ベイエリア独身日本式サラリーマン生活

駐在で米国ベイエリアへやってきた独身日本式サラリーマンによる独身日本式サラリーマンのための日々の記録

オアハカ・チーズ

2017-05-03 21:53:20 | 食材
 オアハカ・チーズは、メキシコ系スーパーマーケットで手に入るチーズだ。30代日本式独身サラリーマン諸氏が、酒の肴を求めて米国のスーパーマーケットをうろうろしていると、当然のようにチーズコーナーで足が止まるだろう。チーズは味もさることながら、保存性がよいため少しずつ食べられるので、一人暮らしの一人酒には適した肴だ。それに米国のスーパーマーケットには様々な種類のチーズがある。特に幼年期の我々にとって憧れの存在であった、トムとジェリーのネズミの方が美味そうに頬張る、穴のあいたチーズなどが普通に売られているので嬉しい。そんなチーズの中でも今回は、メキシコ原産のオアハカ・チーズを諸氏に紹介しようという企画だ。


この食材の特長は以下のとおりだ。参考にしてもらいたい。



①オアハカチーズ
オアハカとは、メキシコの山岳部の州の名前だ。このチーズの特長は『さけるチーズ』であるということだ。30代日本式独身サラリーマンは皆、さけるチーズが大好きで、夜遅くコンビニで弁当と缶ビールを購入する際にはついつい雪印のさけるチーズに手が伸びる。しかし雪印のさけるチーズは大人の親指ほどの大きさしかないため、少々物足りない。“人生で一度でいいから、裂こうか裂くまいか迷う必要もないくらい沢山の裂けるチーズを、思い切り頬張りたい”そう願ったことのある諸氏も少なくないはずだ。そんな夢を叶えてくれるのがオアハカ・チーズなのだ。


②入手方法
このチーズは以前にも紹介したメキシコ系スーパーマーケットのChavezで売られている。セビーチェやサルサが売られているデリコーナーに、まさに“ロング版雪印さけるチーズ”のようなオアハカ・チーズが量り売りされている。店員は親切なので、1/4ポンド注文すると1/2ポンド、1/2ポンド注文すると3/4ポンド入れてくれるので、必要な量よりも少なめに注文することだ。値段も雪印に比べると非常に安い。


③食べ方
インターネットの世界を覗いてみると、好事家たちによって『雪印さけるチーズはどのように食べると旨いのか』という議論や実験が数多く行われている。それを参考にしていろいろと試すには十分な量のさけるチーズが簡単に手に入るので、休日にすることのない30代独身日本式サラリーマン諸氏もいろいろと挑戦し、その道の権威を目指してみてはいかがか。ちなみに筆者はそのままムシャムシャと食べるのが好きだ。ワインやビールと合う。

最近、今村復興担当大臣が失言で辞職に追い込まれた。「愚かな人だな」とは思うが、彼のその問題の発言の前後を読むと、その発言が日本国民全員にテレビの前で頭を下げたうえ、辞職しなくてはならない程のものなのかどうかは筆者には判断がつかない。ただ、こんな陳腐な発言を嬉々として全国に知らしめることは、“権力の監視機構”などという大層な役割とは程遠いことは判断がつく。東北の人々には、悪意のない大臣の陳腐な発言を全国に垂れ流す人々の悪意にいちいち感情を煽られたりせずに、メキシコのチーズ職人のように淡々と毎日を生きていることを願うばかりだ。