写真は6月3日に撮影したものだ。
美謝川切り替え工事が進んでいて、辺野古ダム北側の森が切り崩され、コンクリートが吹き付けられている。
4枚目の写真で崖の前に並ぶ山留の鋼矢板沿いに水路が造られ、辺野古ダムにつながっていく。
辺野古ダム周辺の土砂を大浦湾の埋め立てに使用するため、周辺の森の伐採も進められている。
整地作業で出た土は10台のダンプトラックで、新工事用ゲートからの資材搬入の際にキャンプ・シュワブ内に持ち込まれている。
辺野古ダム横の歩道に沿ってフェンスを設置する工事を沖縄防衛局が行っている。
美謝川切り替え工事が見られるのを防ぐ目的もあるのだろう。
工事のために歩道にH鋼やカラーコーンを置いてバーを設置しているが、仮バス停は上の写真のようになっている。
バーをまたいでバスに乗り下りしろというのだろうか。非常識にもほどがある。
もともとはキャンプ・シュワブの第2ゲート前にバス停があった。美謝川の切り替えや高圧電線の地中化など、辺野古新基地建設関連工事のためにバス停が使えなくなり、この場所に仮バス停を設置している。
莫大な予算を浪費し、沖縄に負担と犠牲を押しつける。日本政府・沖縄防衛局のでたらめな姿勢は、こういう所にも表れている。