俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

悲しいけど、同じ日本人なのよね

2012-01-26 16:07:27 | 今日この頃
大学の後輩が

「就活に必死になってしまっている我々が、過去の日本の軍国主義を批判できるのか」

という内容をつぶやいていたのでちょいとそれに感化され書いていきたいと思います。

いや、批判できるのかどうかはどうでもいいんだけど、もう一般的な就職活動しかり、
企業に内定もらって永久就職みたいな話を夢見る時代は終わったよね。
終わったはずなんだけども、誰もが感じているのだけれども、
誰も学生にそのことをお教えてあげないよね。
もしかしたら教えている人もいるかもしれないのであれですが、
それをわからせようとしている人はいないし、多くの学生もいまいちわかってない。

このままいってもきっとうまくいかないという雰囲気はあるのに、NOとは言えない。
リクナビ・マイナビを利用しないと就活できないシステムが非道徳的なのか、
それ自体を営利目的過ぎて世の中を悪くしているという風にも思うのだけど、
やはり資本主義だから致し方ないと思うし、まぁ商売だからね。
問題は企業側やそういう就活支援サイトにあるんじゃなくて、大学にあると思う。
結局そういうところを利用した就職活動しか学生を誘導できないのがそもそもおかしいんだよ。
だってさ、うちの大学だって3年生の後期になって突然ガイダンス開いて、
こういう風に進めてください。みたいなことを平気で言ってるんだものなぁ。
このままいってもうまくいかないことがわかってる…問題はだれにとってうまくいかないかだが、
大学にとっては今のまま少ない受け皿となるジャパニーズビッグカンパニーに就職してもらえば万々歳で、
その後の社会のことなんてこれっぽっちも考えちゃいない…そんな気がします。
考える必要がそもそもないっていうのもあるだろうけど、教育においてビジョンがないのはどうかと思う。

このままいってもきっとうまくいかないのがわかってるという点では、
戦争に突入していった日本に似ているような気がするよね。

でも大丈夫。
それ以上に企業のグローバル化は著しく、
日本人の文系学生なんて公務員以外必要とされない時代が来るだろうから。
僕らも会社で隅に追いやられて居場所を失う、海外からやってきた労働者に負けて。
これから就活にあたる学生諸君も、すでに就職して働いてる我々もそんな競争して、
勝てるだけの力なんて学生時代に培ってこなかったからさ。
そうなることに気付いているのにどうしようもできないのである。

批判できるか?いや結局僕らは同じ日本人だね。納得しちゃうわけです。

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