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鳳凰美田 大吟醸原酒 しずく絞り 斗瓶取り

今日は普段よりちょっと高級酒を。

先日、家族で温泉に行ったときに、部屋の冷蔵庫に入るように4合瓶で、かつ贅沢気分を味わえるちょっといいお酒を、ということで買ったお酒です。(ちょっと残ったので持ち帰りました。)

鳳凰美田のイメージにある華やかな吟醸香は、奥の方に隠れています。ただ、含んだときに落ち着きのあるフルーティさが口の中に広がります。メロンほど甘くはなく、リンゴほどさっぱりしてもなく。

しかし、きれいですね。舌触りもなめらかです。さすが、しずく絞り。

高級感のある、おとなしめのお酒なんですが、原酒だけあって、軽いままでは終わりません。後半、ボリュームが出てきて、ほどよいところで終わる感じ。

最近、こういうきれい系(?)の原酒ってよく見かけますよね。そういうのを飲んじゃってるせいか、精米40%以下のお酒は原酒で飲みたい・・・・と最近思っちゃいます。贅沢ですけど。

兵庫県産山田錦/精米歩合 35%。(製造年月 2008年6月)
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深山桜 純米吟醸 山田錦 18BY 和和和(わわわ)

初めて飲みますが、長野のお酒なんですね。

結構、すっきりめの味わいです。香りは控えめですね。甘みもありますが、丸みのある酸味が効いていて、そっちの印象が強いです。ただ、酸味があるといっても、硬いお酒ではありません。火入れにしては、ボリュームは十分です。

熟成には向いてなさそうな感じですね。これは、寝かせずにさっさと飲んでしまいましょう。

今後は火入れのお酒を攻めていこうと思っている僕としては、このわわわは、なかなかよかったです。

2009年は、火入れでおいしいお酒がたくさん飲めるといいですね~。

山田錦/精米歩合 50%。(製造年月 2008年8月)
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和田来 純米吟醸 山田錦

火入れでおいしいお酒が飲みたくて買ってみました。

ちょっと軽めですが、全体のバランスが整っていて、これは誰でも飲みやすいのではないでしょうか。軽めといってもアルコール感が弱いだけで、味わいはしっかりしてます。酸味がほどよく効いてますね。香りは少なめなので、派手派手な吟醸香が苦手な人にも安心。

そういえば、裏ラベルを見て初めて知りましたが、和田来の蔵は、江戸時代から続く歴史のある蔵だそうですが、「和田来」というブランドは2005年に立ち上がったんですね。そんな最近だとは知りませんでした。

ってことは、和田来はデビュー当時からちょくちょく飲んでるかも。これからも飲んじゃいま~す。

兵庫県産山田錦/精米歩合 麹米50%、掛米60%。
(製造年月 2008年7月)
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五凛 純米酒 山田錦

石川のお酒って、ちょっとクセが強いイメージがあって、僕のような冷酒マニアは敬遠しがちなんですが、この五凛は別です。

純米大吟醸もあるんですが、そっちはちょっとすっきりしすぎていて、この純米の方が好みです。

やはり、普段飲んでる東北の地酒と比べると、明らかに傾向の違う香りと味わい。でも、かなり飲みやすいです。濃さは十分。火入れのお酒でも、やはりこのぐらいの濃さが欲しいところです。

酸味も割と強めですが、硬い酸味ではなくて、丸みのある軟らかい酸味。ほどよい甘さも加わり、独特の心地よいバランスになっています。封明け直後の勢いのあるときは、フルーティーにも感じます。

吟醸香というほどの香りはなく、その点では地味なお酒といえるかもしれませんが、含み香は特徴的です。穀物っぽい香りに洋酒のようなひねりのある香りが混じってるような。飲み込んだ後には、穀物っぽい香りだけがほのかに残って、後味をさっぱり締めてくれます。

裏ラベルには、冷やかぬる燗でと書いてありますが、冷酒で十分うまいです。もちろん、少し温度が上がってもイケますね。僕は試しませんが、きっとぬる燗でもおいしいんでしょうね。

やっぱり、火入れのお酒っていいなぁ。こういう旨い酒を飲むと、改めて実感します。

兵庫県特A地区産山田錦/精米歩合 60%。(製造年月 2008年7月)
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山桜桃 純米吟醸 無濾過生々

またまた生ですね。久しぶりのゆすらです。

封開けからちょっと置きました。なんだかんだで1ヶ月ぐらい。相変わらず、味には生っぽさが残ってます。

香りは少なめで、酸味が割りと多め。でも、甘さとのバランスは悪くないです。生酒特有の濃さは封開けのときに比べるとかなり控えめになりましたが、まだまだあります。同時にゆすららしいきれいさもあります。

