海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

埋め立て土砂投入を阻止するために、今こそ行動しましょう。

2018-12-01 17:31:09 | 米軍・自衛隊・基地問題

 12月に入った。1日は朝、松田ぬ浜からカヌーを漕ぎだしたが、東の風が強かった。K3護岸からK4護岸につながる角で待機し、船と連絡を取った。波が高くて長島の間を抜けるのは難しいということだった。カヌーで行動するのは難しい状況だったので、この日は浜に戻って活動を終えた。

 見えている範囲では海上、陸上ともに工事をしている様子はなかったが、この後どうだったかは確認していない。

補注:12月2日付沖縄タイムスによれば、この後護岸の内側と外側に汚濁防止膜が設置されている。埋め立て土砂投入に向けての準備が進められている。

 午前10時過ぎに瀬嵩から大浦湾の様子を見た。クレーン付き台船やタグボートは停船したままで、作業船が動いている様子は見られなかった。

 前日は長島の近くに汚濁防止膜が再設置されている。日本政府は今月中旬にも埋め立て区域に土砂を投入すると打ち出しているが、海の方はほとんど準備が終わっている。

 安倍政権は沖縄の民意を無視し、法令は都合よく捻じ曲げ、やりたい放題だ。このままでは琉球セメントの桟橋を使って土砂投入が強行されるだろう。それを止めるには多くの市民が名護市安和の桟橋前や海上で阻止行動をとるしかない。

  機動隊や海保にどれだけ強制排除されようと、執拗に阻止・抗議行動を取り組まなければ、工事は進んでいく。傍観して嘆いていても何も変わらない。自分のできる範囲で現場に足を運びたい。

 


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