八月になって間もない日、またまた、行ってきました!
上野の「東京都美術館」です。
この展示は、イタリアのトリノにある「トリノ・エジプト博物館」の収蔵品の展示です。
トリノ・エジプト博物館は、カイロ・エジプト博物館、大英博物館、ルーブル美術館、
ベルリン・エジプト博物館、ニューヨーク・メトロポリタン美術館と並ぶ
世界屈指のエジプトコレクションがあるそうです。
今回の展示は日本初公開はもちろん、博物館の外へ出るのも今回初めての名品も含まれています。
中でも、ツタンカーメン王とアメン神の石像(石灰岩・高さ209cm)、
ライオン頭のセクメト女神坐像(閃緑岩 高さ253cm)など
大きくて、とても重厚なものが多いです。
他にもミイラや、棺など生々しいものも多く展示しています。
石像など、今から3千年以上前に作られたと思えないほど
美しく精巧に出来ていてびっくりします。
当時のエジプトの信仰や、政治権力争いなどが垣間見られる大変貴重な展示です。
トリノ・エジプト展は東京都美術館で10月4日まで、その後仙台、福岡、神戸、静岡と廻ります。
機会がありましたら是非どうぞ!