熱燗飲むほど通じゃない。冷酒以外は興味なし。
ただひたすらフルーティーな日本酒を求めて。
暴飲族 ~居酒屋風一般家庭~
翠露 純米吟醸 中取り 袋しずく 生酒

生酒なのに、あまり濃さを感じません。ほどよいですね。ただ、生っぽさは、いかにもというぐらいにあります。
香りは、さわやかで明るい感じ。派手というよりは、透明感があって、甘みも軽やか。味は、かなりしっかりしていて、すっきり系ではありません。
雄町っぽさを探してみましたが、言われてみると、甘みと酸味の感じから確かにわかるんですが、それよりもやっぱり酵母(MK-8)からきてるであろう香りが特徴的で、そっちに気を取られてしまいます。
今度は火入れを飲んでみたくなりました。生でこの感じだと、火入れもおいしそうですね~。
雄町/精米歩合49%。(製造年月 2006年10月)
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作 純米吟醸 雅乃智

年末に、はせがわ酒店で買ってきました。
甘みもそこそこありながら、フルーティーな酸味が効いてます。このバランスが個性的ですね。味はあまり濃くなく、ややシャープな印象です。でも、硬さはなくてかなり飲みやすいです。作シリーズは、まだあんまり数を飲んでないので、「らしさ」がつかめていないんですが、冷酒でおいしいっていうことだけはわかりました。これさえわかれば十分。機会があったら、また別の種類を飲んでみることにしましょう。
もうすでに半分ぐらいは飲んじゃいましたが、残りは何ヶ月かかけてゆっくり飲んでみます。さて、熟成はどうかな?
米不明/精米歩合50%。(製造年月 2006年12月)
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喜久酔 純米吟醸&吟醸 飲み比べ

まず、吟醸の方は、以前、飲んだ残り(1升瓶の底1cmぐらい)です。熟成香が出始めても、この量だったらまあいいかと思って、飲み比べ用にとっておきました。これが、うまい。なんというやわらかさ。インパクトは少なめだけど、ふわふわしたやわらかさの上に、透明感のある甘みが乗っかってます。
そして、純米吟醸。こっちは、少し味が濃くて(といっても、ぜんぜん濃いめではない)、酸味も少し混じっています。でも、やっぱりこっちもやさしい味。
喜久酔は、水っぽいと感じる人もいるでしょうが、これはこれで好きですね~。やっぱり、これは断然、寿司屋で飲みたい。
で、あっちを飲んで、こっちを飲んで、またあっちを飲んで・・・・・とやってるうちに、最初は吟醸の方がうまいと思ったけど、飲み進めると純吟の方が飲み飽きしなくて、う~ん・・・・・
どっちもうまいや
どっちがうまいとか考えずに、両方飲みまくることにしました。
【吟醸】米不明/精米歩合50%。(製造年月 2006年4月)
【純米吟醸】米不明/精米歩合50%。(製造年月 2006年11月)
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白岳仙 しぼりたて吟醸 生生 中取り

家でじっくりと味わいたくて、結局、はせがわ酒店で買ってきちゃいました。
家で飲むと、お店で飲んだときよりも、封開けはちょっと味が硬く感じましたが、今は味が落ち着きました。でも、置きすぎてちょっと濃厚さが抜けちゃったかな。それでも、超フルーティーな甘みは健在。この甘みがこのお酒の最大の魅力です。酸味も出過ぎてなくて、いい感じ。
いやぁ、ホント旨い。生生ですが、今はかなり飲みやすいです。食中酒にするには、ちょっとインパクトがありすぎますが、酒単体で飲むには最高です。
僕の場合、まず、おなかが落ち着くまで食べないと、本格的に飲み始められないので、「食べる」と「飲む」が割とはっきり分かれています。(飲みながらも、ちょこちょこ食べ続けますが。) なので、こういうお酒は必要なのです。
今が飲み頃でしょうね。ハイ、さっさと飲みます!
五百万石/精米歩合55%。(製造年月 2006年12月)
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喜久酔 吟醸

ちびちび飲んでいたら、いつの間にか封開けから4ヶ月ぐらい経ってしまいました。ちょっと置き過ぎて、線が細くなっちゃったかな。今、振り返ってみると、1~2ヶ月ぐらい前がちょうど我々の好みだったかも。この手の吟醸酒は、熟成香がのりはじめると飲みづらくなるので、あとは早めに飲んだ方がよさそうです。(といっても、あと残り1cmですが。)
やっぱり静岡の吟醸酒って好みだ。こういうのが、お寿司屋さんとかに置いてあるとうれしいんだけどなぁ。
米不明(山田錦と吟ぎんが?)/精米歩合50%。(製造年月 2006年4月)
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酒有喜 純米吟醸 生酒 nostalgie

生酒らしく、香りはかなり強い方です。口に含むと、酸味もありますが、甘みの方が勝っていて、味の成分全体が強めに持ち上げられているような感じ。甘みや香りは、甘くしたリンゴ?いや、桃かな?結構甘いですが、甘口の白ワインが好きな人(まさにこの僕です)は、スイスイ飲めそうです。
生酒だし、味は変わっていくと思いますが、少し味が抜けておとなしくなったところもおいしそうかなぁなんて考えています。
米不明/精米歩合60%。(製造年月 2006年5月)
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貴 純米吟醸 山田錦50

