7日は月初めの土曜日で、午前11時からキャンプシュワブ前で県民大行動が行われた。
主催者発表で560人の市民が参加したが、オール沖縄の共同代表や国会議員、県議、市民団体などの発言のほかに韓国やカナダから参加している皆さんの発言もあった。
今年は1995年9月4日に発生した米兵3人によるレイプ事件から30年の節目の年だ。
辺野古新基地建設問題の原点はこの事件にある。
30年前、事件の報道に接した時、沖縄の大人たちは、事件のひどさに対する怒りと同時に、自分たちがもっと頑張って沖縄の米軍基地を撤去させていれば、この事件は起こらなかったのに……、という思いを抱いたのではなかったか。
10・21県民大会に参加した人は、あのときに会場で抱いた思いを忘れてはいけない。
会場にいなかった人も、事件に初めて接した時の衝撃と怒りを忘れてはいけない。
その上で、事件が起こった金武町から近い辺野古に新たな基地を造ることの意味を考えてほしい。こんなことが許されていいのか。
午後はティダの会の総会を開いた。
ティダの会も来年で結成から20年を迎える。
長いたたかいを持続するには大きなエネルギーがいるが、沖縄が置かれている理不尽な状況を黙って見過ごすことはできない。