猫好きエンジニアの呟き

車好き、猫好きのエンジニア『シン・レオ(元あうでぃ猫)』の日記です
食べ歩記、ドライブ写真、神社仏閣、植物写真など

戸隠旅行のその4.戸隠神社奥社と新嘗祭

2010年12月03日 23時44分07秒 | 神社・仏閣

アメブロのコピーです。

戸隠旅行のやっと二日目の朝です。

順番からしたら、中社へ行くんですが、
混むと予想されるので駐車場が満車になる前に奥社へ行くことにしました。

でも、その前に、戸隠へ行ったら絶対外せない場所があります、



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↑鏡池です。

残念ながら、お天気が悪くて戸隠山は見えませんでしたが、
これはこれで、神秘的で良いんじゃないでしょうか。
戸隠の神様は龍神様なので、新嘗祭のために下りてきてくださったのでしょう。
では、奥社の駐車場に車を止めて歩いて奥社へ向かいます。



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ここから約2キロメートル歩きます。
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1キロほど歩くと、随神門(旧、仁王門)です。
紋付袴で歩いている方は、新嘗祭に参加される地元の方と思われます。

昔は参道の両側にはたくさんの宿坊やお堂が建っていたそうです。
廃仏毀釈のおかげで、今は何も無い林です。
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随神門をくぐると、巨大な杉の並木です。
霧が出ていて神秘的でした。
人と比べると、杉の大きさが解るでしょうか?
ここが、吉永小百合さんの出ているCMが撮影された場所です。


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杉の並木の坂道を1キロほど歩くと奥社に到着です。
上の写真は、九頭龍社 です。
祭神 : 九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)

由緒 : ご神徳鎮座の年月不明ですが、天手力雄命が奉斎される以前に地主神として奉斎され、
心願成就の御神徳高く特別なる信仰を集め、
また古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結の神として尊信されています。


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こちらが、奥社 です。
祭神 : 天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)

由緒 : ご神徳日本神話にある、天照大神が天の岩屋にお隠れになった時、
無双の神力をもって、天の岩戸をお開きになった
天手力雄命を戸隠山の麓に奉斎した事に始まります。

戸隠神社の御本社として全国に開運、心願成就、五穀豊熟などの御神徳が広宣され
多くの崇敬者が登拝されます。

参道は約半里(2キロ)、中程には萱葺きの赤い随神門があり、
その先は天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続いています。


猫好きエンジニアの呟きブログ-CA313016.JPG

↑新嘗祭(にいなめさい)が始まります。


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可愛らしい巫女さんたちです。

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神殿の前で御祓いを受けます。


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地元の各地区の代表の方たちも参加されていました。
この後、奥社の神前で作物を神様にお供えして、
巫女さんたちの稚児舞が奉納されました。
ちらちらと雪か、みぞれが時々降ったり、
とても寒かったけど、良い経験が出来ました。

戸隠への旅行、3.火之御子社

2010年12月03日 23時19分38秒 | 神社・仏閣

アメブロのコピーです。

さて、戸隠神社のその3です。
地蔵堂、宝光社ときて、次は
です。



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こちらの火之御子社は、戸隠神社が、
神仏習合のお寺(戸隠山顕光寺)だった頃も、
神社であったそうです。
祭神 ; 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
承徳二年(1098)頃の創建で、岩戸の前で舞われた天鈿女命が主祭神で、
他に三柱の神様をお祀りしています。
舞楽芸能の神、縁結の神、火防の神として尊崇されております。

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↑こちらは裏手にある夫婦杉です。
神々しい感じがします。



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↑こちらは、
です。
西行法師が、善光寺をお参りした後、
こちらにもお参りしようと、この地を訪れた際、
子供たちが、蕨(わらび)採りをしていたので、からかってやろうと、
「わらびを採っているが、藁(わら)の火で火傷(やけど)をするなよ」
と言うと、子供たちは、
「檜(ヒノキ)の笠をかぶっているが、火の気で頭を焼くなよ」
と、とんちで返されました。
しばらく行くと、子供たちが桜の木の下で遊んでいましたが、
西行が来ると木に登ってしまいました。西行は、
「猿のような子がいると思ったら、猿のように木に登ったな。」
と、言いました。すると子供たちは、
「犬みたいにみすぼらしい法師が来たからさ。猿は犬が嫌いだからね。」
と、言い返しました。
西行法師は、さすが神様のお膝元の子供だと感心し、
これ以上の恥をかかないように引き返したと言われています。



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↑こちらは桜の木の下にあった馬頭観音様です。
馬頭観音にしては珍しく優しいお顔をしています。