水稲病害虫の一斉防除が発表されました。
先月からトビイロウンカが飛来しているようです。
稲の害虫の中でもウンカは、
葉や茎から汁を吸って枯らしてしまう代表的な害虫です。
繁殖力が旺盛で、田んぼの一部に穴を開けたように稲を枯らし、
ときには田んぼを全滅させてしまうおそろしい害虫です。
享保や天保の大飢饉を引き起こした原因とも言われています。
ウンカは寒い日本では冬を越すことはできません。
ところがアジア大陸で冬を越したウンカが、
毎年6月から7月に、梅雨前線の気流に乗って飛んできます。
ウンカの中でも一番厄介なのがトビイロウンカで、
鳥の鳶(とび)によく似た茶色なのでつけられた名前です。
秋に繁殖して被害をもたらすことから秋ウンカとも呼ばれています。
特別栽培で使用予定の薬剤
アプロードロムダンモンカットF粉剤DL 4kg/10a当り
中干しが始まった田んぼ
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