意外とびっくりするのが色です。水みたいに透明な無色。黄色みが全くありません。無濾過の生々でも、こんなに透き通るんですね。そこは、あんまり無濾過には関係ないんでしょうか?すいませんね、素人なもので。とにかく、味とのギャップがものすごい、水のように無色。

おいしかったので、また忘れた頃に飲んでみましょう。次は、火入れかな。

米不明/精米歩合 50%。(製造年月 2008年5月)
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作 純米吟醸 雅乃智

久しぶりに飲みましたが、相変わらず、自分好みの濃い系華やか系。火入れでこれはうまいです。

酸味もありながらのフルーティーさ。柑橘系っぽいです。裏ラベルを見ると、アルコール度数は15度とのこと。でも、封開けすぐのときには、体感アルコール度数は17度ぐらいに感じます。

常温に近づくと、結構、丸みが出てくるので、冷酒と冷やの間ぐらいで飲むといいかもしれませんね。

しかし、以前飲んだときの印象そのままっていうのがうれしいですね~。やっぱり、おいしいお酒には、おいしいと思ったときの味を期待しちゃいますから。

そういえば、「作」って、これ以外のを飲んだことないな。他のは、どんな味なんだろう?

米不明/精米歩合 50%。(製造年月 2008年9月)
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富美川 純米吟醸 無濾過生原酒 美山錦

大好物の栃木の地酒です。

昨年、買ったんですが、まだ飲んでなかったのかと怒られそう。でも、ヒネはないので大丈夫。

原酒の辛さや荒々しさは、ほとんどなくて、それよりもトロトロの口当たりが印象的。味わいは、酸味がやや強調されたようなフルーティーな感じ。でも、香り自体はそんなに華やかに感じません。あくまでも、味で華やかさを出しています。

やっぱり栃木の吟醸酒って、いいですね~。

よし、今年も、年末に那須に遊びに行こう!

と言いたいところだけど、今年は子供が小さいので、毎年恒例の年末の那須・東京旅行はおあずけ。まあ、仕方ないですね。

浮いた旅行代は、ぜ~んぶお酒につぎ込みます!

美山錦/精米歩合 50%。(製造年月 2007年12月)
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雑賀 大吟醸

昨年ぐらいから、結構目にする機会が多くなった銘柄です。一度飲んでみたいと思って、買ってみました。やっぱり、おいしいところを飲みたいと思ったので、今回は大吟醸にしてみました。

結構、やわらかい飲み口です。1回火入れの生詰なんですが、味の厚みはほどよい感じ。さわやかだけど、すっきりしすぎてなく、すーっと入ってくる味です。

香りは、そんなに派手じゃないんですが、甘みはなかなかフルーティー。

なんだかんだで本生を飲むことが多いですが、やっぱり火入れでおいしいお酒っていいですね。雑賀が最近出回ってるのも納得。たしかに、うまいです。

初めて飲む銘柄って、最初に飲んだお酒の味や印象によって、次に攻めたいお酒のグレードが決まってきますが、今回の雑賀の場合、次は純吟かなっていう気がします。

いや、理由はありません。こればっかりは、自分の感覚と興味ですから。次に飲みたいお酒を考えるのも、酒飲みの楽しみの一つです。

米不明/精米歩合 麹米45%、掛米50%。(製造年月 2008年7月)
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葵天下 大吟醸 全国新酒鑑評会 金賞受賞酒

こちらは、いただき物です。地元が静岡のお友達が、帰省ついでに買ってきてくれました。やっぱり、我々が日本酒好きだと思って、このクラスを買ってきてくれたようです。見るからに高そうで、ちょっと申し訳ないですね。

飲んだことのない銘柄なんですが、涼しげな色の瓶が、さわやかな味を想像させます。

飲んでみると、高級感はあるんですが、吟醸香プンプンというお酒ではなくて、「きれい」という言葉がぴったりの味。甘みもさっぱりしていて、でも、水っぽくもなく、ボリューム感はないものの、バランスはかなりいいお酒です。

いただき物としては、期待以上のレベルです。こういうお土産、常時受付中です。

これは、レギュラーの純吟クラスを期待しちゃいますね~。どうなんでしょう?

