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育休終了!

もう1週間も前の話になってしまいましたが、3月の3連休は家族で温泉に行ってきました。

この旅行は、ただの温泉旅行ではありません。嫁の育休を締めくくる、育休最後の旅行でした。

そう、もうこの4月から、嫁は仕事に復帰なんですね。

子供は2人と決めているので、今後、もう嫁が育休を取ることはないわけで、振り返ると長かったような短かったような。もうこの先、嫁の定年まで味わえない(?)、「もしも嫁が専業主婦の家庭だったら」を体験できた貴重な2~3年でした。

温泉にいる間は、子供の相手で忙しくて、そんなことを考える余裕などなかったわけですが、おいしいお酒は必要です。

というわけで、途中の道の駅で見つけた浦霞 EXTRAをきゅーっと。



スペックはこんな感じで、結構な高級酒です。



有名なお酒ですが、熟成してから出荷していたとは知りませんでした。このお酒、栓がコルクなので、こんなのも付いてるんですね。



日本酒の会に行って他の高級酒と比べたときに、ちょっと薄く感じたり甘みが足りなく感じたりした記憶がありましたが、単品で飲むと、めちゃめちゃうまいです。香りも、高級感があってかなり華やか。

さらに、ちょっとオマケ。

先日、出張のときに仙台駅で見つけた宮寒梅のカップ酒を温泉の近くのイオンで発見!このイオンは日本酒のレベル高かったですね~。



スペックはこんな感じ。



子供が寝静まってから、ゆっくり飲んでみました。宮寒梅にしては香りが少ないし、アルコール度数が低めなためか結構スッキリしてますが、これは、カップ酒のレベルではないです。普通に4合瓶で売ってるお酒をカップに詰めましたみたいな、問題なく地酒ですね。これはいいのを見つけました。仙台駅で新幹線の中で飲むお酒に困ったら、これを買えばいいわけですね。

とまあ、こんな風に楽しい旅行は終わってしまい、育休ももうすぐ終わってしまい、また共働きの生活が始まります。

だってしょうがない。僕の給料だけでは、

酒代が足りないんだもの!

嫁が日本酒の世界に復帰したら、うちは、保育料と酒代を両方払えるんだろうか?

ブログの記事が、くどき上手のばくれん裏・雅山流の香華ばっかりになったら、金欠だと思ってください。
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なんぶびじんと その他いろいろ

3月ということで、いろんなイベントがあるわけで、先週は職場で乾杯することになりました。

この日は、何を職場に持って行くか迷ったけど、飲んだことのないお酒で冒険する気分でもなく、やっぱり確実においしいお酒で、乾杯したかったわけです。

で、僕が選んだのは、南部美人 純米大吟醸 ひらがなラベル。で、これを持って行った結果、乾杯のお酒はこんなラインナップに。



なんぶびじん以外は、職場の僕の冷蔵庫に入っていた飲みかけのお酒たちです。白露垂珠は、結構スッキリ系。門外不出は適度な甘みと味の厚みがある感じ。雨後の月は、先日開けたときよりも、濃厚さが薄れてすごい飲みやすかった。甘みとまろやかさが絶妙で、完全に出来上がってます。そして、なんぶびじん、これはいうことなし。結構、濃さはあるのに、甘みが超フルーティーできれい。相変わらず、めちゃめちゃうまいです。

あと、こんなのも入っていたので、ついでに味見。



この九平次は、おいしいけど九平次にしては地味かな。真澄は、きれいで高級酒っぽい。

どれもおいしかったんだけど、やっぱり、雨後の月となんぶびじんが、ずば抜けていました。

3~4合飲んだところで時間が来たので、別会場に移動してパーティーへ出席。自分の部屋でおいしいお酒をたっぷりと飲んでいったせいか、パーティー会場では、日本酒には手を出せず。

いや、あのパーティー会場にあったのは、日本酒ではなく、日本酒風アルコール飲料に間違いない。仕方なく、キライなビールで場をつなぎ、パーティー後は行きつけのお店へ移動。

このお店では、久しぶりにゆっくりしました。十四代の純米の生から始まり、勝山の戦勝正宗とか、田酒の純米の熟成酒もうまかったなぁ。その後も、東北の地酒を中心に飲みながら、話も盛り上がり、う~ん、ちょっと飲みすぎたかも。

この日は、昼間からチビチビと飲み続けてた割には、たぶん、1升までは飲んでないと思うんだけど、それでも大満足。

さて、今週は飲まずにマジメに仕事してます。

冷蔵庫に入ってる、飲みかけのおいし~いお酒は気にせずに。

ぜんぜん、気にせずに。

ぜんぜん

ぜんぜん

まったく

ホントにまったく




ガマンは体によくないと思う
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宮寒梅 純米大吟醸 ひより

初めて聞く酒米ですが、宮城の酒造好適米だったんですね。

注いだときに、フワッと香りがただよいますが、口に含むとさらに広がります。

甘みは引き締まっていて、酸味とのバランスもいいですね。

アルコール度数が低め(15~16度)なのに、味の方は結構しっかりとした濃さを感じます。

香り系だけど、さっぱり系で、長めの余韻が心地いいです。一口一口を味わってしまいますね。

そういえば、今日は出張だったので、久しぶりに仙台駅の売店に立ち寄ってみたところ、宮寒梅の純米吟醸のカップ酒を見かけました。

だから何だって言われそうですが、要するに・・・・買って味見したかった!

