壊後の日米軍事再編と沖縄(仮題」をテーマに集会を取り組みます。本日、ダグラス・ラミスさんに講演をして頂けることが決まりました。
普天間基地「移設」問題への政府決定が出る前に、一つでも出来ることをとあせり、ご迷惑をおかけしました。情報ありがとうございます。
あしからず、ご了解ください。
今週末に岡田外相が来沖するのですが、糸満と名護で市民との対話の場を設定するようです。
しかし、参加者は制限されるようです。
何やらアリバイ作りのようにも見えます。
京都での上映会や講演会が盛り上がってほしいですね。
まずは米軍のグアム・テニアン移転計画の実像を知らなければ話になりません。
伊波市長の講演や宜野湾市のホームページに多くの人がもっと目を向けてほしいですね。
目取真さん、いつもありがとうございます。抗議行動の成功を!願っています。安保は通告すれば解約できる条約という事がいまや全く考えられない岡田さんに沖縄現地の方々の怒りが事故なく伝わることを願っています。皆さん、お怪我のないよう、がんばって下さい。
希望者は
郵便振込口座名:沖縄を考える会
口 座 番 号:01050-4-60977
DVD内容:伊波市長による普天間航空部隊の
グアム移転に関するパワーポイントを使用しての説明(解説文章は宜野湾市のホームページに掲載)
参考資料一覧
①SACO最終報告から13年をむかえて
②「普天間基地のグアム移転の可能性について(2009年11月26日文章)
③上記関連パワーポイント画像・図面資料
(ここまでは宜野湾市ホームページに存在)
④新聞掲載論文「日米軍事再編ー沖縄返還の今日的意義」西山太吉(元毎日新聞記者)
⑤論文「不平等で、違憲で、違法で、植民地的で、偽善的な米日グアム協定の素性」ガーバン・マコーミック
⑥「グアム島住民、アメリカによる太平洋の島への150億ドル軍事力集中計画に反対して団結」Q:ファン・ゴンザレス、A:ジュリアン・アグォン(インタビュ記事)
以上、学習資料リスト一覧
上記、学習資料希望者はコピー代、郵送料実費分として、1000円程度のカンパを沖縄を考える会まで送金下さい。
前に「パワーポントの図面だけでは理解できない」と市役所に電話を入れてしまいましたが、あせりすぎたようです。
伊波市長と宜野湾市役所の取り組みが孤立することや政府から無視されることのないように多くの市民、団体の方々のご支援、ご注目をお願いしたい。