まるみのあっちこっち巡り

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新宿御苑・大温室

2019-08-26 13:58:46 | お出かけ 東京



2012年に全面的な建て替えが行われた大温室。
たくさんの巨樹に会える都会のオアシス「新宿御苑」
大温室や旧洋館御休所などの施設にも足を運ぶと
半日は必要な程ですが、大温室をご紹介しましょう。







新宿御苑の前身である内務省内藤新宿試験場の時代、
1875年に建てられた100平方メートルの
ガラス張りの大温室で、洋ランをはじめ、
熱帯・亜熱帯の植物が栽培されていたそうです。







現在は、熱帯の植物を中心に約2,700種の
植物が育てられており、一年を通して
美しい花を楽しむことができるようになっています。







また、絶滅危惧種の保護・育成、
種子の保存にも力を入れているそうです。







見かけることの多い「オオベニウチワ」は、
明治時代の中期に渡来したそうです。
こちらの大温室でも早くから育てられていたのかしら?







「コエビソウ」とは面白い名前です。
思わずお好み焼きの具に使いたくなるような。







古代エジプトでは、このカミガヤツリの茎から
パピルスと呼ばれる紙を作りましたが、
アフリカでは今でも、船や家をつくる材料に
使われているのだそうです。

パピルスという名は覚えていても
この茎から作られていたとは・・・







祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色

平家物語の冒頭を覚えた時もありましたが、
沙羅双樹がどのような花なのかまでは
調べもしませんでしたが・・・。

この白い花であったのですね。
寒さに弱い沙羅双樹が、日本で育つのは難しく、
大変珍しいものだそうですよ。







普段はスルーしてしまう大温室ではありますが、
その偉大なことに改めて驚きました。
都会を背景にパチリとするのも良いけれど、
時々大温室にも足を運ぼうと思います。

入園料:一般500円

東京都新宿区内藤町11

2019.4.28

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