さすがに、朝9時だったので、ガマンして酎ハイにしておきましたけどね。

ひより/精米歩合 50%。(製造年月 2009年5月)
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益荒男 大吟醸 斗びん囲い 5年熟成

先日、NHKで農口杜氏の番組をやっていました。

石川の酒はクセが強いものが多いので、香り系の冷酒マニアとしては、あまり手を出していません。しかし、番組を見ちゃうと、つい飲みたくなるわけで・・・。

というわけで、ホシザキくんの中を物色してみると、ありました。農口さんのお酒。

たしか、何年か前に封開けしたときには、穀物系の香りが強くて飲みづらかったんだっけ。それで、ずっと寝かせていました。

久しぶりに飲んでみると・・・・・。すごい、まったくヒネてない。封開けした状態での5年熟成で、これはすごいです。しかも、色もほとんど付いておらず、ほぼ無色。

穀物系の香りはまだ残っているものの、少し弱くなっていて、飲みやすくなっています。酒質はきれいですね。旨みも実に自然。

さっぱりしていて、硬さはまったくなく、でも、なんとなくフレッシュ感もあります。キレもいいですね。

好みド真ん中のお酒ではありませんが、レベルの高さに感動。封開けのときには、まさか5年も持つなんて予想できませんでした。当時は予想できないどころか、ド・ド・ド素人だったため、知らないお酒を片っ端から飲んでいました。5年経って初めてわかったこのすごさ。

うちの3台のホシザキくんの中には、おいしい冷酒と想い出と歴史が詰まってます。

米不明/精米歩合 不明。(製造年月 2004年10月)
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雨後の月 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 2年熟成

雨後の月が続きます。

ちょっと写真の背景がいつもと違いますが、職場の僕の部屋です。

そう、このお酒は、職場の冷蔵庫で2年間熟成させた思い入れのある一本。この2年間、冷蔵庫を開けるたびに、このお酒に会っていたわけです。

今年度の大仕事もなんとか終わったし、この日は職場で飲んじゃいました。

開けてみると、まずは吟醸香がふわわわ~んと。さすが、香り系の生原酒。ただ、十四代の本丸ぐらい香りが強いと記憶していたので、予想していたよりは、香り控えめ。

熟成したせいか、口当たりもまろやかで、舌の上でトロみも感じます。原酒だけど、後味もそんなに辛くない。アルコールのピリピリが気になりません。

甘みと酸味のバランスは抜群ですね。

高級酒のような洗練された旨さというわけではなく、やや飲み応えのある純米吟醸酒としての旨さですが、もういうことありません。

いつ開けるか、ずっと考えていましたが、今年は味のわかる人がいたので、やっぱりそういうときに開けないとね。

今、開けてよかった。まだちょっと残ってるので、続きは来週かな。封開け1週間後も絶対においしそう。

雄町/精米歩合 50%。(製造年月 2008年1月)
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雨後の月 純米大吟醸 八反錦

紹介が遅くなりましたが、バレンタインデーにもらったお酒の最後の1本。

八反錦で協会9号。この組み合わせで、まずい冷酒がありますか?ってことです。

うまいに決まってるでしょう~。

香りは、多少あるかなぐらいの感じかなと思いきや、口に含むと含み香はフワッと。でも、結構シャープで上品。

甘みはほどよくイチゴ系、そして、酸味がとにかくきれい。

もし、「一番好きな酒米は?」と聞かれたら、なんて答えましょう?

僕の場合、雄町かな?八反かな?う~ん、この2つで迷います。

八反錦/精米歩合 45%。(製造年月 2009年12月)
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発光路強力 純米吟醸

初めて飲みますが、栃木のお酒です。

何年か前に栃木に遊びに行ったときに買ったお酒なんですが、どうして開けなかったかというと、「強力」という酒米にビビったからです。(←弱虫!)

だって、強力を使ったお酒というと、なんか、燗酒向きのイメージがありますもんね。

というわけで、いつの間にか約2年の自家熟成をすることになってしまいましたが、そろそろヤバイかもと思い、とうとう開けてみました。

とりあえず、ヒネてはいなかったので、そこはセーフ。

もっと硬くて甘みの少ない味を想像していましたが、かなり飲みやすい。これなら、買ってすぐに飲んでもぜんぜんよかったじゃん!

辛さやきつさもなく、口当たりやわらか。この辺は、熟成が効いてるのかもしれません。甘みもほどよくあって、結構、きれいな純米吟醸酒といった感じです。

きれいと言っても、若干、穀物っぽい米の旨みのような成分が上乗せされていて(個人的には、穀物っぽい味わいはあんまり得意ではありませんが)、でも、それがシャープにすっきりまとまっています。

酒屋(那須の月井さんです)のご主人に、「もし、「強力」のお酒を飲んだことがなければ試してみては?」と勧められて買ってみましたが、フルーティーなお酒ばっかり10本ぐらい買う僕に勧めてくれたので、やっぱりある程度僕の好みを意識して勧めてくれてたんですね。

教訓:名前にビビらず、とりあえず、飲んでみよう!

粟野産強力/精米歩合 55%。(製造年月 2007年11月)
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