たしかにもう若くない。若くないけども、年老いたわけでもない。自分等のなかに創造された思い。夢や憧れ。ひとを思う気持ち。親しみ、信頼や友情、愛情。これらが年を取って形を変えたとしても、衰えることはない。
だからかな。まわりの期待や思いに応えられる自分でいたい。互いにこんなもんじゃないところを示し続けたい。すべからくあなたもそうであってほしいと、私は切実に思う。
もし。志中場で立ち止まってしまうのなら、諦めてそこでやめてしまうのなら、私が教えてあげよう、前へ押し出してあげよう。そんなもんじゃないあなたを。我々は歳を重ねたからといって諦めてしまえる存在ではない。
そうでなければ、ここまでやれなかった。やってこられなかった。私はあなたほど強くもないし弱くもない。あなたも私ほど強くもないし弱くもない。愛すべき全ての人々が輝くならば、それに対して私も輝こう。もし彼らが曇ってしまうなら私が輝かせてあげよう。そういう生き方をしたいと思うのである。
だから、私も止まっていられない。長く生きれば生きるほど、選択を迫られるかもしれない。でも最後に思うのは、上でも下でもなく周りでもなく、あなたに、あなたちにとって恥ずかしくない、誇らしい私でいることを選びたい。誇らしい我々でいたいと思う。
そう。私を動かすのは矜持だ。義務感や連帯感からくる消極的なものであるかもしれないけど、肯定しよう。こんなところで終われない、がっかりさせられない。才能やタイミングではなく、意地の問題。やってやれないことなどない。
携帯を解約し、アプリの設定も終えた。さようなら、ドコモ関連アプリ(完全に消えないものもありますが)