飲まなくても、香りに少し熟成香が混じってるのがわかります。味にも、熟成香がちょっと混ざり始めました。と同時に、甘みが出てきました。狙いはこれだったんですけど、やっぱり甘みはフルーティーなのが好きですね。熟成香混じりの甘みは、バニラっぽくて、あんまり好みではないんですけど、ドライな感じよりはこっちの方がいいですね。このお酒でできる我々にとってのベストな状態が今かな。
火入れのお酒は、味の変化がゆっくりなので、好きなタイミングを選べていいですね。
長州山田錦/精米歩合50%。(製造年月 2005年5月)
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福無量 大吟醸 酣中存真楽

まず、「酣中存真楽」が読めない。
と思ったら、そのまま音読みするだけなんですね。
結構前に封を開けたんですが、初めはちょっと辛さが目立ちました。山田の35で大吟醸というと、すっきりしていて上品すぎるイメージ(我々の勝手な)がありますが、原酒だとその辺は問題ないですね。味が濃いわけではないけど、存在感は十分あります。今は、丸みのある甘さが最初に来て、その後に原酒っぽさが見え隠れして、最後に香りが鼻を抜ける感じです。
アルプス酵母の香り全開!という感じは全くありません。これは、ちょっと熟成香が乗りかけているから、隠れちゃってるのかもしれません。でも、熟成香といっても、飲み込んだ後に口に残る風味が少し熟成香っぽいだけです。
想像ですが、一番おいしいタイミングは、新酒で封を開けて数ヶ月置いたあたりかなと思いますが、こればかりはやってみないとわかりませんね。
山田錦/精米歩合35%。(製造年月 2004年11月)
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能鷹 泰山北斗 斗瓶囲い大吟醸 生酒

さて、そんな前フリをしつつ、今日は新潟の酒です。車で新潟に行くと途中に「田中酒造」という看板があって、どうしても「たなか さけぞう」に見えてしまう。他の「○○酒造」はそんなことないのに、田中だけどうしてでしょう?
能鷹は初めて飲みました。レギュラーの庶民的な価格の能鷹を飲まずして、一気にこの高級酒を飲んでしまったので、これが能鷹の味というわけではないのかもしれませんが、いわゆる淡麗辛口の酒ではぜんぜんないですね。
香りも少なく、スーッと口に入ってきますが、徐々に控えめでフルーティーな甘さが出てきます。飲み込んだ後は、甘みが口の中でしばらく持続し、なんとも心地いい。後味に感じられるチョコレートっぽいさっぱり感は、ちょっと甘めですっきりめの磯自慢のようです。う~ん、かなりうまい。けど、ここまでお金を出すなら、素直に磯自慢の吟醸を2本買うかな。
米不明/精米歩合40%。(製造年月 2005年11月)
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北の錦 大吟醸 平成17年全国新酒鑑評会 金賞受賞酒

この酒は、昨年の12月に両親の退職記念式典(実家で飲んだだけです)のために北海道に帰ったときに買ってきました。退職記念式典のときにしこにほのH.M.さんにお花をいただいたので、そのお返しにと両親が買ったものを我々も買ってみました。といっても、両親はお酒はまったくわからないので、セレクションは我々暴飲族が。千歳空港のお土産屋さんに売ってるお酒で一番うまそうなのを探しました。完全にラベルだけで判断して。
さて、お味の方は。う~ん、かなりすっきりです。すっきりすぎます。封開けは、結構スカスカでした。それでちょっと寝かせてみることに。今、2ヶ月ぐらいですが、もうほのかに熟成香がのってきました。(この早さ、ヒネるのも早そう。) この熟成の甘さで、少し味を出そうと企んだわけですが、やっぱり奥行き感がないですね。香りもかなり控えめです。まあでも、どっしり重い酒よりは、我々にとっては飲みやすくていいです。この蔵の酒、雄町なんかがあると一度飲んでみたいですね。
お盆までは実家に帰れませんが、その前にちょっとだけ北海道気分を満喫してみました。
北海道産吟風/精米歩合45%。(製造年月 2005年11月)
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根知男山 吟醸酒

まだ、すっきりはしてるけど、ほのかに甘みがあってうまい。と言いたいところだけど、甘みに熟成香が伴っている。これがなければ申し分ないんだけど。熟成しても、何でもうまくなるわけではないのだ。
う~ん、次回はやっぱり純米吟醸を買おう。
米不明/精米歩合55%。(製造年月 2005年4月)
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澤屋まつもと 純米大吟醸

ただ、どんどん旨くなるので調子に乗って寝かせていたが、ヒネが始まりそうな香りが混じってきた。こういうときは、旨いうちに早く飲んでしまわないと。そう、暴飲族はすっきりまろやか熟成酒は大好きだが、古酒(独特のクセが出てきているもの)は嫌いなのだ。
そういえば、まつもとの純米吟醸も未開封でだいぶ寝ている。これを飲み干したら開けてみようかな。(製造年月 2004年1月)
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