兵庫県産山田錦/精米歩合40%。(製造年月 2008年6月)
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長珍 純米吟醸50 生 無濾過 仕込吟10号 19BY

基本的には、やや甘めのフルーティーな日本酒が好きなわけですが、かといって、家にあるお酒がすべて同じ味ではつまらないわけです。我ながら、贅沢というか、わがままですね~。

というわけで、今回はめずらしく、ガツン系のお酒。

まさかの、暴飲族で長珍!(←って思った人は、これまでの暴飲族の流れがわかっていて、かつ日本酒マニアです。)

長珍といえば、燗酒向きのイメージがあるお酒ですが、源八さんで冷酒でもいける長珍ということでススメられました。でもって、買ってみたわけですが、たしかにこれなら冷酒でいけます。

封開け直後は、細かいピリピリ感が残っていたんですが、2週間以上経って、ほぼ抜けました。ただ、まだガツンときます。決して濃いわけではなく、酸味が強いのでそう感じるのでしょう。

アルコール感や辛さもあるんですが、かなり弱い。丸みのある酸味や、その奥にある旨みの方が前に出ています。吟醸香と呼べる香りは、もちろんないわけですが、これは香りを楽しむお酒ではありません。

個人的な感想としては、このお酒は、冷酒好きの人にも燗酒好きの人にも両方に飲んでもらえそうです。ちょうど境目ぐらいをいっているお酒ではないでしょうか。どっちつかずという意味ではなくて、両方に受け入れられそうという意味で。これはマニア向けです。

長珍は、まだ何にも知らない頃に飲んだことがあって、そのときは、これは無理だ(冷酒として)と思ったんですが、今回の長珍ならイケます。

ってことは、普段、ノーマークの銘柄にもまだまだ旨い冷酒があるってことです。

キリがないぞ、日本酒!でも、だからやめられない。

兵庫県産山田錦/精米歩合 50%。(製造年月 2008年4月)
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すっぴん るみ子の酒 純米酒 袋搾り無濾過生原酒 あらばしり 9号酵母

うすにごりというわけではないんだと思いますが、ややにごってます。

味は、見た目通り、濃い。で、甘みももうちょっと欲しいところ。
という印象だったので、勢いがなくなるまでちびちび飲みながら様子を見ようと思っていたら、1年経ってしまったわけです。

まだ、後味は濃いめで、力強いお酒なんですが、最初の口当たりはずいぶん軟らかくなりました。今飲むと、甘みは塩気を伴ってるように感じます。

いやしかし、濃い。軟らかいガツン系です。でもこれが、2杯、3杯と飲み進めて口が慣れてくるとクセになってきます。これは飲み飽きしないタイプのお酒ですね。

「うまい」にも、いろんなタイプがあるってことですか。

麹米:60%精米 山田錦、掛米:60%精米 右近錦。(製造年月 2007年2月)
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すっかり忘れていた ファミマ 粋ボトル

そういえば、昨年買って、まだ飲んでいない企画物がありました。

ファミマの粋ボトルなんですが、全部で4種類あるようです。っていうか、今もあるんでしょうか?まあ、それはさておき。

直感的に自分の好みに近そうな2種類を買ってみました。

まず、1本目。

すっきりした味わい大吟醸(日本盛)

まず、開けたとたん、微妙な香りが。ヒネてるのかなと思いながら飲んでみると、なんだろう、この香りは・・・・。二口、三口と飲み進めていくうちにやっとわかりました。安い酒特有のアルコール臭と酸味が、遠くの方に隠されているような感じ。たしかにすっきりしているし、適度に甘みもあるんだけど、う~ん、これは微妙だ。

そして2本目。

華やかなかおり純米酒(月桂冠)

これは意外にイケるかも。いや、イケるまではいかないかな。口当たりやわらかで、やさしい甘みがあります。が、やっぱり、わずかに独特のアルコール臭と酸味があります。ただ、切羽詰まったら、これなら飲みます。

というわけで、普段家で飲んでいる地酒とはほど遠い味ではありますが、従来のコンビニ日本酒に比べたら、若干、進歩したのではないでしょうか。

日本酒初心者には、たぶん、アルコール臭とか酸味とかって言っても、わからないでしょうから、飲みやすく感じるかもしれません。

それに味をしめて、本格的な地酒を飲んでくれたら、日本酒ファンが増えるのではないでしょうか。

ただ、この粋ボトル、ずいぶん手間暇かけて開発したようですが、よ~く考えたら、こんな回りくどいことをしないで、

最初から、安くておいしい地酒を置いておけばいいじゃん!

