写真は11月19日に撮った名護市安和区にある琉球セメントの桟橋の様子だ。桟橋がある港内にはすでに赤土混じりの岩ずりが山積みになっていた。日本政府・沖縄防衛局は12月3日以降、辺野古新基地建設に向け、この琉球セメントの桟橋から土砂を積み込むもうとしている。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-842763.html
メディアで報じられる前から沖縄防衛局は準備を進めてきたのだろう。歩道から港内が見えないように視界を遮る幕が張られ、隙間には蛇腹式の剃刀鉄線が設置されていた。
さらにゲートの近くや海側の境界付近には、数台の監視カメラが設置されていた。沖縄県警や海上保安庁と警備の確認も済んでいるようだから、日本政府はここから土砂の積み込みと搬送を強行する構えだ。
現場は名護市街から海岸沿いの道を本部町向けに進めば桟橋が見える。ぜひ多くの人が現場で抗議してほしい。沖縄県民を愚弄する安倍政権の土砂投入を許してはならない。