日高見 純米吟醸 天竺 山田穂

日高見を飲みたいなぁと思って酒屋でいろいろ物色してみましたが、やっぱりこれが目にとまってしまいました。

天竺シリーズの山田穂です。

昔はよく生を飲みましたが、最近はもっぱら火入れですね。

甘みはさっぱりしていて、きれい。香りの派手さはないんですが、軽くフルーティーさもあり、でも後味にほんの少し枯れたような深みがあって、飲み飽きしないです。

全体的には抑えめのボリュームですが、どことなく力強さや味の輪郭を感じます。

しかし、この手の火入れのお酒って、おいしいですね～。

オッサンになってからというもの、こういうきれいでスーッと入ってくるお酒、でも飲み足りなさを感じないお酒がしっくりきます。

いや、まてよ。こういう言い方をすると、まるで最近オッサンになったかのようだけど、もっともっとだいぶ前から、とっくにオッサンだった気がする。

山田穂/精米歩合 50%。(製造年月 2010年7月)

宮寒梅 純米吟醸 美山錦

先日、宮寒梅の美山錦の特別純米酒を飲みました。

今回は、酒米は同じ美山錦なんですが、精米歩合が45%になった純米吟醸です。っていうか、スペック的には純米大吟醸ですね。

特別純米との違いは、並べて飲まないと僕にはわかりませんが、気持ちさっぱりきれいに感じます。

こんなの、いくらでも飲めちゃいますね。休みの日とかに飲んじゃったら、止まりません。

さて、震災後、5月上旬まで臨時休業していたせいで、今月から夏休みまでは、ときどき土曜日も出勤です。

早速明日は土曜出勤なんですが、働いた分は夜にしっかり飲んでやろうと思ってます。

美山錦/精米歩合 45%。(製造年月 2011年3月)

盛岡で飲み歩き

いよいよゴールデンウィークも終わりです。

今年は、震災の影響で仕事の休みがカレンダー通りとなってしまい、長期の連休とはなりませんでした。

我が家のゴールデンウィークといえば、盛岡で過ごすのが定番なんですが、嫁も飲みまくれる状態での盛岡は何年ぶりでしょう？

行くのは、もちろん、このお店、大たるです。



お酒は、0.5合ずついただきました。



つまみは、いろいろ食べましたが、例えば焼き鳥は1本50円から！安くてうまいのが大たるのいいところですね～。



さて、お酒は、こんな感じでいただきました。

■十四代 本丸
■村祐 純米大吟醸
■こでられね 純米大吟醸
■佐久の花 純米吟醸 無濾過生原酒
■月の輪 純米吟醸
■わしの尾 蔵の舞 特別純米
■千両男山 別撰 特別純米

普段、うちで買って飲まない銘柄や岩手の地元の銘柄中心にいただきました。

それぞれに個性があり、味の違いを楽しめました。


そして、翌日。


昼間は小岩井農場へ遊びに行きましたが、夜はまた盛岡の街に戻ってきました。

というわけで、2日目の夜。

前日の大たるの帰りに、どうしても気になってしまい、この日、立ち寄ったのは、宮崎県日南市じとっこ組合。



そう、我々夫婦は、宮崎地鶏大好きなんです。

もちろん、地頭鶏を頼みつつ、



気になった、無菌豚もいただきました。



おいしかった～、と肉を満喫したところで、2日目の大たるへ。じどっこ組合から大たるは、すぐ近く。(写真中央右付近に見える小さい赤ちょうちんのところが、大たるです。)



1日目は飲み比べをしたので、2日目は飲み方を変えて、一番気に入ったお酒をガンガンいきます。注文も1合単位で。



ちなみに、僕は村祐で攻めました。昔飲んだときは、とんでもなく甘いお酒だったんですが、今は超さわやかフルーティー。これは、いくらでも飲めます。

嫁はあまり香りや甘みが強くない方が好みなので、こでられねを攻めてました。これは、岩手の磐乃井酒造のお酒です。最初は、「こでられね」の意味がさっぱりわかりませんでしたが、飲んでるうちに「こたえらえない」の方言ではないかということに気付きました。

途中、嫁と娘(しずく)が同じポーズで冷蔵庫のお酒を物色。



盛岡での楽しい2日間でした。

本当は、このあと3日目に一関の温泉に行く予定でしたが、急遽、その温泉が避難所に指定されたとのことで、また今度ということになりました。これは今年は仕方ないですね。

ただ、帰り道、これだけは、外せません！満州にらラーメン、略して、満にら！！



から～いけど、おいし～い。




ちょっと控えめなゴールデンウィークになりましたが、いい気分転換になりました。

いよいよ連休明けからは、仕事も通常業務再開。

大地震から約2ヶ月間の臨時休業のしわ寄せで、夏休みまでぎゅうぎゅうのスケジュールになりますが、飲みながらなんとかやっていきましょう。

実は、毎日コツコツよりも、一気に仕事して、しばらく休む方が性に合ってたりします。