選んであげたい。
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千歳鶴 大吟醸 吉翔

わたくし、暴飲族のあつしは、実家が北海道なわけですが、地元、北海道のお酒で一番うまいのは何?と聞かれたら、迷わずコレを挙げるでしょう。千歳鶴の吉翔。

4合瓶で5000円もする高級酒ですが、これがまたちゃんと値段に見合ううまさなわけです。

まず、香り。非常に膨らみのある吟醸香で、最初から最後までただよいます。かなり香り強め。そして、それと同時に果実系の甘みが上品に現れます。後味も雑味がなくなめらか。ほのかに香りだけ残して消えていきます。

うまいっ。けど、高いっ。(今回は、北海道から来た母親からおみやげでいただきました)

千歳鶴 酒ミュージアムに行くと、1杯(60mlぐらいかな?)200円で試飲できるんですよね~。1人2杯までなんですけど。また実家に帰ったときに、飲んできます!

山田錦/精米歩合40%。(製造年月 2007年5月)
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天法 純米吟醸

昨年の年末の忘年会では、いろいろなお酒を飲みました。大勢で飲むわけですから、お酒を選ぶ余地もなく、まずい酒にも当たりましたが、そんな中、これはうまいと思ったのが天法。

あのとき飲んだのは純米でしたが、やはり冷酒マニアとしては、純米吟醸を飲んでみたい。というわけで、買ってみました。

長野のお酒ということで、吟醸香が華やかなパターンも想像しましたが、火入れだからか、それほど強くもなく。さっぱりとした印象の中に控えめな甘みとほどよい酸味。かなりバランスよく仕上がってます。多少地味ではありますが、最近飲んだ火入れのお酒の中では、かなり好みです。

最近、ある程度、濃さがないと物足りなくなったせいか、むなげ(無濾過生原酒の略です)を飲みことが多くなりましたが、火入れのお酒は、いろんなところに持っていけるし、かなり重宝します。

純米もうまかったし、天法は結構、いろんな場面で活躍しそうなお酒ですね。
(最近、暖かくなってきたので、外に持ち歩いて飲める火入れのお酒を物色中。)

米不明/精米歩合 麹米45%、掛米50%。(製造年月 2006年11月)
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北海道で 千歳鶴大吟醸 吉翔

実は先月、札幌に住んでいた祖父が亡くなり、一瞬だけ北海道に帰ってきました。滞在時間約24時間という中で、まずは千歳空港に到着し、実家(苫小牧)にも寄らずに、まっすぐ札幌へ。ちょうど昼頃に札幌入りしました。

もちろん、葬儀のためにやってきたのですが、葬儀といってもお腹は減るので、まずは昼食を。そして、どうせ食べるなら、おいしい方がいい。せっかくの札幌ということで、ここはラーメンでしょう。

いつもなら、てつやに行くところですが、最近は、どうもすみれの方が気になる。でも、すみれの本店は、ちょっと街中から離れてるし、行列に並ぶ暇もない。

と、ここで、ひらめきました。並ばないで食べられるすみれが一つだけある。

そうだ!千歳鶴の酒ミュージアムだ!!

・・・・・来ちゃった。



ちょっとしょっぱいけど、味はかなりうまいです。ものすごいコクと、背脂なんかでごまかさない、このコッテリさ。来てよかった~。

お腹いっぱいでお店を出ると、向かいには酒ミュージアム。しかも、今すぐホテルに行ってもまだチェックインできない。

どこかで時間をつぶさなければ・・・・目の前には酒ミュージアム・・・・どこかで時間をつぶさなければ・・・・目の前には酒ミュージアム・・・・どこかで時間をつぶさなければ・・・・目の前には酒ミュージアム・・・・どこかで時間をつぶさなければ・・・・ここは酒ミュージアム

というわけで、それはそれは自然に酒ミュージアムにインしていました。



当然、有料試飲(200円)の吉翔をいただきます。夏に来た時は、ちょっと熟成香が混じっていた吉翔。今回は新酒でしょうか?熟成香はまったくなく、フレッシュな感じ。物足りなさを感じるぐらい透明感があって、でも口当たりはトロッとしていてまろやか。高級感、ただよいまくってます。今回は見事な出来でした。

さて、この後はもちろん祖父の葬儀に参加。夜中の3時まで、親戚一同と飲み明かしました。久しぶりに、いとこや親戚のおじさんおばさんといろいろ話ができて、楽しかったんですが、葬式ってこんな感じでいいのかな?

でも、全国各地からこれだけ(結構な人数でした)の親戚・孫一同が集まって、仲良くやってる姿を見せれば、おじいちゃんも安心して天国へ行けたことでしょう。

おじいちゃん、孫は一人前になりました・・・・・飲む量だけは。
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