猫好きエンジニアの呟き

車好き、猫好きのエンジニア『シン・レオ(元あうでぃ猫)』の日記です
食べ歩記、ドライブ写真、神社仏閣、植物写真など

江ノ島神社、夕日と満月

2009年10月09日 23時03分58秒 | 神社・仏閣
10月4日の日曜日、江ノ島 へドライブに行って来ました。
江ノ島に行ったらまず江ノ島神社 にお参りします。

安芸の宮島、近江の竹生島とともに日本三弁天とされる。
欽明天皇13年(552)に岩屋(御窟)に神を祀ったのが始まりとされ、
御窟を本宮といい、奥津宮を本宮御旅所、中津宮を上の宮、辺津宮を下の宮と呼んでいた。

御祭神は、天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた神で、
三人姉妹の女神様です。

 

 
ここは二番目の鳥居で、
向こうに見えるのは「瑞心門」です。
一番目の鳥居は参道の入り口にあるんですが、
青銅で出来ていてかなり古いものです。
(文政4年(1821年)に建てられたそうです)
それに比べるとかなり新しい鳥居ですね。
瑞心門はなんだか竜宮城みたいなデザインです。
 
 
江ノ島は猫が多いことでも有名です。
鳥居の前にも猫がいたんですが、
なんだかお参りしているようにも見えますネ!
一所懸命にグルーミングしていました。

江ノ島の猫たち、みんな幸せに暮らしてほしいです。
それからペットを捨てるのは絶対に止めてもらいたいですね!

 

 
こちらは「辺津宮」(へつみや)

御祭神;田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)
土御門天皇健永元年(1206年)、将軍・源實朝が創建。
延寶三年(1675年)に再建された後、昭和51年(1976年)に改築。
『下の宮』とも呼ばれ、昭和51年(1976年)の大改修により、
権現造りの現在の社殿が新築されました。

拝殿の前には「大祓(おおはらえ)」 の「茅の輪」がありました。
「茅の輪くぐり」は6月と12月に行われると思っていたんですが、
ここはなんだかいつ行ってもあるような気がします。

すぐ隣の奉安殿には、八臂(はっぴ)弁財天と、
日本三大弁財天の一つで、
裸で琵琶をもった姿で有名な妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)、
俗に裸弁財天が祀られています。

江ノ島に行った際には必ず弁才天様にもお参りします。

 
こちらは縁結びのご利益があるといわれるご神木です。
たくさんの絵馬が奉納されていました。
 
 
こちらは辺津宮から中津宮へ行く途中にある展望台です。
江ノ島ヨットハーバーがよく見えます。
このヨットハーバーは東京オリンピックのために
埋め立てて作ったそうです。
 
 
 
こちらが「中津宮」(なかつみや)です。

御祭神;市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
創建は文徳天皇仁壽三年(853年)。
その後、元禄二年(1689年)に改築され、
平成八年の全面的な改修により、
元禄二年改築当時の中津宮(権現造り)を再現。

 

 




 
幣殿・拝殿の天井には花鳥画や、彫刻が施されています。
 



 

 
こちらは「奥津宮」(おくつみや)

御祭神;多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
多紀理比賣命は、三人姉妹の一番上の姉神で、
安らかに海を守る神様といわれています。
相模湾を臨む岩屋に一番近い奥津宮は、
昔は、本宮または御旅所(おたびしょ)と称され、
社殿は壮麗を極めましたが、天保十二年(1841年)に焼失。
翌十三年に再建されたのが、現在の御社殿(入母屋造り)で、
昭和五十四年(1979年)に屋根を修復された。

養和二年(1182年)に、源頼朝により奉納された石鳥居があります。

 
 
江戸の絵師・酒井抱一が拝殿天井に描いた、
どこから見てもこちらを睨んでいるように見える「八方睨みの亀」。
 
 
 
「江ノ島岩屋(御窟)」 へ行く途中の「稚児ヶ淵」 近くの歩道から見た夕日です。
天気によっては富士山も見え、
「かながわの景勝50選」にも選ばれています。

「稚児ヶ淵」と言う名前は、白菊という名の稚児が
若いお坊さんとの悲恋の末に
ここから身を投げたと言うことから付いたそうです。
現在は恋人たちで賑わう場所も
そんな悲しい話があったんですね。
 
 
帰り際、ヨットハーバーを望む展望台から
綺麗な月が見えました。
ちょうどこの日は満月。
中秋の名月の翌日でした。