ナンプレふぁんのひとりごと

ナンプレは初級から上級に行くにつれて解きにくいですね。

簡単な新しい原則を見つけましたので、是非ご覧ください。

「三面張」

2024-03-28 08:16:30 | 眺めて解く

先日「解けないナンプレ」で検索したら、You Tube の動画に当たりまして、「超難問!こんなの解けるの?最上級ナンプレ(数独)の解き方のコツ」と云う表題でした。「数字仮定法」を使うそうです。仮定法は見ても参考にならないので、問題図のみ借用しました。投稿者さんの実力は不明ですので、難易度も不明です。ですので、ロジックを使わないで眺めて解いてみました。

 

次の図が問題図です。

        

私はこの問題図を「りゃん・うー・ぱー」と名付けたかったのですが、以前 いちごナンプレ研究所 さんの作品に付けさせて頂きましたので、「三面張」と名付けました。

        

この問題図の急所は、上図の色付きマス4ヶ所です。

        

4ヶ所の内が最初に二択マスになり、上図のの数字が確定します。

能書きはともかく解き始めます。

        

3個のによりの5が確定します。

        

2個のによりの1が確定します。

        

4個のによりは共に3・5の二択マスになります。

余談ですが、全てのマスに候補数字を入力すると、これは中央ブロックの3個の▢は1・7・8の三国同盟になりロジックを使う事になります。

        

2個のによりの1が確定します。

        

4個のによりは共に3・4の二択マスになります。

        

この図になります。これから急所攻撃をご覧ください。

        

その前に下地を、上段ユニットの2はのどちらかに決まります。

        

左下ブロックの6はのどちらかに決まります。

        

本番です。2個のにより第3行の8はのどちらかに決まります。

        

2個のにより第7行の8はのどちらかに決まります。

        

8はが正しいとすると第5行3列にが決まり、が正しいとすると第5行7列にが決まります。

        

第7列の2はのどちらかに決まります。

        

2がに決まるとすると、第7行の2個のは共に2・6の二択マスになります。

        

すると2個のは共に5・9の二択マスになります。

        

第3列をご覧ください。あらかじめの下地によってには2は入れません。従って、に2が入ります。

        

そして、2がに決まるとすると、第7行の2個のは共に2・6の二択マスになります。

        

この先は、2がに決まった時と同じくに2が入ります。

        

次に、2がに決まったらに8が決まります。この結果よりは2・8の二択マスになります。

        

5個のと1個のによりに5が確定します。

        

2個のによりに5が確定します。

        

によりに5がに3が確定します。

        

によりに8が確定します。

        

続いて、に2が確定します。

        

3個のによりに5が確定します。

        

によりに9が確定します。

        

2個のによりに1が確定します。

        

3個のによりに1が確定します。

        

3個のによりに2が確定します。

        

2個のによりに6が確定します。

        

4個のによりに9が確定します。

        

4個のによりに3がに7が確定します。

        

2個のによりに7がに4が確定します。

        

3個のによりに4が確定します。

        

続いて、に3が確定します。

        

6個のによりに3が確定します。

        

2個のによりに2が確定します。

        

4個のによりに2が確定します。

        

2個のによりに4が確定します。

        

4個のによりに9が確定します。

        

2個のによりに8がに7が確定します。

        

によりに6が確定します。

        

2個のによりに2が確定します。

        

によりに7が確定します。

        

2個のによりに8が確定します。

        

によりに1が確定します。

        

1個マスでに6が確定します。

        

1個マスでに9が確定します。

        

正解です。

 

ご覧の通り、数字を確定させるロジックを使わず、二択マスを造る手法のみで解けました。この問題図を仮定法使用問題として嫌うとすると、作者さんが可哀想です。

 

次回は、いちごナンプレ研究所 さんの作品で、◆こんな超難問解けるわけ・・・あります。「魔法を掛けてあります」のコメントを添えてある作品で、次の図です。

        

この作品は他の作品と比べて、「三色一気通貫」・「中央ブロックは魔法陣」のコメントが付いていません。何か理由があるのかもしれませんが、魔法=魔法陣・相棒 だと思います。私はこの作品を「魔法」と名付けて通常問題として解いてみました。作家さんは超難問と謳っていますので、解けて「よかったね」と上等兵さんにはヒントを。

        

魔法も仮定法も無しで、が一番先に確定します。すると、五合目を過ぎて後はそんなに難しくは有りません。

 

ご覧頂きまして有難うございました。


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